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第七番(朱7-神2)浦河神社 北海道浦河郡浦河町鎮座

第七番(朱7-神2)浦河神社 北海道浦河郡浦河町鎮座_a0057057_15563560.png
うらかわじんじゃ

鎮座地:北海道浦河郡浦河町大通二丁目29番地
祭神:
 保食神(うけもちのかみ)
 大物主命(おおものぬしのみこと)
 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
社格等:旧郷社
社殿様式:神明造

由緒:
寛文9(1669)年東蝦夷地の争乱が鎮圧され、この年に松前藩の将佐藤権左衛門が配下を遣わし讃岐の金刀比羅宮の御分霊を戴き、東蝦夷地鎮護の神として現浦河神社社務所付近に小祠を建立して奉斎したことに始まる。享和元年8月15日、更にこの場所に場所請負人佐野嘉右衛門が海上安全や豊漁などを祈念して、山城國紀伊郡伏見に鎮座する稲荷大明神の御分霊を戴き小祠を建立、また露冦により蝦夷地が騒然としていた文化4年、東蝦夷地に駐屯の南部藩が家臣一戸政尹を遣わし安芸國佐伯郡巖嶋町に鎮座する巖嶋神社より御分霊を戴き小祠を建立した。天保13年、この3祠を浦河の漁場支配人近江屋周助が現社務所山側に石屋根の社殿を造営し1社に合祀し稻荷神社と称した。明治8年、郷社に列せられる。明治25年に屋根の葺替えを行ったが、社殿の老朽化が進み同45年6月7日に許可を受け改修に着工、同年9月13日に竣功した。明治44年5月21日には神饌幣帛料供進神社に指定され、昭和6年5月12日には社名改称が認可され郷社浦河神社と称するに至った。
浦河市街地にあるため、参拝客も多く、町民多くの信仰を集めている。
平成22(2010)年に浦河神社の過去の神事であった「海上渡御」が約半世紀ぶりに復活した。


この神社最寄の駅・バス停:
 道南バス大通1丁目・大通3丁目バス停下車ともに約300m

出典・参考:
北海道神社庁HP
 http://www.hokkaidojinjacho.jp/data/13/13013.html
Wikipedia「浦河神社」(閲覧:2017.7.-6)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E6%B2%B3%E7%A5%9E%E7%A4%BE

現地参拝/朱印拝受:昭和60年(1985年)7月7日

収録帳・葉:帳3-2

登録:2017.7.-6(Ⓕ / 旧連番:103)
最終調整:2022.9.-8

by fbox12 | 2022-09-08 11:48 | 神社・寺院