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fbox12 blog (博物館fbox12 館長の資料収蔵庫)

NTT DoCoMo デジタル・mova D211i

NTT DoCoMo デジタル・mova D211i_a0057057_1844972.pngNTT DoCoMo デジタル・mova D211i_a0057057_185857.png私的文化遺産:整理番号47

800MHz帯と1.5GHz帯に対応しており、折りたたみ型以外では初のアンテナ内蔵型となった機種。
アンテナの出っ張りがなくなったことで、長さが従来機よりも大幅に短くなっっている。
アンテナ内蔵のデザインは当時としては斬新で、着信メロディも24和音に。
また、かな漢字変換 ATOK は予測変換もできるようになり、さらに、レスポンスが従来機よりも向上している。

D21*シリーズではこの機種が最後であり、加えてmovaとして最後のフリップ型でもあった。

歴史:
平成13年(2001年)9月26日  テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号01WZA1002、01XAA1004)
 10月5日  電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A01-0826JP、J00-0268)
 11月26日 ドコモから発表
 11月29日 発売
2003年(平成15年)7月1日 D211i、D251i、D251iS、D504iの4機種に付属していたACアダプタの一部に、発熱してケースが変形する恐れがあるとドコモが発表。
平成24年(2012年)3月31日 movaサービス終了により使用はこの日限りとなる。

テレビCM:
デーモン小暮閣下が丸坊主になるという、アンテナが内蔵された事を強調するテレビCMが放映されていた。
また、彼が本機を気に入ったようで、プライベートでも使用していると発言していた。

販売開始日:2001年(平成13年)11月29日

保存状態:実機保存(電池は廃棄)

参考資料:Wikipedia「D211i」(最終更新 2022年8月13日
https://ja.wikipedia.org/wiki/D211i

# by fbox12 | 2022-08-29 15:39 | 博物館資料

NTT DoCoMo デジタル・mova D206 HYPER

NTT DoCoMo デジタル・mova D206 HYPER_a0057057_8341379.pngNTT DoCoMo デジタル・mova D206 HYPER_a0057057_8342299.png私的文化遺産:整理番号46

この頃は、まだ”iモード”に対応していない。

販売開始日:平成10(1998)年1月26日

保存状態:実機廃棄のためモックアップで代用。
# by fbox12 | 2022-08-21 06:55 | 博物館資料

二輪免許の変遷 ー(更新中)ー

① ~1933年(昭和8年):『二輪はおまけの免許』
この頃はまだ二輪免許というものは無く、車(「普通」「特殊」「小型」の三種類)に付帯する形。15歳から申請だけで試験もなく取得可能だった。
②1947年(昭和22年)~ :『初の二輪免許 三種・四種』
小型免許が一種~四種と4つに細分化し、取得可能年齢を満16歳に引き上げられ、小型三種(無制限)、小型四種(4サイクル:150cc/2サイクル:100ccまで)の日本で初めてとなる二輪免許が誕生した。試験があったものの、ほぼ口頭による面接試験だけだった。
(改正前に「小型」免許を所持している者は「三種」が自動的に付帯された)。
③1949年(昭和24年)~:『自動二輪と軽二輪に名称変更』
「三種」持ちは「自動二輪」を、「四種」持ちは「軽二輪」に切り替え。ここから運転免許に有効期限が設けられ、今と同じような更新制になった。
④1952年(昭和27年)~ :『軽二輪廃止と原付許可』
それまで「軽二輪」免許が廃止され「軽」免許に。「軽」免許は4サイクル:360ccまでの軽自動車を運転できる車の免許だが、この免許で4サイクル:250cc/2サイクル:150ccまでのバイクにも乗れた。原付は「軽二輪」免許が必要だったが、届出(審査)式による許可制として「原付」免許が1953年(昭和28年)に創設され、申請すれば誰でも4サイクル:90cc/2サイクル:60ccまで乗れた。
⑤1954年(昭和29年)~ :『原付が一種と二種に』
「原付」が一種許可と二種許可に分けられ、4サイクル、2サイクルによる排気量制限を廃止。
6年後の1960年(昭和35年)には道路取締法が道路交通法へと改められ、原付も免許制度(許可から免許)になり試験を受けて合格しないと乗れなくなった。
⑥1965年(昭和40年)~ :『軽免許と原付二種を廃止』
「二輪」と「原付」だけになった一番シンプルだった時代。
「軽」免許・「軽二輪」・「原付二種」所持者(上位の「普通」も含む)は繰り上げで「自動二輪」(現「大型自動二輪」)が付いてきたのはここまで。

⑦1972年(昭和47年)~ :『小型自動二輪を創設』
「自動二輪」のみだった二輪免許に125ccまで運転可能な「小型自動二輪」を創設。
3年後の1975年(昭和50年)には「小型二輪」は免許ではなくなり「自動二輪」小型限定の免許条件となる。
⑧1975年(昭和50年)~ :『中型限定と限定解除で大型のバイク免許の暗黒時代』
「自動二輪」に400ccまでの「中型限定(通称[中型二輪])」ができ、フルの「自動二輪」免許とするためには、試験場での限定解除が必要となり、取得の難易度がかなり高くなった。
⑨1995年(平成7年)~:『中型と大型が別扱いに』(現行制度)
「普通自動二輪」と「大型自動二輪」に改められ、大型二輪も教習所で取れるようになった。反面、別の免許となったため、「中型」免許所有者が大型バイクに乗っても条件違反だったものが無免許運転扱いになった。
⑩2005年(平成17年)~:『AT限定の創設』
自動車で普及していたAT限定を二輪にも創設。「大型自動二輪(AT限定)」「普通自動二輪(AT限定)」「普通自動二輪(小型・AT限定)」ができた。このうちの「大型自動二輪(AT限定)」には排気量650ccまでという条件が付いていて、650ccを超えるATバイクにはMT免許(通常の「大型二輪」免許)が必要だった(当時国産車には650ccを超えるATバイクはなかった)。が、2019年(令和元年)12月1日からはこの条件が撤廃され、排気量に関係なく乗れるようになった。

免許の種類表示説明:(表示はいずれも縦書き)
 大型・・大型自動車第一種
 中型・・中型自動車第一種
 準中型・・準中型自動車
 普通・・普通自動車第一種
 大特・・大型特殊自動車第一種
 大自二・・大型自動二輪車
 普自二・・普通大型自動二輪車
 小特・・小型特殊自動車
 原付・・原動機付自転車
 けん引・・牽引(現行”け引”・・第二種もあるときは”引・”)
 大二・・大型自動車第二種
 中二・・中型自動車第二種
 普二・・普通自動車第二種
 大特・・大型特殊自動車第二種
 け引二・・牽引第二種(第一種もあるときは”引・引二”)

# by fbox12 | 2022-08-19 07:56 | 免許・資格

NTT DoCoMo デジタル・mova D502i HYPER(D501i HYPER)

NTT DoCoMo デジタル・mova D502i HYPER(D501i HYPER)_a0057057_1356346.pngNTT DoCoMo デジタル・mova D502i HYPER(D501i HYPER)_a0057057_135775.png私的文化遺産:整理番号45

概要:
NTT DoCoMo デジタル・mova D502i HYPER(D501i HYPER)_a0057057_14514789.png三菱電機製の「デジタル・ムーバ D501i HYPER」は、NTTドコモの第二世代携帯電話 (mova) 端末で、1999年(平成11年)3月24日に発売された。

iモードを初めて搭載し(そのため、型番に”i”が付く)、それまでの20×シリーズより高性能化とともにボディが一回り大きくなったが、20×シリーズに代わり徐々に主流になって行った。

翌年の2000年(平成12年)1月には、「D502i HYPER」が発売され(写真)、より手になじむスタイルとなったが、この機からついにカラー液晶が搭載された。

三菱電機としては初、NTTドコモとしては「F502i」に次いで第2弾となるカラー液晶搭載モデルであった。
(いずれも、2012年(平成24年)3月31日に movaサービス終了により使用不可となった)。

関連項目:
D502i カラーバリエーション
 ピュアホワイト・ライラックパール(写真)・ダイアモンドシルバー・メタリックロゼ


保存状態:実際の使用したのは、「D501i 」(カラー不明)であったが、実機廃棄のため「D502i」 のモックアップで代用(上記整理番号は、このモックアップのもの)。

# by fbox12 | 2022-08-16 11:13 | 博物館資料

NTT DoCoMo デジタル・mova D203 HYPER

NTT DoCoMo デジタル・mova D203 HYPER_a0057057_1027206.png私的文化遺産:整理番号44

携帯の安売り合戦が始まった頃で、本体の価格も下がり始める。

D201 HYPER の後継機で、アンテナにはデジタルを現すグレーの鉢巻きが・・。また、フリップ上のボタンがなくなっている。

デジタル携帯電話は、ひとつの周波数帯域を時分割して音声情報を送受信している。

つまり、いくつかの回線(音声)をデジタル技術でまとめて送っている。

この頃は、3回線をひとつにまとめていたフルレートが主体であったが、携帯電話の普及と周波数帯不足に対応できなくなったため、(音声データの)圧縮率を2倍(6回線分の通話をひとまとめ)にしたハーフレートに移行した時期だった。

ただ、フルレートでもかなり音質が悪く、こもっていてガサガサしがちな音になるのだが、JPEG画像が圧縮率が高くなればなるほどその画像が荒くなるのと同様に、音声データでは音質が犠牲となる。最悪の場合、音声が変化し、声での認識ができない事態もでていた。

販売開始日:1997年(平成9)年5月22日


保存状態:実機廃棄のためモックアップで代用。

# by fbox12 | 2022-08-13 15:20 | 博物館資料