携帯電話(アナログ ムーバ)
NTT Do Co Mo ムーバ(アナログ)DⅡ
(三菱電機株式会社製 / TZ-805型携帯電話無線機・・NTT時代)
携帯電話の小型・軽量化が進み1991年(平成3年)4月、超小型携帯「mova(ムーバ)」のサービス開始によって、それまでの弁当箱のような機体よりかなり小さくなり、文字どおりのハンディな移動電話となった。
「ムーバ DⅡ」は「ムーバ D」(TZ-804型)の後継機種で、当時、携帯電話の中でも最小の機体だった。同じ月に「デジタル・ムーバ D」が出ている。
初代「ムーバ」のアンテナには何も目印がなかったが、この機種が出たころは、アナログとデジタルが併売されていた(同時期、「ムーバ D2 HYPER」というデジタルの機種もあった)ため、オレンジの2本ラインがアナログであることを現していた。
NTTドコモ譲渡後は「ムーバ *m2(Ⅱ)」のみとなって型式番号は廃止され、機体などのロゴは『NTT Do Co Mo』(現在は『docomo』)となったが、機体内部には形式番号『TZ-805』の表記も残っていた(右側写真)。
保存状態:個体保存(バッテリは廃棄)