800MHz帯と1.5GHz帯に対応しており、折りたたみ型以外では初のアンテナ内蔵型となった機種。
D21*シリーズではこの機種が最後であり、加えてmovaとして最後のフリップ型でもあった。
歴史:
平成13年(2001年)9月26日 テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号01WZA1002、01XAA1004)
10月5日 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A01-0826JP、J00-0268)
11月26日 ドコモから発表
11月29日 発売
2003年(平成15年)7月1日 D211i、D251i、D251iS、D504iの4機種に付属していたACアダプタの一部に、発熱してケースが変形する恐れがあるとドコモが発表。
平成24年(2012年)3月31日 movaサービス終了により使用はこの日限りとなる。
テレビCM:
デーモン小暮閣下が丸坊主になるという、アンテナが内蔵された事を強調するテレビCMが放映されていた。
販売開始日:2001年(平成13年)11月29日
保存状態:実機保存(電池は廃棄)
参考資料:Wikipedia「D211i」(最終更新 2022年8月13日)
概要:
三菱電機製の「デジタル・ムーバ D501i HYPER」は、NTTドコモの第二世代携帯電話 (mova) 端末で、1999年(平成11年)3月24日に発売された。
iモードを初めて搭載し(そのため、型番に”i”が付く)、それまでの20×シリーズより高性能化とともにボディが一回り大きくなったが、20×シリーズに代わり徐々に主流になって行った。
翌年の2000年(平成12年)1月には、「D502i HYPER」が発売され(写真)、より手になじむスタイルとなったが、この機からついにカラー液晶が搭載された。
三菱電機としては初、NTTドコモとしては「F502i」に次いで第2弾となるカラー液晶搭載モデルであった。
(いずれも、2012年(平成24年)3月31日に movaサービス終了により使用不可となった)。
関連項目:
D502i カラーバリエーション
ピュアホワイト・ライラックパール(写真)・ダイアモンドシルバー・メタリックロゼ
保存状態:実際の使用したのは、「D501i 」(カラー不明)であったが、実機廃棄のため「D502i」 のモックアップで代用(上記整理番号は、このモックアップのもの)。
携帯の安売り合戦が始まった頃で、本体の価格も下がり始める。
デジタル携帯電話は、ひとつの周波数帯域を時分割して音声情報を送受信している。
つまり、いくつかの回線(音声)をデジタル技術でまとめて送っている。
ただ、フルレートでもかなり音質が悪く、こもっていてガサガサしがちな音になるのだが、JPEG画像が圧縮率が高くなればなるほどその画像が荒くなるのと同様に、音声データでは音質が犠牲となる。最悪の場合、音声が変化し、声での認識ができない事態もでていた。
販売開始日:1997年(平成9)年5月22日
保存状態:実機廃棄のためモックアップで代用。