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fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

カテゴリ:免許・資格( 417 )

自動車運転免許

日本の自動車運転免許は、道路交通法の規定により、自動車や原動機付自転車の運転が特別に許可される国家資格である。
自動車運転免許証(以下、単に免許証と記す)はその許可されていることをを示す公文書であり、国家公安委員会・警察庁交通局の管理監督を受けるもの。
実際の業務は法令の委任により都道府県警察が行っており、各都道府県公安委員会名で交付される。
免許の交付(取得)のためには適性試験・技能試験・学科試験に合格しなければならない(小型特殊免許、原付免許は技能試験が課せられないが、原付免許は学科試験に合格しても講習を受けないと取得できない)。本来、個人所有のものではないため許可日(有効期間)が過ぎた免許証は、速やかに都道府県公安委員会に返納しなければならないが、一部の都道府県公安委員会(警察署)では無効の処理をし、回収を行わない箇所もある。この免許証は、制度の改定により度々その体裁が変更されてきた。

自動車運転免許の歴史
明治36(1903)年8月20日
愛知縣にて乗合自動車營業取締規則が日本で最初に自動車に関する法規として制定された。免許の対象は乗合自動車(乗合馬車が中心)のみであった。自家用自動車に関しては届出制で、 同年中に長野、京都、富山、鹿児嶋などが 次々と自動車取締規則、自動車営業取締規則を制定した。運転手の鑑札(免許証)の取得に関しては、「満20歳以上で、試験の結果運転技能ありと認めた者」と規定されているように、試験が存在していた。これが免許制度が義務化された最初である。
その後10年ほどで大部分の都道府県で制度化されていく。

明治40(1907)年2月19日
自家用車の運転免許について最初に定めたのは謍視廰(東京府)の自動車取締規則で、それまで自由であった自家用車の運転も運転免許証(当時は木製の鑑札)が必要となった。
鑑札は、「木のふだ」に焼き印で、表に「第○号自動車運転手鑑札、住所、氏名、生年月日が記され、裏に下付年月日と下付した警察署の焼き印が押されていた。
国内で初めて免許証を取得した人間は「渡辺守貞」 三井銀行社長「三井高保」の運転手。14年後踏切で車と列車の衝突事故を起し免許取消第1号も同人。
乗合自動車乗務員の免許証取得方法は、免許無で車で謍視廰まで行き、そのまま警察官を隣に乗せ試験実施。 コースは一時間十哩以上走行。運転手免許のほか車掌免許があった。免許証はこちらも木製だった。

大正3年頃まで
全国44道府県で自動車営業取締規則/自動車取締規則が定められた。ただし、二輪に関しては車両の登録は必要であったが、運転免許は必要なかった。

昭和8(1933)年
当時の免許証の種類としては『小型』、『普通』、『特殊』の3種類だったが、就業運転手、特に悪質な円タク運転手への苦情に対して、現在の二種免許に通じる就業免許が新設された。
(昭和13(1938)年、戦時体制の中、運転手不足に対応するため廃止された)。

昭和35(1960)年6月25日
道路交通法が改正され、指定自動車教習所制度を導入された。これにより、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると、運転免許取得時の技能試験が免除されるようになった。 


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昭和47(1972)年9月交付の免許証

この年、昭和47(1972)年に自動二輪免許は技能試験車両の排気量によって、小型限定(100cc~125cc)となる制度が出来、それまで、自動二輪車であればすべての車両に乗れたものに制限が加わった(運転できるのは125ccまで)。
(ちなみに、大排気量の試験車は300cc~400ccだった)。

免許証では、昭和41(1966)年にそれまでの紙製・4つ折りからビニール製・2つ折りになっていたが、上記の改定については、追記事項のため変更はなかった。

この体裁の免許証は、現在の裏面備考欄も同一面で見られるのが特徴。
表記は和文タイプによるもののため、専用の用紙に交通安全協会職員や行政書士などが印字を行っていた。

免許証番号の右側(「」のあと)にはコンピューター照会のための8桁のカナ表記があったが、氏名漢字の音読み中心、濁点・半濁点がないことからおかしな表記になってしまったものに一部で苦情が寄せられ、のちに廃止されることになる。


昭和48(1973)年4月 有効期間の誕生日化(本来の有効期間後、一番近い誕生日まで)され、免許証も1枚もののカードタイプになる。


a0057057_14305144.png昭和50(1975)年9月交付の免許証

免許制度としては、昭和50(1975)年に二輪の試験車両が小排気量(100~125cc)、中排気量(300~400cc)、大排気量(700cc以上)に分類された。
大排気量車を使用した試験に合格した者には排気量制限なしの二輪免許が、中排気量を使用した試験の合格者は「中型限定二輪免許」が、小排気量を使用した試験の合格者は「小型限定二輪免許」がそれぞれ与えられた。
このことにより、700cc以上の大型バイクに乗るのには、中型限定の場合、その限定を解除する必要が生じ、それも免許試験場でのいわゆる一発試験のみでしかできない、試験対策としての教習もままならないことから、一躍、(いわゆる大型二輪免許が)高嶺の花免許となってしまった。それはのちにアメリカのハレーダビットソン社から大型二輪車販売上の障壁であるとの指摘につながり、結局はアメリカ側の要請に折れる形で現行の大型・普通二輪の区分に移行せざるを得なくなる。


a0057057_11350701.png昭和56(1981)年4月交付の免許証

制度や免許証の体裁には変更がないが、免許証への印字が和文タイプからワープロに変わり、ドット文字になっている。

a0057057_16094537.png平成3(1991)年8月交付の免許証

この年、平成3(1991)年11月1日、普通自動車免許にオートマチック限定(通称 AT限定)免許が定められた。
免許証上、このことは追記事項のため大きな変更点はみられなかったが、青色帯の色が従来より濃くなったこと、「運転免許証」(縦書き)の文字が青色にかわり、また、取得者から不評だった免許番号に続くコンピューター照会用のカナ表記が廃止された。
(注、上記変更点は、必ずしもこの免許証交付時のものではない)。

a0057057_08100861.png平成6(1994)年5月10日、道路交通法の改正により、5年以上無事故・無違反の優良運転者に限り、免許更新期間が5年に延長され、免許証の有効期限記載欄が金色の優良運転者免許証、通称「ゴールド免許」となる。(同時に、新規取得者は「緑色」、その他は「青色」の色分けがされた)。
対象となる「5年間」は、運転免許証の更新の場合、免許の有効期限年の誕生日から41日前の日以前の5年間である。ゴールド免許になるかどうかを判定する期間が、運転免許証更新年の誕生日40日前であり、この時点で交付される運転免許証が、ゴールド免許になるかが決定され、公安委員会からの通知葉書に「優良」と反映される。なお、別の種類の免許(仮運転免許を除く)を取得した場合は、当該免許に係る適性試験に合格した日から過去5年間となる。

画像:平成6(1994)年5月9日交付の免許証
改正前日の交付のもので、更新期間5年の適用がされなかったためか、有効期限は3年のまま。

また、この改正以降新規取得及び5年以内(平成11(1999)年5月までの間)に更新または再発行時に免許証のサイズが小型化されたもの(現行の縦5.4cm×横8.56cm、いわゆるクレジットカードサイズ)になった。
免許の種類の表示は、これまでの0・1表示から12コマの略号表示に変わっている。

a0057057_09385859.png平成19(2007)年6月2日以降【普通】は【中型(8t限定】(8tは車両総重量)」(表示:「中型車は中型車(8t)に限る」)に移行している)

平成19(2007)年12月交付の免許証

a0057057_10334146.png画像:平成20(2008)年2月交付(新規取得)の免許証

ー 調整中 -

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平成22(2010)年下半期以降に交付された免許証は、個人情報保護の観点により、カード内のICに本籍の内容を電磁的に記録することで、券面の本籍欄そのものがなくなった。

写真:平成29(2017)年10月交付の免許証

平成31(2019)年3月から有効期限に西暦が加わり、元号は括弧閉じに変更された。

出典・参考:「運転免許証の歴史」
(閲覧:2019.6.-2)

Wikipedia「運転免許証」(最終更新 2019年6月15日)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E8%BB%A2%E5%85%8D%E8%A8%B1%E8%A8%BC(閲覧:2019.6.17)


by fbox12 | 2019-06-25 20:27 | 免許・資格

学芸員資格

a0057057_21204485.png学芸員資格(国家資格)
根拠法令:博物館法

概要:
学芸員(がくげいいん)は、日本の博物館法に定められた、博物館(美術館・天文台・科学館・動物園・水族館・植物園なども含む)における専門的職員および、その職に就くための国家資格のこと。欧米の博物館・図書館・公文書館では職種としてキュレーター(curator)が置かれているが、日本ではキュレーターを学芸員と訳している。
学芸員の職については、博物館法(昭和26年法律第285号)の第4条第3項に定めがあり、「博物館に、専門的職員として学芸員を置く」とされている。また、学芸員補という職もあり、学芸員補は、学芸員の職務を助けるために博物館におかれる職である(博物館法第4条第5項・第6項)。なお、ここでいう「博物館」とは、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料を扱う機関のことであり、「博物館」の名称を持つ施設のほかにも、美術館なども含まれている。

職務:
学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業についての専門的事項をつかさどる(博物館法第4条第4項)。一般に、学芸員が行う職務の類型は、研究・調査、収集・展示普及、保存・管理とされ、展示普及においては社会教育施設における教育従事者としての立場も含まれる。

学芸員となる資格:
「学芸員となる資格」(博物館法第5条)は、文部科学省が所管する国家資格でもある。資格習得にあたっては、博物館法が定めるところにより、大学において所定の博物館に関する科目の単位を修得すること(法律・経済系の学部には単位取得可能な講座がないことが多い。文学・教育学部で講習を受ける必要がある)、または、単位修得に相当すると認められる実務経験などによって文部科学省の認定を受けることが必要である。したがって、学芸員の分野は各々の学芸員の専門性によって多岐に渡り、主なところでは「美術史」「考古学」「民俗学」「自然史」「科学」「生物学」「古生物学」「地学」「宇宙・天文学」等がある。

学芸員資格認定
博物館法第5条第1項第3号の規定に基づいて文部科学省が実施する学芸員資格認定において認定されれば学芸員の資格を得ることが出来る。
具体的な認定の方法として、試験を受けて合格することで資格を得られる試験認定と、論文などの審査を行い博物館に関する学識や業績があると認められれば資格を得られる無試験認定がある。
試験認定については、受験資格が定められており、受験科目は、博物館学等に関する必須科目と考古学や自然科学史などから選択する選択科目がある。大学等において指定の単位を修めている者は当該科目の受験が免除される。
なお、実務経験の無い者は、試験に合格しても学芸員補の職に1年以上従事しなければ学芸員となることは出来ず、その場合、効力条件付きの合格証書が交付されることになる。

大学等で単位を修得
博物館法第5条第1項第1号には「学士の学位を有する者で、大学において文部科学省令で定める博物館に関する科目の単位を修得したもの」と定められている。
つまり、文部科学省令に定められている単位を大学在学中に修得すれば大学卒業と同時に学芸員の資格を得られるのである。
具体的には博物館法施行規則(昭和30年文部省令第24号)に博物館に関する科目が定められている。
なお2009年(平成21年)4月に施行規則が一部改正され、2012年(平成24年)4月より科目及び単位に変更が生じている。
以下は変更後の科目と単位で、()内は変更前のもの。

 生涯学習概論   2単位(1単位)
 博物館概論    2単位(2単位)
 博物館経営論   2単位(1単位)
 博物館資料論   2単位(2単位)
 博物館情報・メディア論 2単位
 (博物館情報論 1単位および視聴覚・教育メディア論 1単位を統合)
 博物館資料保存論 2単位
 博物館展示論   2単位
 博物館教育論   2単位(教育学概論 1単位)
 博物館実習(校外)3単位(3単位)
  合計必要単位 19単位(12単位)

原出典:博物館に関する科目について:文部科学省(文部科学省ホームページ)、図書館法施行規則の一部を改正する省令及び博物館法施行規則の一部を改正する省令等の施行について(通知) (PDF) 。いずれも2012年2月27日閲覧

改正前の規定では統合科目規定が設置され、「博物館学概論」「博物館経営論」「博物館資料論」「博物館情報論」については4科目を統合した「博物館学」の単位(6単位)をもって、「博物館経営論」「博物館資料論」「博物館情報論」については3科目を統合した「博物館学各論」の単位(4単位)をもってそれぞれ替えることができた。通信教育大学の通信教育でも資格取得が出来るが、スクーリングや博物館実習(校外)が必修である。

学芸員補となる資格
 ー省略ー

資格証の発行中止:
文部科学省では資格証明書の発行を1967年(昭和42年)から中止している。
以下は文部科学省のサイトからの引用文

大学において博物館に関する科目の単位を修得した者は、当然学芸員としての資格が発生いたしますが、これを明らかにする必要がある場合は、大学が発行する卒業証明書および博物館に関する科目の単位取得証明書を任命権者(都道府県および市町村の教育委員会等博物館の管理機関)に提出すること。

出典:Wikipedia「学芸員」(最終更新 2018年10月7日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E5%93%A1
(閲覧:2019.2.21)

写真:博物館実習の際の「実習日誌」

記事投稿:2019.2.21
  調整:2019.2.22

by fbox12 | 2019-02-22 18:17 | 免許・資格

フォークリフト

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a0057057_1840343.pngフォークリフト (Forklift)は油圧を利用して上下や傾斜ができる荷受用の腕(フォーク)を前面に備えた荷役自動車。ISOでは、forklift truck と呼称している。
JIS D 6201は、「フォークなどを上下させるマストを備えた動力付き荷役運搬機械の呼称」と規定している。ハンドリフトなど他の産業車両と区分するためフォークなどの貨物を保持する装置が装備されている。マストを保有する。動力を持って走行、フォークなどの昇降をおこなう。の3つの構造を満たすものをフォークリフトと定義する事が多い。

a0057057_18495317.png1920年代にアメリカ合衆国で開発され、日本では昭和14(1939)年に日本輸送機製作所(現 : ニチユ三菱フォークリフト)が「腕昇降傾斜型運搬車」として開発したが、普及はしなかった。第二次大戦後に進駐軍が持ち込んだことにより注目を集め、以後国内の様々なメーカーによって開発されるようになり、現在に至る。また、東洋運搬機株式会社(現 : ユニキャリア)が実質的に国内初であるとの見方もある。

a0057057_18461782.png前方にフォーク(つめ)があり、その「つめ」を荷物の下部やパレットに差し込んで、持ち上げて移動する。
フォークを一定以上の高さにするとマスト(支柱)が伸び、高所の荷物も扱うことができる。マストは2段伸縮が多い。なお、マストは前後に傾けること(チルト)もできる(左写真の模型は、後方にチルトした状態)。
タイヤはチューブ付のものが使われるが、最近は小型機種でノーパンクタイヤの採用が増えている。リーチリフトはソリッドタイヤ(むく)である。色は黒が多いが、食品倉庫ではタイヤ跡が付かないよう白または緑のカラータイヤが使われる。
一般的に後輪操舵であるため、ハンドルの旋回方向と車両の挙動が普通の自動車とは異なり(フォークリフトの前進時が一般の自動車では後退するような感覚)、運転には慣れが必要。
一部車種では4輪の向きを変えられる物もあり、真横への走行(カニ走り)も可能。
ホイールベースが短く、最大舵角が大きいので小回りが効く。
短距離の荷役を主な目的としているため、最高速度は低く、一般的なフォークリフトで 20km/h 程度、最大荷重が10tを超えるような大型のフォークリフトでも 35km/h 程度であることが多い(小型特殊自動車の公道での法定速度は 15km/h 以下と 35km/h 未満)。
ブレーキ時の慣性によって荷物が前方へ転落する(あるいは車両ごと転倒する)事故を防ぐため、荷役時は後退走行が基本である。荷物が小さく視界が確保できる場合は前進走行でもよいが、事業所によっては「前進禁止」の規則を定めていることもある。
パレット用フォーク以外にも様々なアタッチメント(作業用の機械)があり、それらを装着することで様々な作業に対応できる。

a0057057_192372.pngカウンターバランス式フォークリフト
後部にカウンターウエイトを備える一般的な形状のフォークリフト。エンジンまたはバッテリーは座席の下にある。積載量は0.5t〜40tクラスまで存在する。トランスミッションはマニュアル式またはトルコン式が選択可能。世界第2位の生産台数を誇るLinde MHはハイドロ・スタティク・トランスミッション (HST) を採用しているものもある。基本的に4輪(タイヤ4本)であるが、小型の機種には後輪を1個とした3輪タイプもある。横幅が広い荷物を扱う場合、荷物を高く持ち上げる場合など、左右安定度で許容荷重が制限される用途では前輪をダブルタイヤとして左右安定度を確保し、許容荷重を増加させることもある。また、横幅が広く、高積みが行われる海上コンテナを扱う車両には前輪トリプルタイヤのものもある。
カウンターバランス式の長所はリーチ式より走行速度やフォークの上昇速度が速く作業効率が高いことを上げることができる。反面、他のフォークリフトに比べて回転半径が大きく狭所作業性が劣る面がある。

リーチリフト
マストが前後に移動できることを大きな特徴とする、フォークリフトの種類の1つである。最小回転半径が小さく、倉庫など狭隘な作業場所において広く用いられている。国内では、最大積載荷重は0.5t〜2tクラスが販売されているカウンターバランス式と違い、基本的には立ち乗りであるが、なかには座って操作する製品も存在する(海外では座って運転するモデルが主流で座乗式ともいわれる)。
リーチ式の長所としては、先述のようにカウンターウエイト式より小回りが効く、動力方式がバッテリー式の為、周囲環境に優しい点が挙げられるが、短所としては、連続稼働時間が内燃機関式より短い、大きさやレイアウトの都合上、内燃機関式への対応が難しい、バッテリーには定期的な補水が必要、初期導入コストが高価であるなど、電気代が燃料より安くすむので、ライフサイクルコストはエンジン式より安くなる。なお、「プラッター」と呼ばれることもあるが、これは日本で最初にリーチ式バッテリーフォークリフトを開発した日本輸送機製品の商標である。
リーチ式の変種としてオーダーピッカーがある。フォークではなく運転席が昇降する構造になっていて、運転者が手作業で小さな貨物を扱うものである。

a0057057_19531525.png操作系
操作レバーは長いものが数本並んでいるのが一般的だが、最近は運転者が手元で操作できるジョイスティックタイプも登場している。前者が制御バルブを直接操作するのに対し、後者は電気的に遠隔制御する。
ニチユとトヨタでは、操作レバーの配置が異なる(前・後進レバーと、1・2速レバー配置が左右逆)。ニチユ式を採用しているメーカーが多いが、後発メーカーであるトヨタは独自の配列を標準仕様として開発した。
バックホウ(通称ユンボ)などと違い、レバー配置などは統一されておらず、従って違うメーカーのフォークリフトに乗りかえると、操作を間違うことがあるので注意が必要。事業所によっては改造して操作方法を変更している場合もあるので、乗り慣れたメーカーのものでも油断はできない。

アタッチメント
ISOコンテナを扱う業種(海運会社やJR貨物など)ではコンテナを吊り上げるスプレッダー付の機種が使われる。スプレッダーには空コンテナ用のサイドスプレッダー(片側2か所を固定)と実入りコンテナ用のトップリフター(両側4か所を固定)がある。
円筒形や角型の荷物を扱う業種(材木店など)ではフォークが上下にダンプするヒンジドフォークが使われる。メーカー純正オプションのバケットを装着し、おがくず等を運搬することもある。
ドラム缶の運搬にはドラム缶用アタッチメント(ドラムクリッパー)を使用する。クリップ部がドラム缶の縁を引っ掛けるように持ち上げ、下ろした際にはクリップ部から外れるような仕掛けになっている。
クランプの装着により、丸いもの(新聞の印刷用紙など)をそのままつかむことができたり、持ち上げた荷物を反転させたりできるものもある。
トラックに積み付けを行う場合に少しだけ左右に動かせるもの(サイドシフト)もある。
特に長い「つめ」が必要な場合、「つめ」に「サヤ」(鞘)を取り付けることがある。
本来の荷役作業ではないが、積雪地ではメーカーオプションや部品メーカー製品・ユーザが個別発注などしたバケット・除雪ブレードを取付けて、会社敷地内などで除雪車代わりにも用いられる。

車両の登録・課税関係
日本では、構内だけで作業するフォークリフトにはナンバープレートがない場合があるが、必ずしも不要とは言い切れない。構内作業車を市区町村に登録せず軽自動車税を支払わないと、固定資産税の償却資産として課税される。小型特殊の軽自動車税の方が安い場合があるので、構内だけを走るフォークリフトでもナンバーを取得することがある。小型特殊自動車を含む軽自動車税は、公共用途等の免除あるいは一部の減免規定を除き、公道走行の有無を問わずに課税対象となり、軽自動車税を納付した証票としてナンバープレートが交付されるからである。詳細は、各市区町村の軽自動車税担当部署に問い合わせのこと。なお、大型特殊の場合は、運輸局運輸支局などでの登録が必要。この場合、自動車重量税の対象となり、車検が必要で、固定資産税の償却資産の対象となる。構内作業車でナンバーがなければ償却資産で課税される。

a0057057_2004778.pnga0057057_2041699.png操作に必要な資格
全ての現場に要求される資格
最大積載荷重 1t以上のフォークリフトは、「フォークリフト運転技能講習」の修了が法令で義務づけられている。最大積載荷重1t未満のフォークリフト(写真の「09」は、最大積載荷重0.9t)は、事業者のおこなう「特別教育」の受講が義務付けられている。

公道を走行する資格
車体寸法や最高速度によって「大型特殊自動車」と「新小型特殊自動車」と「小型特殊自動車」に分類され、それぞれ必要な免許が異なる。
大型特殊自動車と新小型特殊自動車は「大型特殊免許」が、小型特殊自動車は「小型特殊免許」が必要である。なお、該当免許証を持っていても、貨物を積載しての公道走行および荷役は禁止されている。

(以上、記事内容 Wikipedia:平成26年11月7日更新から)
by fbox12 | 2014-12-07 18:04 | 免許・資格

玉掛作業者

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玉掛け(たまかけ)とは、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことである。 なお、法令上の表記は平成2(1990)年以前は「玉掛」、以後は送りがな付きの「玉掛け」との混在が続いたが、平成16(2004)年の法令改正により現在は「玉掛け」が統一的な正式表記となっている(ただし、「玉掛用具」のような熟語の場合に送り仮名が略されることがある)。
コンクリートバケットなど荷と一体となったものをフックに掛けるなどの場合を除き、ロープなどの用具を用いて荷を吊り上げるための準備から玉はずし作業までの一連の作業を言い、別の場所でフックから荷を外す場合、外す側の作業にも以下に言う資格が必要である。複数の作業員が行うのであればその場所の数だけ有資格者が必要となる。

a0057057_9541757.pnga0057057_20441135.png資格として、玉掛作業者(たまかけさぎょうしゃ)とは、玉掛け技能講習または、玉掛け特別教育を修了した者で、労働安全衛生法第61条、第76条にて規定されている。
クレーン等を運転する作業と同時に玉掛け作業を行う際、事業主は必ずクレーン・デリック運転士、移動式クレーン運転士等の資格(免許)並びに玉掛け資格を有するものに作業させなければならない。運転席が遠く離れているタワークレーンなど、運転士と玉掛け作業の場所が離れている場合、同一人物が両方の作業を行うことは現実的でないため、運転士の資格と独立して玉掛け作業の資格が存在する。
a0057057_1942991.png従って、現実には玉掛け作業者のみの資格で作業をするものも多く、鉄筋工、鳶などはクレーンの運転資格など関係なく玉掛け作業のみを日常的に行っている(以前の資格制度では、クレーン系の免許に「玉掛」が付いていた時期もあった:右写真)。
有資格者の下で補助的な業務を行うに当たっては資格不要であり、補助業務の一定期間の経験により技能講習の講習時間が短くなるなどの優遇措置がある。ただし、補助作業者だけでの玉掛け作業は出来ない。

区分:
玉掛け技能講習 - 吊上荷重1t以上を含めた全てのクレーン・デリック・移動式クレーン・揚貨装置の玉掛け作業
玉掛け特別教育 - 吊上荷重1t未満のクレーン・デリック・移動式クレーン・揚貨装置の玉掛け作業
荷の重さで区分するのではなく、吊り上げるクレーンなどの能力によって区分される。荷が100kgでも、クレーンが2.8t吊りであれば技能講習が必要となる。

(以上、記事内容 Wikipedia:平成26年3月26日更新から)
by fbox12 | 2014-12-02 14:16 | 免許・資格

アスファルトフィニッシャー

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a0057057_1772324.pnga0057057_17472337.png
アスファルトフィニッシャーは、道路等のアスファルト舗装のために使われる建設機械。ディーゼルエンジン等の原動機を有し自走する。

その構造はアスファルト合材を積み込むホッパー、原動機、走行装置を有するトラクタ部分とアスファルトを敷均すスクリードからなる。
スクリード部には、合材を広げるためのスクリューコンベアや合材を加熱するための加熱装置、合材を突き固めるためのバイブレータやタンパが装備される。また、中小型のアスファルトフィニッシャはスクリードが油圧式の収縮機構を内蔵しており、トラクタ部から送られる油圧力により幅を変更することが可能である。この収縮機構により輸送時にはスクリードがトラクタ部の幅と同等まで縮まり、作業時には必要な舗装幅まで広げることが出来る。
a0057057_17481725.pngトラクタ部は原動機からの動力を油圧ポンプに供給し、走行用の(油圧)モータや作業装置に圧力を供給する。走行装置にはゴムタイヤを用いるホイールタイプ(上写真)と履帯を用いるクローラ(いわゆる、キャタピラ:固有名詞)タイプがある。ホイールタイプは大型特殊自動車としてナンバーを取得し道路を走行することが出来る(左写真)。
搭載するスクリードにより舗装可能な幅によってクラス分けされる。中大型の車両では、運転者とスクリードの操作をするスクリードマンの2名で施工を行う。日本では6m以下のスクリード幅の物が一般的であるが、海外では9m、12mと言った大型の車両も多く使用されている。大型の車両では、スクリードが収縮機構を備えず、ユニットの着脱により幅を変更する場合が多い。


作業の流れ:
ダンプトラックなどでプラントから現場に輸送されたアスファルト合材を車両の前方にあるホッパーに貯め、ホッパー底部にあるコンベヤーで後方のスクリードの手前に送り出す。そこでスクリューによって合材を左右に広げ、舗装幅に広げたスクリードによって敷均す。敷均す際、スクリード底板はガスバーナーなどで一定以上の温度に加熱しておく。

a0057057_2028183.png必要な免許・資格:
作業操作時-車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削)技能講習の修了証
(公道上を走れる車両で)公道上の運転-自動車免許(大型特殊自動車)証

(以上、記事内容 Wikipedia:25.3.27更新から)
by fbox12 | 2014-11-26 17:48 | 免許・資格

高圧ガス移動監視者(Ⅰ類)

a0057057_15485221.png高圧ガス移動監視者とは、高圧ガス保安法第23条第1項及び同条第2項で、車両(道路運送車両法第2条に規定する道路運送車両で、自動車、原動機付自転車又は軽車両をいう:鉄道車両は含まない)を用いて高圧ガスを移動する際の運搬方法の基準を経済産業省令で定めるとしており、具体的には高圧ガス保安法の下位省令である一般高圧ガス保安規則(昭和41年通商産業省令第53号)第49条第1項第17号、並びに液化石油ガス保安規則(同省令第52号)第48条第14号において、所定のガス種類において指定する数量を超えるものを移動する場合、以下の2条件どちらかに該当する者にその監視をさせる事を定めている。
高圧ガス保安法による甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状、丙種化学責任者免状、甲種機械責任者免状又は乙種機械責任者免状(それぞれ、高圧ガス製造保安責任者免状の一区分である)のいずれかの交付を受けている者、高圧ガス保安協会が行う高圧ガスの移動についての講習を受け、当該講習の検定に合格した者、それぞれ前号でこの業務に従事する者を「移動監視者」と定義し、またそれぞれ次号で移動監視者には業務従事中、その資格を証する書面(高圧ガス製造保安責任者免状又は高圧ガス移動監視者講習修了証)を携帯する事を義務付けている。

区分:
現在、講習には対象の高圧ガスすべてと、液化石油ガスに限定するものの2区分がある。前者は「総合」と称する場合もあるが、講習修了証は区分欄自体が無いものとなる。後者は講習修了証にガス区分欄があり、液化石油ガスと記載される。
かつては液化石油ガス以外もガス種類の別、タンクローリーなどの車両に固定された容器に積載するか、通常の貨物自動車などに人力で運搬可能な容器を積載するかの別によっても細分されており、それらの時期の講習修了証は現在も有効ではあるが、講習修了当時と同様の制限がある。

昭和46(1971)年度以前-タンクローリーのみに必要で、特殊高圧ガスを除く各ガス名毎。
昭和47(1972)〜平成3(1991)年度-ガスの性状によりⅠ類(可燃性ガス・酸素)、Ⅱ類(毒性ガス)、Ⅲ類(液化石油ガス)に分けられ、さらに、ばら積みの場合も講習対象となり、タンクローリー・ばら積み双方を甲種、ばら積みのみを乙種とする都合6区分の講習へ。
平成4(1992)〜平成21(2007)年度-ばら積みのみの講習を廃止して甲種・乙種講習を一本化するとともに、特殊高圧ガスをIV類として新設。4区分の講習へ。
平成22(2008)年度以降-すべての講習を統合した移動監視者講習へ、但しIII類のみ移動監視者(液化石油ガス)講習へ移行し2区分に。

この資格が必要な高圧ガス数量:
圧縮ガス - 容積300m3以上の可燃性ガス、酸素、容積100m3以上の毒性ガス
液化ガス - 質量3000kg以上の可燃性ガス、酸素、質量1000kg以上の毒性ガス
特殊高圧ガス - アルシン、ジシラン、ジボラン、セレン化水素、ホスフィン、モノゲルマン、モノシランの移動には、数量の多少に関係なく必要。
液化石油ガスに限定する講習では、質量3000kg以上の液化石油ガスを車両で運搬しようとする者。
by fbox12 | 2014-11-07 16:10 | 免許・資格

ホイールローダー

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a0057057_1535116.jpgホイールローダーは、トラクターショベルのうち、車輪で走行するもので、土砂などをダンプカーに積み込む時に使われる建設機械であり、油圧ショベルより一度に多量の土砂を積み込むことができる。

車輪は、四輪駆動である。操舵は中折れ式であり、軌跡は前輪と後輪が一緒であるため、内輪差や外輪差は発生しない。操舵は油圧駆動であり、ハンドルの切れ角と実際の舵の切れ角は必ずしも一致しない。大型のものは最高速度30-50km/h程度出せるものもある。
(タイトル写真:日立建機ZW220、トミカミニカー / 写真右:TEREX 72-81 LOADER、トミカのコピー)

a0057057_15524278.jpga0057057_15591147.jpg
建設現場以外での使用法:
ホイールローダーは、大型特殊自動車(一部小型特殊自動車)であり、自動車教習所や運転免許試験場において、大型特殊免許の教習車や試験車として使われる。 また、雪国においては、夏季は建設現場で使用し、冬季は除雪車として使用する光景も見られる。
(写真左:KOMATSU WA100、簡易キャブ仕様。自動車学校では、2人乗りにし、教習用に使用。
  写真右:KOMATSU WA70、密閉キャブ仕様、後部に雪かき寄せのためのアタッチメントが付いているが、
  前部のバケットを雪かき用のスノウプラウに取替え、作業する場合もある)。

a0057057_16364375.jpg公道上でのバケット操作は、走行に支障しない程度しか出来ない。また、公道を走行する場合は、自動車としての登録、整備が必要。

a0057057_16493532.png免許・資格:
作業上必要なのは、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)技能講習修了証。
公道での運転は、自動車運転免許(大型特種自動車一種又は二種)
技能講習の際、大型特殊免許持ちの場合、教習の一部が免除になる(フォークリフトなども同じ)。
by fbox12 | 2014-05-19 15:25 | 免許・資格

商売熱心

昨日、消防設備士講習Part3を近場でやるべく、わが県の申請をしました。

今日昼間ですが、
消防設備協会から電話がかかってきました。

内容は、午前中の法令を免除にすることの確認でした。

昨日の申し込みときに免状のコピーを添えて、免除を申請したのです。
(-申請書を送ってきたとき、まだ、Part1へ行く前だった。)

一応、免除も当日(免除の)申請書を出せばよく、OKだったのですが、
何故か、もう一度電話がかかってきました。

理由は、送ったコピーが古い(Part1が終わってすぐの)もののため、
Part2を受けていないと思ったらしいのです。

親切に教えてやれば、2匹目のどじょうもすくえると思ったのでしょう。
「6類を持っていて、消火器の講習がまだのようですが・・・・」ときました。

残念ながら、17日に受けてしまったことを告げると、今度は、
「他県で取得したものも案内を送りましょうか?」
私、「5年後のってことですか?」
「えぇ、まぁ、そうです。」
私、「今回も、3連続では受けられないから、別のところにしたんです。」「送って貰ってもいいですけれど、多分全部は受けられないと思いますけれど・・・・。」
「ソレは構いません。」
私、「んじゃ、送ってください・・・・。」

法定のものであるとは言いながら、
どこか1か所で受ければ、あとは5年間ありませんから、半ば、お客の取り合いのようなもののようです。

それにしても、東京は毎月やって、定員で絞ってるくらいだから、
同じ金額払っても案内もよこさず、わざわざ消防署まで出かけて行かなければなりません。
by fbox12 | 2009-08-26 22:34 | 免許・資格

リスクアセスメント修了証

a0057057_2336272.jpg「今月一杯かかる。」と言っていた、リスクアセスメント教育の修了証が早くも中1日で届きました。

職長の修了証に比べ、結構立派なものでした。

これで、受験受講の機会のノルマは、11月分の一部まで消化済みで、
実際の資格証のゲットについても、10月分まで消化しています。

来月以降の予約においては、申請中のものも含めて、年内分についての確保はほぼ確実ですが、
実際のゲットに関しては、11月分はほぼ確実なものの、12月分が少しだけ不安定な要素があります。
by fbox12 | 2009-08-25 23:17 | 免許・資格

リスクアセスメント

リスクアセスメントの講習に行って来ました。

講習会場は、
最近は、新幹線定期がないこともあって、神奈川県が多く、
6月に消防設備点検資格者講習をやったところの比較的近くでした。

いつかも書きましたが、
現状で、リスクアセスメント自体は、まだ努力目標で、強制力のあるものではありません。

でも、講習の冒頭でも講師が言っていましたが、
いずれは法的な規制がされるようです。

内容は、
思っていたとおり、職長と大差ないと感じました。
(建前は、職長教育の修了者向け、ということになっています。)

午前中、アウトラインの説明。
午後から演習(グループ討議)でした。

終了証は、後日ということでしたが、今月中には郵送されるようです。
by fbox12 | 2009-08-23 23:41 | 免許・資格