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fbox12 blog (博物館fbox12 館長の資料収蔵庫)

三島佐野簡易郵便局、三島三ツ谷簡易郵便局

一昨日、資格関係の準備中に、あるところで見つけた情報です。
ソレは、郵政公社(東海支社)の告知で、
[三島佐野、三島三ツ谷両簡易郵便局の受託者募集]
のものでした。
これら2局は、現在の受託者がJA(農協)で、そのため、郵便貯金は取り扱っていません。
上の募集の件は、おそらく農協が手を引いてしまう為、代わりを探すためのもの。と思います。
この募集内容には、
 委託する業務として、[郵便貯金の取り扱い]も書いてありました。
考えようによっては、
今まで、郵便貯金の扱いがなかった両局で扱いが始まる可能性(受託者が受託しない場合は出来ない。)があるわけですが、
それ以前に、受託者がいるかどうか、という問題があります。

先月の小旅行のときにも書きましたが、
民営化を控え、簡易局の受託者が激減しています。
特に、農協が簡易局より撤退した場合は、事務室の借り上げ、ということが事実上不可能(事務室として貸し出すくらいならば、農協が自分達でヤル。)なため、新たな受託者は事務室(局舎)の用意までしなければならないのです。
農協が手を引くということは、地域の公共性を犠牲にしてもなお経費面のカバーが簡易局の事務取扱だけでは出来ないことや、民営化される会社に対して協調できない部分(たとえば、宅配便等との関連など。)が少なからずあるわけで、
特に、前者の部分は、一般の個人などで「入れ物まで用意してヤルだけのものであるか?」という計算が先立ってしまうと思います。
現に、三島市では、三島千枚原簡易局、三島芙蓉台簡易局が受託者を募集したが再開できず、一時閉鎖のまま。
隣の田方郡函南町の函南畑毛簡易局は廃止になってしまっています。
(このうち、農協が受託者だったのは千枚原簡易局のみ。)
新たな受託者が現れ、貯金まで扱ってくれれば、旅行貯金(我がHPでは、『百円貯金』)が増えますが、あまり期待は出来ないようです。
by fbox12 | 2007-04-21 18:38 | 郵便局・銀行