















なかおかちまち





東京地下鉄(東京メトロ・銀座線)上野広小路駅





所在地:東京都台東区上野五丁目27
所属・路線:東日本旅客鉄道株式会社・東北本線
電報略号/事務管コード:オチ←ヲチ/441002
キロ程:3.0km(東京起点)
乗換:上野広小路駅(東京メトロ銀座線)
仲御徒町駅(東京メトロ日比谷線)
上野御徒町駅(都営地下鉄大江戸線)


概要:
駅名は、開業当時の町名(御徒町、仲御徒町)から付けられた。

歴史:
大正14(1925)年11月1日:鐵道省東北本線(電車線)の駅として開業。



乗り入れ路線:
JRの駅に乗り入れている路線は、正式な路線名称上は、新幹線が東海道新幹線と東北新幹線の2路線、在来線が東海道本線・東北本線・総武本線・京葉線の4路線であり、東海道本線を当駅の在来線における所属線としている。管轄会社は東海道新幹線がJR東海、東北新幹線がJR東日本となっている。これら各路線はすべて当駅を起点としており、当駅構内にはこれら各線の0キロポストが設置されている。ただし旅客案内では後述の運転系統名称が使用される。案内上の「東北(本)線」は長・中距離列車を意味し、それらはかつて上野駅発着であったため、当駅では用いられていなかった。現在は上野東京ラインが開業し、特に東海道新幹線における車内放送の乗り換え案内を中心に使われるようになった。なお中央本線についてもかつては当駅が正式な起点であったが、当駅 - 神田間における東北本線との二重戸籍区間を解消するため、JRへの移行に伴い中央本線は神田駅が起点とされた。ただし、現在でも0キロポストは設置されている。
運転系統では、JR東日本の新幹線ホームには、以下の路線の列車が乗り入れている。
東北新幹線
上越新幹線 : 大宮駅から東北新幹線に乗り入れている。
北陸新幹線(長野経由) : 高崎駅 - 大宮駅間は上越新幹線に、大宮駅からは東北新幹線に乗り入れている。
山形新幹線 : 新庄駅 - 福島駅間は奥羽本線を走行し、福島駅から東北新幹線に乗り入れている。
秋田新幹線 : 秋田駅 - 大曲駅間は奥羽本線を、大曲駅 - 盛岡駅間は田沢湖線をそれぞれ走行し、盛岡駅から東北新幹線に乗り入れている。
北海道新幹線(JR北海道) : 新青森から東北新幹線に乗り入れている。
また在来線に関しても多岐にわたる運転系統が発着する。これらの在来線各線のうち、京葉線と武蔵野線が同一の線路を共有している以外は、各系統ごとに専用の線路が割り当てられている。
東海道線・宇都宮線・高崎線・常磐線 : 東海道本線と東北本線の列車線を走行する中距離電車および特急列車。長い間、当駅は東海道本線列車線の起点であったが、平成27(2015)年3月14日より、新設された上野駅からの東北本線列車線が直結し、「上野東京ライン」の運転系統として、多くの列車が東北本線列車線を走行する宇都宮線・高崎線・常磐線へ直通運転をするようになった。
京浜東北線 : 東海道本線・東北本線の電車線を走行する近距離電車。
山手線 : 東海道本線・東北本線の電車線を走行する環状路線。
品川駅 - 新宿駅 - 田端駅では線路名称上の山手線を走行する。
中央線 : 中央本線の近距離電車。
神田駅から東北本線の専用線を経由して当駅に発着する。
横須賀線・総武快速線 : 両線で直通運転を実施している。
当駅以南は東海道本線地下線と支線(品鶴線)を経て大船駅から横須賀線に直通、当駅以東は総武本線を走行する。
京葉線・武蔵野線 : 西船橋駅より京葉線を介して当駅まで直通運転を実施している。
3-1 JR東日本




所属・路線:東日本旅客鉄道株式会社・東海道本線
電報略号/事務管コード:トウ/440101
駅番号:東海道線・・JT01 / 宇都宮線・・JU01 / 京浜東北線・・JK26 / 山手線・・JY01 / 中央線・・JC01
横須賀線・総武快速線・・JO19 / 京葉線・・JE01
(写真は丸の内側駅舎)

東西の駅舎を連絡する改札内通路は北・中央・南の3本があり、それぞれの通路に対応して丸の内側・八重洲側それぞれの地上に3か所の改札口がある。丸の内側の地下3か所と八重洲中央口の地下にも改札口があり、丸の内側は東京メトロ丸ノ内線や丸ビル・新丸ビル方面へ、八重洲側は八重洲地下街方面へ通じる。
このほか、新幹線の日本橋改札などがある。また、改札内通路の他に北口通路に隣接し東西の駅舎をつなぐ自由通路(1階・地下1階)がある。なお、南口にも東西の駅舎をつなぐ通路があるが、こちらは通行する人が限られている。

在来線の構内は非常に広い。1階は改札内商業施設が充実している。長年、地下1階はコインロッカーが多く商業施設が少なかったが、平成19(2007)年10月25日にJR東日本の商業施設「グランスタ」がオープンしたことにより人通りが爆発的に増えた。これに併せて待ち合わせ場所として有名なスポットであった「銀の鈴」のリニューアルが行われ、1階と地下1階を結ぶエスカレータが新設された。
対して、新幹線の構内はあまり広くなく、商業施設はホーム上にほぼ限られている。方面案内は以前は在来各線のフォーマットと同様の路線色(緑)バックに「番線数字・路線名・方面」が表記されたものだったが、平成17(2005)年12月10日のダイヤ改正で行先に関わらず20 - 23番線を柔軟に用いるようになると番線数字のみに交換され、同時に改札・ホームともにお知らせ表示機はフルカラーLED式に到着案内は液晶ディスプレイ式に発車標は全面的にフルカラーLED(一部は液晶ディスプレイ)による「列車名・発車時刻・行先・次の列車・停車駅と現在時刻(LEDとアナログ混在)」を表示するものに置き換えられた。
駅コンコースにはJR東日本の管轄エリアも多く、それらの店舗やレストランなどでは電子マネーとして、Suicaおよびこれと相互利用可能な交通系ICカードが利用できる。
(上写真は丸の内南口)
のりば:
在来線地上ホーム(1 ~ 10番線)
島式5面10線の高架ホームで、丸の内側から1・2・3…と順に振られている。中央線の1・2番線は3・4番線のさらに上、3階相当の高さにあり、2番線の直下に3番線がある。1・2番線はホームの両端は階段、それ以外は長いエスカレータとホーム中央にあるエレベーターでコンコースと結んでいるが9・10番線のエレベーターのみ地下1階まで結んでいる。エレベーターは南側にも設置されているが、こちらは業務用のエレベーターで係員の付き添いがないと利用することができない。9・10番線は南側のエレベーターが2つ設置されている。
5・6番線には、一部木造屋根と柱が残っていたが、開業当時からの面影を残す14本の柱は、平成26(2014)年度の改修工事で一旦撤去され、今後同ホームで保存・展示される。また、約103m分の屋根は新しい屋根に置換える。
山手線ホームの階段付近には平成18(2006)年末頃から方面案内が設置され、同時に出口・乗り換え案内も設置された。
1・2番線の発車標は路線図(停車駅案内)と一体化したものが使用されている。
1・2番線には中央ライナー・青梅ライナーのライナー券と特急「あずさ」号・特急「かいじ」号の自由席特急券の自動券売機が設置され、7~10番線にはSuicaグリーン券と特急「踊り子」号の自由席特急券(9・10番線のみ)の自動券売機が設置され、9・10番線には湘南ライナーの普通車のライナー券の自動券売機が設置されている。このライナー券の自動券売機は品川駅などと同様、500円以上の現金を投入すると自動で発券し、また、発車1分前に販売を終了する。ライナー券の自動券売機はSuica等の交通系ICカードは使えない。
以上のように、高架、地上、地下の全ホームを合わせて11面22線のホームがあり、JR東日本の駅では最多のホーム数である。
在来線 地上ホーム

特急「(スーパー)あずさ」「かいじ」(左写真:2番線)
5番線 山手線 外回り 品川・渋谷方面
6番線 京浜東北線 南行 蒲田・関内方面

常磐線特急「ひたち」・「ときわ」(左写真:8番線から9・10番線側・・上野東京ライン開通前)

特急「(スーパービュー)踊り子」、寝台特急「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」は9番線発車(右写真)
7・8番線から発車する東海道線の列車は、夜間の平日2本・土休日1本のみである。7・8番線の現地標識は上野東京ラインと東海道線が併記されていたが、利用者の混乱防止のため、現在は階段付近の標識はテープで「東海道線」の表記を隠してある。
JR東日本 新幹線ホーム

上越・北陸(長野経由)新幹線 高崎・長岡・新潟・長野・富山・金沢方面
(写真は、東海道新幹線15番線から23番線方向を見る)。

1・2番線(写真柱の向こう側)
横須賀線 下り 横浜・大船・鎌倉・逗子・横須賀・久里浜方面(一部始発3・4番線)
特急「しおさい」「成田エクスプレス」
3・4番線 総武線(快速)錦糸町・船橋・津田沼・千葉・成田空港方面(一部始発1・2番線)
特急「成田エクスプレス」
京葉地下ホーム
1 ~ 4番線 京葉線・武蔵野線 舞浜・海浜幕張・蘇我・西船橋方面
(特急「さざなみ」「わかしお」は1・2番線発着)
3-3 JR東海



所在地:東京都千代田区丸の内一丁目9-1
所属・路線:東海旅客鉄道株式会社・東海道新幹線
電報略号:トウ
(写真は八重洲側駅舎:駅舎そのものはJR東日本所有)
JR東海東海道新幹線はJR東日本の新幹線の隣の東側(八重洲寄り)にあり、その部分は自社管理区域となっていて標識のフォーマット、各種宣伝や広告などもJR東海のものである。
JR東海直営のみどりの窓口はJR東日本のそれとは違い「新幹線・JR全線きっぷうりば」と簡潔な表現で大書されており、相互に発売可能なJR東日本と競争している。JR東海系列の東海キヨスクの店舗もある。
専用改札口は八重洲改札と、JR東日本の新幹線と並んで設置されている日本橋改札他全部で5か所がある。丸の内側からはJR東日本の在来線改札内経由(中間改札)で改札内に入れる。八重洲口を含めた出口・駅舎はJR東日本の所有のものを共同使用する形となっている。また一部の改札口には自動改札機が設置されていない。
新幹線中央乗換口、新幹線南乗換口ともに窓口業務を含めて新幹線メンテナンス東海に委託している。
商業施設はホーム上にほぼ限られているが、平成18(2006)年2月22日のJR東海社長の定例会見で「新幹線改札口を5か所から6か所に増やす」「内装や外装を全面的にリニューアルする」などの旨を明らかにしている。平成24(2012)年1月に工事は完了し、2月25日より「八重洲南口改札」として開設した。また、同時に「八重洲中央口改札」の名称が「八重洲中央北口改札」に変更された。
以前は各ホームエレベーターは南に業務用のエレベーターが2台のみ設置され利用する際は係員の付き添いがないと利用できなかったが、現在は新たにホームの中央に客用のエレベーターが1台設置されたため係員の付き添いがなくても利用できる。
構内北端が東京メトロ東西線(大手町駅)と地下でつながっている。
のりば:
新幹線ホーム(14 ~ 19番線)
島式3面6線の高架ホームである。このうち14番線は23番線のすぐ東にある。14・15番線は神田寄りが丸の内側へ湾曲している。前述したが、コンコースでは改良工事が行われている。
14・15番線の神田寄りが大きくカーブしているのは東北・上越新幹線との直通を想定したためであったとされている。
14・15番線では平成20(2008)年9月17日より、16 ~ 19番線では同年12月12日より、「のぞみ」で平成15(2003)年まで使用されていた車内始発・終着用チャイムが発車メロディとして使用されるようになった。JR東海の発車メロディの導入はこれが初の事例である(313系に搭載されている車外メロディは除く)。
各改札・ホームとも発車標とお知らせ表示機はフルカラーLED式のものが使用されその他フルカラーLED式の乗車位置案内も各ホームに設置されている。改札口上部に掲げてある発車標は、3種別の本数の割合を考慮した「のぞみ」単独の発車案内と「ひかり・こだま」を合わせた発車案内の2台となっている。
ゼロキロポストの他、記念モニュメントも複数ある。18・19番線の8号車乗車位置付近のホーム中央床面には起点と方位を示すレリーフが、同ホーム南端には十河信二のレリーフと座右の銘「一花開天下春」があしらわれた建設碑が、同ホームの下、中央乗換口(新幹線改札内)の東端壁面には「東海道新幹線 この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された」と記された銘版がある。
のりば:
14 ~ 19番線 東海道新幹線 名古屋・新大阪方面
3-2 東京メトロ

所属・路線:東京地下鉄株式会社・丸ノ内線
電報略号:トウ
駅番号:M17
丸の内側に位置する島式ホーム1面2線を有する地下駅である。比較的地下浅い所にある。八重洲に出るためには北側自由通路を通ってJR構内

平成20(2008)年春に、ホームの側壁に女子美術大学の非常勤講師2名によるデザインのアートウォール「自由に走る丸ノ内線」が設置された。コンセプトは「歴史と自然とトレンドの融合」で、営団500形電車で使われていた銀色のサインウェーブを下部に再現するとともに自由に飛ぶ鳥を随所に設置した。

1番線 丸ノ内線 銀座・新宿・荻窪方面
2番線 丸ノ内線 大手町・池袋方面
参考資料:Wikipedia(2016年9月10日)

酒類:(酒税法上)単式蒸留しょうちゅう(旧、焼酎乙類)
酒類通称:純米焼酎
原材料:米麹
度数:25度
容量:100ml
製造所:薩摩酒造株式会社(鹿児島県枕崎市立神本町26)
ビン詰め:平成17月1月3日(36-3)
薩摩酒造は、昔「白波」という名前で数多くの焼酎を出していたが、最近では別の銘柄で出すようになった。
この「純米 白波」は、芋ではなく、米の焼酎。他に、芋はもちろんのこと蕎麦、麦などの焼酎がある。
ラベルバラエティ
(写真左)36-1・・薩摩酒造所在地:鹿児島県枕崎市西鹿籠4131


しながわ
JR東日本の在来線各線(後述)、JR東海の東海道新幹線、京浜急行電鉄の本線が乗り入れるターミナル駅である。このうち、JRの駅には「SGW」のスリーレターコードが、東日本各線にはこれも後述の駅番号が付けられ、京急の駅には「KK01」の駅番号が付けられている。
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線と山手線の2路線で、そのうち、東海道本線を当駅の所属線とし、山手線は当駅が起点となっている。東海道本線は川崎駅経由の本線と武蔵小杉駅経由の支線(通称:品鶴線)とが当駅で分岐する。この中で東海道本線東京駅方面を除く3方向ではJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っている。旅客列車の運転系統は次の4系統であり、それぞれ専用の線路が割り当てられている。旅客案内でも以下の系統名称が使用される。
東海道線 : 東海道本線東京駅方面 - 当駅 - 川崎駅方面の列車線を走行する中距離電車および特急列車。また、東京駅を経由して、東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線に直通する上野東京ライン系統の列車も運転されている。ただし常磐線方面は一部の臨時特急・急行列車を除き当駅発着である。 - 駅番号「JT03」
京浜東北線 : 東海道本線東京駅方面 - 当駅 - 川崎駅方面の電車線を走行する近距離電車。南行は横浜駅から根岸線への直通運転も実施している。- 駅番号「JK20」
山手線 : 東海道本線東京駅方面の電車線と線路名称上の山手線渋谷駅方面の電車線とを直通運転する環状路線- 駅番号「JY25」
横須賀線 : 東海道本線東京駅方面の地下線と品鶴線武蔵小杉駅方面とを直通運転。大船駅より線路名称上の横須賀線に乗り入れる。大船駅発着の特急「成田エクスプレス」もこのルートで運転される。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。 - 駅番号「JO17」
JR東日本・JR東海の駅は、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
2027年に開業する予定のJR東海リニア中央新幹線の首都圏側の始発駅になることも正式に決まっている。
京浜急行電鉄は、当駅を経由し、都営地下鉄浅草線、京成電鉄、北総鉄道北総線、芝山鉄道芝山鉄道線まで最大で5社の相互直通運転を実施している。
歴史:
品川駅の西口側は三田 - 高輪台に跨る台地の裾野に位置する。開業当初、線路は海岸線に沿って建設され、線路よりも東側は海だった。港南側の大部分は明治時代以降に埋め立てにより造成された土地である。
明治4(1871)年9月10日 - 品川駅舎工事着工
明治5(1872)年1月20日 - 西洋建築平屋建の品川驛(当時は「品川ステーション」)の駅舎が完成。総工費約5,427両
6月12日(旧暦5月7日) - 当駅 - 横濱驛(初代。現在の桜木町駅)間が仮開業し、当駅も営業開始
10月15日(旧暦9月13日) - 初代新橋驛(後の汐留駅) - 当駅 - 横濱驛間正式開業
新橋驛よりも先に開業したことになり、櫻木町驛とともに日本一古い鉄道駅の一つということになる。そのため、東海道本線ホームの発車メロディが『鉄道唱歌』となっている。同歌において品川は、第1集東海道編第3番に「窓より近く品川の 台場も見えて…」と歌われている。
明治18(1885)年3月1日 - 日本鐵道品川線(現在の山手線)が乗り入れ
明治31(1898)年4月1日 - 貨物取り扱い開始
明治39(1906)11月1日 - 日本鐵道、鉄道国有法により国有化
明治42(1909)10月12日 - 線路名称制定により東海道本線の所属となる。
大正3(1914)年12月20日 - 京濱線(現在の京浜東北線)運転開始
昭和20(1945)年5月24日 - 太平洋戦争による空襲で被災

昭和39(1964)年10月1日 - コンテナ貨物取り扱い開始
昭和51(1976)年10月1日 - 総武快速線当駅まで乗り入れ
昭和55(1980)年10月1日 - 総武快速線と横須賀線の運転系統が統一され、直通運転を開始(SM分離)。一般向けコンテナ・車扱貨物の取り扱い全廃。駅南東に広がっていた貨物ホーム撤去。これに伴い、横須賀線は東海道線ホーム発着ではなくなった。
昭和62(1987)年4月1日 - 国鉄分割民営化、国鉄の駅はJR東日本・JR貨物が継承
平成6(1994)年12月3日 - 貨物列車の設定がなくなる。
平成9(1997)年5月26日 - 東海道新幹線品川新駅起工式挙行
平成10(1998)年3月26日 - 構内のJR貨物品川機関区が川崎貨物駅構内に移転、川崎機関区(現 新鶴見機関区川崎派出)に改称
11月1日 - 東西連絡通路(レインボーロード)完成、橋上駅舎化
これ以前には、当駅には線路を越えて東西を結ぶ自由通路が設置されておらず、東口方面と西口方面を歩いて行き来するには入場券を購入して駅の改札内を経由する必要があった。その関係で当駅には定期入場券を購入する利用者が多く存在していたが、東西連絡通路の完成で解消されることとなった。
かつての品川駅には、西口改札を入って左にある階段を降りたところにJR線の各ホームへ向かう連絡通路が設置されていた。この連絡通路は地下にあったため豪雨で冠水することがあり、これが原因で列車の運行に支障をきたしたこともあったが、駅の橋上化により解消された。
平成13(2001)年11月18日 - ICカードSuica供用開始
平成15(2003)年10月1日 - JR東海の東海道新幹線品川駅開業。開業記念セレモニーの一環で、ソニーの「QRIO」が当駅から静岡駅まで「ロボットの乗客としては初めて」新幹線に乗り込んだ。
平成16(2004)年3月3日 - 港南口駅ビル(JR品川イーストビル・アトレ品川)開業
平成17(2005)年10月1日 - ecute開業。大宮駅に次ぐ2例目
平成20(2008)年3月15日 - この日のJRグループのダイヤ改正により、東海道新幹線は全列車停車となる。また、横須賀線新ホームの使用を開始し、当駅始発・終着列車が新設される。
平成27(2015)年3月14日 - 上野東京ライン(東北縦貫線)が完成し、上野駅が終着であった宇都宮線・高崎線・常磐線の列車と東海道本線の列車の相互乗り入れ開始。尚、常磐線については当駅が新たな終着駅となった。
京急
明治37(1904)年5月8日 - 品川驛(現 北品川駅) - 八幡驛(現 大森海岸駅)間開業
明治38(1905)年12月24日 - 品川驛(現 北品川) - 神奈川驛間開通
大正13(1924)年3月11日 - 京濱電氣鐵道の髙輪驛開業。従来の品川驛を北品川驛に改名。髙輪驛 - 北品川驛間は東京市電と共用とした。
昭和8(1933)年4月1日 - 髙輪驛 - 北品川驛間の市電共用を廃止し、自前で品川驛乗り入れを実施すべく品川驛 - 北品川驛間に線路新設、同時に品川驛開設。横濱驛以北を改軌 (1372 mm → 1435 mm) し、当駅 - 浦賀驛間直通運転開始。湘南電車品川驛乗り入れ、髙輪驛廃止
昭和17(1942)年5月1日 - 東京急行電鐵の駅となる。
昭和19(1944)年5月1日 - 当駅 - 黄金町驛間および横濱驛 - 浦賀驛間に運転系統を分離
昭和23(1948)年6月1日 - 京濱急行電鐵の駅となる。
7月15日 - 当駅 - 浦賀驛間直通運転復活
昭和27(1952)年7月6日 - 当駅 - 逗子線逗子海岸駅(現 新逗子駅)間で「海水浴特急」運行開始
昭和43(1968)年6月21日 - 当駅から泉岳寺駅までが開通。都営地下鉄1号線(現 浅草線)と相互乗り入れ開始。主に特急・急行が乗り入れ
平成4(1992)年4月16日 - 「京急ウィング号」運行開始
平成5(1993)年4月1日 - 空港線の羽田駅(現 天空橋駅)開業に伴い、同線直通列車運行開始
平成7(1995)年4月1日 - 快速特急の最高速度を当駅 - 横浜駅間120km/h、横浜駅以南110km/hに引き上げ。特急は全線110km/hで運行
平成9(1997)年10月4日 - 都営浅草線直通特急の12両運転区間が当駅まで延長される。空港線へ直通する特急が登場し、都営浅草線直通列車を大幅に増発
平成10(1998)年11月18日 空港線羽田空港駅(現 羽田空港国内線ターミナル駅)開業に伴い「エアポート快特」・「エアポート特急」運行開始。
平成11(1999)年7月31日 - 京急線の白紙ダイヤ改正が実施される。
それまでの快速特急について略称として定着していた「快特」を正式名称とした。
京成線および都営浅草線からの直通急行がすべて羽田空港駅発着になり、通常時のダイヤから当駅発着がなくなる。
平日朝に運行されていた通勤快特を廃止し、金沢文庫駅で快特に種別を変更する特急として運行。
「エアポート特急」を「エアポート快特」に統合。
都営浅草線直通の横浜方面発着の特急を日中は全列車、ラッシュ時も一部列車を快特に格上げ。
金沢文庫駅で快特と増・解結を行い、当駅 - 新逗子駅・浦賀駅を結ぶ列車を設定。当初は休日のみであったが、後に平日にも拡大。
平成19(2007)年3月18日 - ICカードPASMOを導入、Suicaとの相互利用開始。同時に首都圏の私鉄としては初めての試みとして全駅構内(売店、飲食店、自動販売機)でPASMO電子マネーを導入。
平成22(2010)年5月16日 - この日のダイヤ改正により新設された「エアポート急行」の停車駅となる。同時に「エアポート快特」は当駅 - 羽田空港駅間のノンストップ運転となる。
駅構造:
西側から京急、JR東日本、JR東海と大きく分けて3つの部分で構成される。
所在地:東京都港区高輪三丁目26-27
所属・路線:東日本旅客鉄道株式会社・東海道本線
電報略号/事務管コード:シナ/460106
乗入路線:(上記)
□ 京浜東北線(東海道本線電車線)
6.8km(東京起点)
□ 山手線(山手線電車線・東海道本線電車線)
0.0km(品川起点)
◄ 田町(2.2km)■(2.0km)大崎 ►
□ 横須賀線(東海道本線地下別線・品鶴線)
0.0km(品川起点:品鶴線の起点として/東京から6.8km)
構内の中央に位置し、山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線のホームがある。島式ホーム7面14線と単式ホーム1面1線で構成され、西から1番線 - 15番線と並ぶ。東海道線は5・12番線が本線である。京浜急行電鉄と1・2番線ホームの間には山手線の留置線が数本ある。また、東海道下り本線にある電留線(札の辻群線3 - 22番)や洗浄線(白金群線)などは当駅構内の扱いである。よって、本線からの到着以外のルート構成は品川駅にある高輪信号所が扱っている。
南側の改札内コンコースの西側には京急のきっぷうりばや京急連絡改札口があり、京急の下りホームに直結している。構内には駅ナカ商業施設として「ecute 品川」と「ecute 品川サウス」がある。かつて当駅にはチップトイレが存在していた。便器の一部に温水洗浄便座が使用されている。
1番線の東京寄りに、山手線の0キロポストがある。
上野東京ライン開業前の臨時ホームの駅名標は、両隣の駅が川崎駅・新橋駅と東海道線に準拠した表示になっていた。また、下り方は東海道線以外に横須賀線(西大井方面)・山手貨物線(渋谷・新宿方面)の発着が各番線で可能である。
のりば:
1番線 山手線 内回り 東京・上野・駒込方面
2番線 山手線 外回り 渋谷・新宿・池袋方面
3番線 京浜東北線 北行 東京・上野・大宮方面
4番線 京浜東北線 南行 蒲田・横浜・桜木町・大船方面
5番線 (工事のため)使用停止
8番線 (臨時ホーム)
10・11番線 上野東京ライン(常磐線・快速)東京・上野・松戸・柏・取手・土浦・水戸・高萩方面
11・12番線 東海道線 下り 川崎・横浜・小田原・熱海・伊東方面
13・14番線 総武線(快速)上り 錦糸町・船橋・千葉・成田空港方面
特急「成田エクスプレス」
14・15番線 横須賀線 下り 鎌倉・逗子・久里浜方面
新幹線ホームやその東側は、1990年代半ばまで品川機関区や貨物取り扱い施設、新幹線の車両基地があった。駅上部のJR東海品川ビルには、JR東海東京本社が入居する。東海道新幹線品川駅の構想自体は日本国有鉄道(国鉄)時代から存在し、国鉄分割民営化時にJR東海に継承された。JR東海がJR東日本から新幹線ホーム建設用地を購入する際、時価売却か簿価売却かで一悶着あった。駅舎などの設備は平成9(1997)年5月26日に着工し、6年4か月かけて平成15(2003)年9月15日に完成した。東海道新幹線の駅としては最も新しい駅である。
東海道新幹線品川駅が建設された理由として、当駅折り返し列車の設定による東海道新幹線の輸送力増強が大きな目的とされ、東京駅から東京第一車両所・東京第二車両所に出入りする回送列車との競合を回避することで、1時間に4本の増発が可能であるとされたが、平成15(2003)年10月1日の開業以降しばらくの間当駅折り返し定期列車が設定されていなかった。平成19(2007)年7月1日ダイヤ改正にて、N700系による当駅始発列車「のぞみ」99号博多行(6時00分発)が新設された。

平成20(2008)年3月15日ダイヤ改正から全列車が停車。これにより一部相互発着という手法で列車を停車させている。改正前日までは新大阪駅発着の「ひかり」のみ全列車が停車し、「のぞみ」は約6割停車、広島駅・岡山駅発着の「のぞみ」と一部の「ひかり」は通過となっていた。
平成26(2014)年よりJR東海は東海道新幹線停車駅の自動改札機を順次更新する計画があるが、品川駅は最初に新型の自動改札機が設置される予定である。なお、東海道新幹線の駅で初めて、開業当初からフルカラーLED式発車標が設置されていた。新幹線北乗換窓口が新幹線メンテナンス東海に委託されている他は直営である。


23・24番線 東海道新幹線 下り 名古屋・新大阪方面(上写真右:700系が入線しているのが23番線)
(上駅名標横写真:500系が東京まで運転されていた頃の24番線)
平成23(2011)年6月7日に開かれた記者会見において、品川駅は中央リニア新幹線の首都圏側の始発駅となることが正式に発表された。
平成28(2016)年1月27日に駅建設工事が着工されている。品川車両基地跡地再開発関連
JR東日本が平成26(2014)年6月3日に、2020年の東京オリンピック開催に合わせ田町駅と品川駅との間(品川車両基地跡地)に新駅を暫定開業させると公式発表した。
