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279 宇都宮駅 (JR東日本)

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うつのみや

所在地:栃木県宇都宮市川向町1-23
所属事業者:東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
      日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)
電報略号/事務管コード:ミヤ/411012

概要:
駅開業当時、宇都宮市街を避けて設置され、田川を挟んで対岸に設けられた。現在も駅舎及び交通・商業複合設備は線路西側に集中している。
地元業者『白木屋』がホームで発売したおにぎりが日本で最初の駅弁で、宇都宮駅は「駅弁発祥の地」とされている。
宇都宮駅への乗り入れ路線は、JR東日本・東北本線、日光線、東北新幹線、山形新幹線および秋田新幹線である。なお、正式な線路名称上では東北新幹線は東北本線に包括され、山形新幹線、秋田新幹線という線路名称は存在しない。また2002年(平成14年)の東北新幹線八戸延伸開業以降、秋田新幹線の全列車は当駅には停車しなくなった。
東北本線は、1990年(平成2年)3月10日に上野-黒磯間が「宇都宮線」の愛称が付けられた。現在、当駅には在来線の宇都宮線列車(上野駅発着、上野東京ライン、湘南新宿ライン、黒磯駅発着など)、日光線列車、烏山線列車、東北新幹線「やまびこ」「なすの」、山形新幹線「つばさ」が発着し、在来線の列車はほぼ全ての列車において当駅が始発、終着駅となっている。また、東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」および秋田新幹線「こまち」は当駅を通過するが、仙台駅や盛岡駅などで改札を出ずに乗り換える場合に限り、いずれも1枚の新幹線特急券で利用可能となっている。
宇都宮中心市街地の西部に立地する「東武宇都宮駅」とは約1.5km離れており、徒歩の場合、大通りやオリオン通りなどを経由して約20分を要する。

歴史:
1885年(明治18年)7月16日:日本鐵道第二区線の駅として開業、第二区線の終着駅となる。当時、栗橋驛 - 中田假驛驛間の利根川架橋が未了の状態で開業したため、この間は連絡船で結ばれていた。翌1886年(明治19年)6月に利根川橋梁が完成し、上野から宇都宮までが全通した。
1886年(明治19年)10月1日:日本鐵道第二区線として宇都宮驛 - 那須驛(現 西那須野駅)間を延伸
1890年(明治23年)6月1日:現在の日光線にあたる路線が、日本鐵道により今市驛まで開通(のち日光まで延伸)
1902年(明治35年)4月1日:2代目の駅舎(2階建て)に改築この駅舎は京都鐵道二條驛驛の駅舎の模範にされた。
1906年(明治39年)11月1日:日本鐵道国有化
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。日光方面の支線は日光線と命名
1910年(明治43年)10月15日:建設中の大日本製粉宇都宮工場を日清製粉が買収し、宇都宮驛鐵道引込線使用契約を締結
1925年(大正14年)12月27日:駅舎の改築工事着工
1926年(大正15年)4月9日:駅長室の拡張工事着工
1945年(昭和20年)7月12日:宇都宮大空襲により駅舎(2代目)焼失
1946年(昭和21年)3月10日:駅舎が木造1階建て、スレート葺きバラック建築で復旧(3代目駅舎)
1958年(昭和33年)2月27日:4代目駅舎落成、3月1日に供用開始
 3月7日:駅舎2階に駅デパート開業
1966年(昭和41年)7月:宇都宮駅(日清製粉宇都宮工場) - 大川駅(同鶴見工場)間でホッパ車のホキ2200形による原料小麦輸送が始まる。
1973年(昭和48年)9月25日:車扱貨物の取り扱い範囲を、専用線発着のみに縮小
1974年(昭和49年)11月1日:新幹線工事のための5代目駅舎(仮駅舎)供用開始。駅ビル「ラミア」を併設する。
1980年(昭和55年)6月10日:現駅舎が完成、6代目駅舎となる。駅ビル「ラミア」に和食店「どんど」(うどん・そば)開店
 8月1日:駅東側地区の宅地化を受け、東西自由通路開通
 9月5日:駅ビル「ラミア」が全面営業開始
1982年(昭和57年)6月23日:東北新幹線が開業し同線の駅となる。
1983年(昭和58年)10月4日:ペデストリアンデッキ完成
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本とJR貨物が継承
 12月:駅ビル「パセオ」開業
1990年(平成2年)12月:和食店「どんど」(うどん・そば)が「パセオ」に移転
1994年(平成6年)2月:在来線改札に自動改札機導入
1996年(平成8年)11月30日:日清製粉宇都宮工場操業停止。この頃貨物列車の発着がなくなる。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始
2003年(平成15年)10月12日:Suica定期券による新幹線(東京 - 宇都宮、高崎間)利用開始
2004年(平成16年)10月16日:湘南新宿ライン、宇都宮線普通列車へのグリーン車導入、駅ホームでのグリーン券売機運用開始
2006年(平成18年)7月8日:宇都宮線の15両編成列車の運行が当駅まで延長される。従来は小金井駅までの運行であった。
2007年(平成19年)5月7日:びゅうプラザとみどりの窓口一体化工事開始
 5月13日から仮設券売機を使用開始
 7月30日:上記工事終了、供用開始
2008年(平成20年)1月29日:在来線Suica専用改札機使用開始
 11月1日:東口新駅前広場オープン
2018年(平成30年)4月1日:「本物の出会い 栃木」ディスティネーションキャンペーンの一環として在来線ホームの発車メロディが期間限定で「栃木県民の歌」に変更

駅構造:
駅舎南北に伸びる地上の東北本線(宇都宮線)、高架の東北新幹線の線路西側に沿うように建設された地上3階建ての駅舎である。うち3階設備は新幹線ホームのみで、1-2階は主に南側がJR東日本の駅施設、北側は宇都宮ステーション開発の駅ビル「パセオ」として利用されている。駅ビル「パセオ」と駅改札前「とちぎグランマルシェ」を中心に駅舎ビル全体で商業施設が展開されている。

駅施設:
改札は駅舎ビル2階にあり、改札外にはみどりの窓口・びゅうプラザ・自動券売機(近距離・指定席券売機)・えきねっと券売機・駅事務室などのほか、インフォメーションセンター(観光案内所)などが置かれている。また改札内には待合室や新幹線乗り換え改札、精算所・精算機、コインロッカー、多目的トイレ等が設置されている。在来線ホームは駅舎ビルの東側地上、新幹線ホームは駅舎ビル3階に敷設されており、駅改札内コンコースと各ホーム間には階段のほかエスカレーター、エレベーターが設置されている。駅北東には宇都宮運転所が併設されている。
駅舎ビル2階には駅西口にペデストリアンデッキ、および駅東口への東西自由通路が取り付けられており、それぞれ階下はバスのりば、タクシーのりばとなっている。東西両口にも階段に加えエスカレーター、エレベーターが設置されており、バリアフリー化されている。

のりば:
新幹線ホームは、高架上に16両編成対応の相対式ホーム2面を有し、この間に通過線(本線)2線(2・3番線)をはさむ。
在来線ホームは単式、島式ホーム3面5線の地平ホーム(15両編成対応)となっているほか、5番線と7番線の間に貨物列車等待避線(6番線)を有する。島式ホームの7・8番線および9・10番線ホーム上にはグリーン券券売機が設置されている。
すべての新幹線ホームおよび在来線ホームには、改札階である2階コンコース間を結ぶ階段のほかエスカレーターおよびエレベーターが設置され、バリアフリーに対応している。

新幹線高架ホーム
1番線 東北・山形新幹線 下り 仙台・盛岡・山形・新庄方面
4番線 東北・山形新幹線 上り 大宮・東京方面

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在来線地上ホーム
5番線 日光線 鹿沼・今市・日光方面(一部列車は7番線)(写真)
7 - 10番線 宇都宮線(東北線)下り 氏家・矢板・黒磯方面(一部列車は5番線)
  上り 小山・大宮・東京・新宿・横浜方面(上野東京ライン)(湘南新宿ライン)
 烏山線 仁井田・大金・烏山方面

日中の「なすの」・「やまびこ」(※主に仙台発着かつ福島以南各停の列車、一部例外もあり)は、この駅で「はやぶさ」+「こまち」号の通過待ち合わせを行なう。またそれ以外の当駅に停車する列車においても、通過待ち合わせを行なうことがある。広大な留置線を用いて夜間留置が多数設定されている。

出典・参考:Wikipedia「宇都宮駅」(最終更新 2018年7月15日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E9%A7%85
閲覧:2018.8.-9

現地取材:2017.9.-4
記事投稿:2018.8.-9

by fbox12 | 2018-08-09 11:31 | 鉄道・バス