fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

2018年 08月 02日 ( 1 )

第佰貮拾八 二荒山神社 栃木県宇都宮市鎮座

a0057057_21573594.png

a0057057_21593525.pnga0057057_22020854.pnga0057057_22041547.pnga0057057_22085401.png
ふたあらやまじんじゃ

鎮座地:栃木県宇都宮市馬場通り一丁目1番1号
主祭神:豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)
相殿:大物主命、事代主命
社格等:式内社(名神大)論社、下野國一宮、旧國幣中社、神社本庁別表神社
本殿様式:神明造
神紋:三つ巴(菊に三つ巴)

a0057057_22210205.pnga0057057_21572041.png


概要:
鳥居宇都宮市の中心部、明神山(臼ヶ峰、標高約135m)山頂に鎮座する。
東国を鎮めたとする豊城入彦命を祭神として古くより崇敬され、宇都宮は当社の門前町として発展してきた。また、社家から武家となった宇都宮氏が知られる。社殿は創建以来何度も火災に遭っており、現在の社殿は戊辰戦争による焼失後の明治10年(1877年)の再建。
二荒山神社が正式名称であるが、日光の二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)との区別のために鎮座地名を冠して「宇都宮二荒山神社」と呼ばれる。古くは宇都宮大明神などとも呼ばれた。現在は通称として「二荒さん」とも呼ばれる。
文化財として、国認定の重要美術品である三十八間星兜、鉄製狛犬などを有している。

a0057057_21465020.pnga0057057_21472492.png
主祭神、豊城入彦命 (とよきいりひこのみこと)は、第10代崇神天皇の第一皇子で、天皇の命で東国を鎮めたとされる。毛野國(のちの下野國・上野國)の開祖とされる。
主祭神については、時代によって彦狭嶋王、御諸別王(彦狭嶋王の子)、事代主命、健御名方命、日光三所神など諸説ある。江戸期には日光山大明神と称されたこともあり、天保14年(1843年)には大己貴命、事代主命、健御名方命が祭神であった。


歴史:
社伝では、仁徳天皇41年に毛野國が下野國と上野國に分けられた際、下野國國造に任じられた奈良別王(ならわけのきみ)が曽祖父・豊城入彦命をこの地域の氏神として祀ったのに始まると伝える。ただし、それ以前に豊城入彦命によって三輪山から勧請された大物主命が祀られていたとも伝えられている。地元では、当社に参拝すれば下野國にある全ての神社の御利益を受けられるとされ、人々の信仰を集めた。
当初の鎮座地は現在地から大通りを隔てた南側にある荒尾崎(現 摂社下之宮が鎮座)であったが、承和5年(838年)に現在地の臼ヶ峰(明神山)に遷座した。
「二荒山神社」を名乗る神社は関東地方を中心に数多くあるが、中でも当社と日光の二荒山神社の2社が古社として知られている。平安時代中期の『延喜式神名帳』には名神大社として「下野國河内郡 二荒山神社」の記載があるが、その帰属を巡って日光社との間で議論がある。その後神階は正一位まで進み、下野國一宮となったとされる(ただし日光社も一宮を称する)。
豊城入彦命は武徳にも優れ、藤原秀郷、源頼義、源義家、源頼朝、徳川家康など著名な武将らも戦勝祈願し、種々の寄進や社殿の改築をしたと伝えられている。平将門の乱にあっては、藤原秀郷がこの神社で授かった霊剣をもって将門を討ったと言われる。また『平家物語』によると、屋島の戦いにあって那須与一は平家船上の扇の的を射る際に「日光権現、宇都宮、那須の温泉大明」と祈ったという。
また、宇都宮氏の初代当主であり、宇都宮城を築いたとされる摂関家藤原北家道兼流藤原宗円が、当社の宮司を務めたという説もある。宇都宮氏は、藤原宗円が、この地の豪族で当時の当社の座主であった下毛野氏ないし中原氏と姻戚関係となり土着したのが始まりであり、当時の毛野川(当時の鬼怒川)流域一帯を支配し、平安時代末期から約500年間に亘り関東地方の治安維持に寄与した名家である。庶流に常陸國守護小田氏や武茂氏がおり、また毛野川東岸および小貝川流域一帯を支配した紀清両党とも姻戚関係にあった。
「宇都宮」という地名は当社に由来するものとされる。ただし、一宮(いちのみや)の訛りという説、遷座したことから「移しの宮」の転という説、「二荒山の神の現宮(うつつのみや)」という説、豊城入彦命が東国の総監として此処に住し国がよく治まったことから「宇津くしき宮」と呼ばれそれが「うつのみや」に転じたという説など諸説ある。
明応9年(1498年)に17代当主宇都宮成綱によって建て替えられる。
明治20年(1887年)3月17日の内務省訓令第15号「官國幣社保存金制度」により、以降15年間に亘り官國弊社保存金が配付された。
平成28年(2014年)に「火焰太鼓山車」を修復。平成28年(2016年)に、大正2年(1913年)まで菊水祭で使用されていた「桃太郎山車」が修復され復活した。桃太郎山車は長さ約3.7m、幅約2.7m、最大の高さ約5.65m。平成28(2016年)、戊辰戦争で新政府軍が下野の戦いで使った菊の紋章の旗2点が当社で見つかった。白生絹(しろすずし)御紋之旗は白い絹に墨で菊が描かれ、縦332.4cm、横58.9cmで書付には「宇都宮藩奉納」とある。菊御紋紅大四半は紅色の絹に菊が描かれ、縦164.8cm、横154.9cmで書付には「野津参謀奉納」とある。

摂末社:
摂社
境外摂社

下之宮
 鎮座地:宇都宮市馬場通り3-1(本社鳥居前の道路を渡ってすぐ)
 祭神:豊城入彦命(本社と同神)
周辺の旧地名を「荒尾崎」といい、本社の旧鎮座地と伝えられる。明治期までは小高い丘になっていたが終戦後、相生地区の大通り沿いに合同店舗「バンビル」が建設され、下之宮は地区南側の路地裏にひっそりと鎮座していた。現在の下之宮は、地区の再開発(相生ビル「宇都宮パルコ」建設)のため平成7年(1995年)に移転・創建されたもので、前の広場はイベントスペースなどに利用され市民の憩いの場となっている。

末社
神門内

a0057057_22150331.png女体宮
 祭神:三穂津姫命
a0057057_22172938.png須賀神社
 祭神:素戔嗚命
市神社
 祭神:大市姫

a0057057_22291966.png
十社宮
 祭神:下野國内の式内社の神


a0057057_22032734.pnga0057057_21484834.png
初辰稲荷神社
 祭神:倉稲魂命

表参道左手

a0057057_22315719.png剣宮
 祭神:素戔嗚命
a0057057_22124086.png菅原神社
 祭神:菅原道真

a0057057_21591355.png
十二社
 祭神:国常立神ほか12柱


表参道右手

a0057057_21493389.pnga0057057_22083541.png
松尾神社
 祭神:大山咋神・中津嶋姫命

a0057057_21551026.png荒神社
 祭神:素戔嗚命

a0057057_22105542.png
水神社
  祭神:罔象女神

裏参道

東照宮
 祭神:徳川家康公

この神社最寄の駅・バス停:
東武宇都宮駅(徒歩10分)・JR宇都宮駅(徒歩15分)
バス
a0057057_22282602.png関東バス、ジェイアールバス関東、東野交通の路線バス「馬場町・二荒山神社前」(写真)
または「二荒山前」バス停下車 (下車後徒歩すぐ)
出典・参考:Wikipedia「宇都宮二荒山神社」(最終更新:2018年1月25日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E4%BA%8C%E8%8D%92%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE
閲覧:2018.7.27

現地参拝:29.9.-4
記事投稿:2018.7.27

[PR]
by fbox12 | 2018-08-02 22:36 | 神社