fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

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DE10修復出場

a0057057_92335100.jpg転落事故のDE10の修理が終わり、本来の仕業に戻りました。
修理箇所は向かって左側のテールライトの下です。
パテが使えないため、溶接(接着)の盛り上がりに期待をしたのですが、乾いてヤセてしまったため、このくらいのアップになると、その痕がわかります。
ガス溶接は技能講習のときだけ、アーク溶接は座学のみ(・・本当のはなし。)という、工場長自らが修理をしました。
当初は、ブレーキホースか何かをつけてごまかすつもりでいましたが、結局、そうなると1本だけというわけにも行かず、位置の問題もあって、板材の修復だけになりました。
連結器は、Mカプラーからの交換時、直付けしていたため、元に戻しただけです。

一方のワ115の方は、もともと簡易的なつくりのため、他の車両から派生したSHINKYO連結器を直付けするつもりですが、床板の高さの問題があって、少しだけ検討中です。
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by fbox12 | 2012-07-12 22:11 | 鉄道・バス

ワラ1形貨車

ワラ1形貨車は、日本国有鉄道(国鉄)が昭和37(1962)年から製作した17t積の貨車(有蓋車)である。

1960年代に漸増していた鉄道貨物輸送に対応するために開発され、汎用の二軸有蓋車ワム60000形の設計を基に、車体を最大限度まで大型化した車両である。昭和41(1966)年までに17,367両(ワラ1,ワラ2,ワラ100 - ワラ17464)が製作された。2軸の汎用有蓋車で従来比2tの増積を可能とし、広汎に使用され貨物列車の輸送力向上に寄与したが、昭和59(1984)年2月1日国鉄ダイヤ改正の貨物輸送体系転換で汎用的な運用が停止され、用途を限って使用された一部の車両も昭和62(1987)年の国鉄分割民営化までに除籍されている。
車体の基本構造はワム60000形を踏襲したもので、外部構造は全溶接の鋼製車体である。車体各部の寸法は二軸車の限界まで拡大され、ワム60000形に比し最大長190mm増(8,040mm)最大幅 101mm増(2,840mm)最大高70mm増(3,770mm)として設計された。床面積は1.3m²増の 17.2m²、内容積は5.1 m³増の43.2 m³ である。
増積を可能とするため各部の軽量化を図り、床板は従来の50mm厚木板を4.5mm厚の鋼板に、室内の内張りは20mm厚の木板から8mm厚の合板に変更している。自重はワム60000形の9.7tから 9.0tに軽減された。
台枠はワム60000形の基本構造を踏襲したもので、軸距を230mm拡大した4,130mmとして走行安定性を確保している。軸受は平軸受、軸バネ(重ね板バネ)の支持機構は2段リンク式である。連結器の緩衝装置は従来の輪バネからゴム緩衝器に変更された。
ブレーキ装置は、補助空気溜 ならびにブレーキシリンダと制御弁(K三動弁)とを一体化したKC形自動空気ブレーキで、国鉄貨車が汎用的に搭載するものである。留置ブレーキは片側の側面に足踏み式のブレーキテコを設ける。最高速度は75km/h である。
国鉄在籍車以外にも、東武鉄道ワラ1形、越後交通ワラ1形など同一設計の車両を製作し、国鉄との直通運用認可を得て各方面に運用した事例があった。外観上、社紋の表示があり、車両番号直下に2本の白線を表示する点が国鉄在籍車と異なる。

(以上、記事内容 Wikipedia:平成25年9月27日更新から)

模型:
a0057057_20292631.jpg車両ファイル№34(仮)
形式:ワラ1
車号:ワラ1234
仕様:
製造:KATO(品番:8025)
改造整備:連結器・・KATOカプラーN他車から流用/SHINKYO連結器(黒)新規:側ブレーキ側

この車両には珍しく(片側だけだが)KATOカプラーNを装着している。
種車がKATOの車だからそれに合わせて・・ではなく、少々込み入った理由がある。

当初、SHINKYO連結器を板状のバネ(KATOのナックルカプラーに付いているもの)で装着するつもりでいたのだが、たまたまバネが見当たず連結器本体だけを装着して様子を見た。しかし、この方法では床板にあいている穴を塞いでいないため、カプラーヘッドが下を向いてしまい水平保持が出来ない。
次に、コイルスプリング(カプラー用スプリング)で代用したが、この方法では逆に連結器が上を向いてしまう格好になり連結ができないのと、手動で連結させても自然開放してしまった。
このため、SHINKYO連結器をあきらめ、他の車両から派生したKATOカプラーNを付けて様子を見たが、原因不明の連結器本体崩壊脱落が発生し、その部分(側ブレーキ側)のみは、若干カプラーヘッドが上を向いてしまうのを承知で再びSHINKYO連結器(コイルスプリング付き)に戻した。

a0057057_22244187.jpg車両ファイル№15(仮)
形式:ワラ1
車号:ワラ6542
仕様:
製造:KATO(品番:8025)
改造整備:SHINKYO連結器(黒)新規・・KATOナックル用板バネ使用

上記のKATOカプラーNが空中分解(本体崩壊)したワラ1234とセットのこの車両は、ナックルカプラーの板バネが見つかって、前後とも当初予定していた方法で何とか収まった。SHINKYO連結器をそのままカプラーポケットに入れるとヘッドが出すぎてしまうため、根元のブロックを(左右)カットし、ポケットの奥へセットできるようにしている。
板バネをⅤ字に折り、その後方へずらした連結器のブロックを包み込むように加工する。
これだけの加工で、水平保持、前後の緩衝、左右の動きに対する復元ができ、一番簡便な方法でかつ、利用価値の高いものになる。
連結器上の床板部分の空きは、板バネを使用することにより下側に戻るため、特に塞いではいない。
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by fbox12 | 2012-07-05 20:49 | 鉄道・バス

国鉄ワム80000形 (日本国有鉄道 ワム80000形貨車)

概要:
ワム80000形は、日本国有鉄道(国鉄)が昭和35(1960)年から製造、使用した、15t 積み二軸有蓋貨車である。
国鉄貨車の標準型として、昭和56(1981)年までの21年間で、実に26,605両が量産された。製造所は、日本車輌製造、川崎車輛/川崎重工業、汽車製造東京支店、日立製作所、輸送機工業、富士車輌、ナニワ工機、三菱重工業、協三工業、舞鶴重工業、鉄道車輛工業、若松車輛である。

昭和34(1959)年、汐留駅 - 梅田駅間においてコンテナ輸送が始まった。一方でそれまで主流であった車扱貨物、特に有蓋車の荷役作業の近代化をはかる必要がでてきた。このためパレットを使用し、フォークリフトで荷役をすることによる効率化が検討され、初代ワム80000形(後の初代ワム89000形)が誕生した。本形式はその改良量産型である。車体色はとび色2号(明るい茶色)。
最大積載荷重は15t であるが、これはパレットの重量を含んだものである。本形式の試作車にあたる初代ワム80000形は、容積が過小で15t を積載することができなかったため、本形式では容積を大きくして、同荷重の他形式と比べ車体長が増加している。また、初代ワム80000形同様、荷役の利便を図るため側面は総開き式として4枚の引戸とされ、どの場所でも開口させて荷役を行うことができる。積載可能なパレット数は、初代ワム80000形より2枚多い14枚である。
走り装置は二段リンク式で、最高運転速度は75km/h、車軸は12t 長軸で、軸受は平軸受である。
標記トン数15t のパレット荷役用有蓋車であることから車番標記の前に「パ」(後年「ハ」に変更)の小文字が入れられたため「パワム(ハワム)」と区別される。パレット輸送の利点を生かし主に大口輸送に使用されたため、昭和59(1984)年2月のダイヤ改正で、ヤード集結形輸送が廃止された後も、製紙業者による紙の輸送用に生き残った。昭和62(1987)年の国鉄分割民営化後は、日本貨物鉄道(JR貨物)のほか、九州旅客鉄道(JR九州)を除く旅客鉄道会社にも少数が事業用として引き継がれた。
JR貨物に引き継がれたものの一部は、軸受をコロ軸受にする改造(380000番台)や製紙原料用の木材チップバラ積み用(480000番台)へと改造されたが、輸送自体の廃止やコンテナ車への切り替えにより消滅した。
廃車となった車両の一部は、使い勝手の良さから数多くが一般に払い下げられた上で倉庫や店舗などに再利用された。今でも全国各地でその姿を見ることができる(淡路島など鉄道がない地域にもある)。

区分番台:
汎用車
試作車(80000 - 80004)
昭和35(1960)年に製造された、ワム89000形(初代ワム80000形)の欠点を改良して車体を大型化した試作車。側ブレーキは車体中央部に装備されていたが、後に量産化改造により車端部に移された。屋根は鋼板製であるが、プレス鋼板による垂木を8本取り付けている。

1次量産車(80100 - 82899)
試作車の試験結果に基づいて細部を改良し、昭和35(1960)年から昭和41(1966)年にかけて量産されたグループ。自動連結器を横コッタ式下作用から並形上作用式に変更し、緩衝器をゴム式から輪ばね式とした。側ブレーキの取り付け位置を中央部から車端に移した。

2次量産車(83000 - 88999, 180000 - 188801)
昭和43(1968)年10月に実施されたダイヤ改正により、貨物列車の最高速度が65km/hから75km/hに引き上げられたのにともなって、これに適合しない貨車が大量に廃車されたため、それの補充と近代化をかねて量産されたグループ。側ブレーキがそれまでの片側から両側に増設され、屋根がプレス構造に変更されるとともに室内の天井板が省略された。小改良を加えながら、昭和45(1970)年まで製造された。

側柱省略試作車(188802 - 188806)
本形式では、屋根を支えるため片側2本ずつの側柱があるが、これがないほうが荷役に都合がよいため、この側柱を省略した試作車。強度の確保のため、妻板の厚さは従来車の2倍となり、鴨居や台枠側梁を強化した。そのため、従来車に比べ高さが60mm増加している。昭和46(1971)年製。

物資別適合車汎用化改造車(188807 - 188818)
オートバイ輸送用車の汎用化改造車。

走行安定対策車(280000 - 288499・280000番台)(模型写真)
昭和50(1975)年より製造された改良型で、昭和56(1981)年までに8,500両が製造された。走行性能の改善のため軸距を260mm延長して5,300mmとし、床鋼板の厚みが4.5mmから6mmに変更となったほか、台枠構造が変更されている。軽量化のための引戸のアルミ化などが行われている。外観上では雨樋縦管が車端部に露出しており、屋根は耐候性高張力鋼1.6mm厚となり、耐食性ポリエステル樹脂を塗布したため、塗色が薄茶色になった。側扉がアルミ製となったことにより強度が小さくなり、注意喚起の意味で「●」印が扉に標記されたものの破損事故が多発したため、さらにその下部に縦書きで「アルミドア」の表示が追加された。
昭和53(1978)年第1次債務負担で新製されたワム284990 - 284999の10両は、木製床を試用しており、日本車輌製造製の5両(ワム284990 - 284994)は合板を、三菱重工業製の5両(ワム284995 - 284999)は単板を使用している。また、昭和53(1978)年本予算以降の新製車の一部は、輪軸や軸ばね、制動弁、自動連結器に中古品を使用したものがある。
平成18(2006)年に使用されていた本形式は、全て本番台または本番台の改造車であった。

保守向上車(380000 - 380499・380000番台)
走行安定対策車(280000番台)をベースに、保守性の向上のため軸受を平軸受からコロ軸受に変更したもので、平成3(1991)年1月から平成5(1993)年3月にかけてJR貨物の輪西、新小岩、名古屋、広島、小倉の各車両所および西日本旅客鉄道(JR西日本)の鷹取、松任の両工場で500両に改造が行なわれた。外板塗装は貨物ブルーに変更されている。コロ軸受への変更により走行抵抗が小さくなったため、「転動防止注意」の標記がブレーキペダル横の扉下部に行なわれている。

物資別適合車[編集]
汎用車をベースに、物資別適合輸送のために積載する物資に適合するよう構造を改めたグループで、新製または汎用車の改造により製作された。番号は、汎用車との区別のため580000番台に定められた。これらは、車扱貨物の衰退とともに廃車され、ビール輸送用のものが少数引き継がれた以外は、JRに引き継がれたものはなかったが、平成10(1998)年には新たな物資別適合車として、480000番台が改造製作された。

鮮魚輸送用(ワム580000 - ワム580029・580000番台)
昭和42(1967)年に近距離鮮魚輸送用として、汎用車の改造または新製(昭和42(1967)年度第1次債務負担)により製作されたもの。24両(ワム580000 - ワム580023)が改造車、6両(ワム580024 - ワム580029)が新製車である。変更としては、床に傾斜をつけて水抜き穴を設け、屋根裏面に断熱塗料を塗布し、床裏面や妻の裏側に防錆塗料を吹き付けて、断熱効果を上げている。外板は白色塗装とされ、異彩を放っていた。
新製車は、当初ワム86064 - ワム86069として計画されていたものだが、急遽鮮魚輸送用に仕様変更して落成させたもので、予定番号に5を冠して、ワム586064 - ワム586069とされていた。改造車についても、改造落成当初は原番号の十万位に5を付した番号であったが、後に物資別適合車の種類が増えると、ワム580000 - ワム580029に変更された。
本グループは焼津駅常備とされ、東京、大阪または神戸との間のマグロ輸送に使用されたが、昭和43(1968)年に東名高速道路が開通すると、マグロ輸送は高速道路を利用したトラックによる方式に切り替わった。晩年は一部の車両が上諏訪駅や岡谷駅などの常備とされて味噌の輸送に使用された。

板ガラス輸送用(ワム581000 - ワム581024・581000番台)
板ガラスのクレーン荷役の便を図るために屋根構造の変更を行なったもので、昭和42(1967)年に汎用車の改造により14両(ワム581000 - ワム581013)、昭和44(1969)年に新製車として11両(ワム581014 - ワム581024。昭和44(1969)年度民有車両)が製造された。常備駅は、松尾寺駅である。
改修内容は、屋根に幅1,600mm、長さ5,400mmの積込み口を明け、そこにスライド式の扉を設けたもので、妻板には屋根に登るためのハシゴが取付けられている。新製車は、積込み口の長さが5,600mmに変更されたほか、積込み口の引戸は人が乗っても大丈夫なように強化されている。
本グループは、落成当初、原番の十万位に6を冠していたが、鮮魚輸送用と同様の経過でこの番号に改められた。

自動稲刈結束機輸送用(ワム582000 - ワム582004・582000番台)
昭和43(1968)年、5両が改造製作された、自動稲刈結束機(バインダー)専用車である。床面上1,190mmの位置に棚を設置して2段積ができるように改造され、1両あたり16台の積載が可能であった。

オートバイ輸送用(ワム583000 - ワム583011・583000番台)
昭和43(1968)年に12両が新製されたもので、582000番台と同様に棚を設けてオートバイの2段積ができるようにしたものであるが、復路で一般貨物の扱いもできるよう、棚は1,840mmの高さまで持ち上げることのできる構造となっている。1枚のパレットに6台のオートバイを固定して、これを上下それぞれ4枚積載できる。静岡鉄道管理局がヤマハ発動機からのオートバイ出荷を受注するために用意した車両である。これ以前にワキ5000形で実施しようと試行した経緯がある。
当初、ワム180808 - ワム180819として計画されていたものを急遽変更したもので、同番は欠番となったが、後の増備により2代目が落成して、欠番は埋められた。数年後にはオートバイ輸送が廃止されたため、日本楽器製造(後のヤマハ)のピアノやエレクトーンを出荷する目的に転用され、さらに昭和56(1981)年に専用設備を撤去のうえ汎用車に編入され、側柱省略試作車に続くワム188807 - ワム188818に改番された。

ビール輸送用(ワム584000 - ワム584469, ワム585000 - ワム585299)
ケース入り瓶ビールの輸送用として、昭和44(1969)年および翌45(1970)年に470両(584000番台)が新製により、昭和46(1971)年から昭和48(1973)年に300両(ワム585000 - ワム585299・585000番台)が汎用車の改造により製作されたもので、物資別適合車では最大のグループである。ビール用のパレットは、標準的なものと寸法が異なる(900mm×1,100mm)ため、支障する側柱を400mmずつ内側に移設し、18枚が積載可能である。
ビール工場はかつて多くの場合原料搬入、製品出荷に便利なよう鉄道駅の近くに設置され、専用線による貨車の授受を行っていた。太刀洗、竹下、万富、西ノ宮、尼崎、吹田、茨木、向日町、多賀、清洲、新守山、恵比寿、川口、倉賀野、取手などで、ワム80000形によるビール出荷が行われていた。

ワム480030(木材チップ輸送用車)
木材チップ輸送用(ワム480000 - ワム480089・480000番台)
北海道の萩野・陣屋町間で使用されていたトラ90000形無蓋車を置換えるために、平成10(1998)年5月から平成12(2000)年3月にかけて、280000番台から90両が改造された製紙用木材チップバラ積輸送専用車。
屋根部を開口し、山側側面を完全に張り替え、車体下部に荷下ろし用のあおり戸を設置するなど大規模な改造を加えられたため、実質的に有蓋車の体をなしておらず、積車時には屋根にシートを掛けて運用されるが、類別・形式の変更はなかった。最大積載荷重は15t のまま。塗装は赤紫色(JRFレッド)である。なお、チップの輸送は平成20(2008)年3月に終了したため、この目的で使用されていた期間は約10年ほどである。


(参考資料:Wikipedia 平成27(2015)年7月9日更新)


a0057057_108416.jpg模型:
形式:ワム80000
車号:ハワム284232
仕様:反射板付
製造:河合商会(品番:KP-103B)
改造整備:連結器交換(SHINKYO連結器(黒)新規)

河合の反射板の付いた2両セットのものです。
TOMYの古い型ですが、現在のTOMIX同形式よりもひと回り大きく、TOMIXの現行の車体は作り直されたと思います。
また、どういうわけか、現行のTOMIX車(単体売り)は、車号が河合のこれとまったく同じです。

車両ファイル№0016
形式:ワム80000
車号:ハワム284293
仕様:反射板付
製造:河合商会(品番:KP-103B)
改造整備:連結器交換(SHINKYO連結器(黒)新規・・カバー:KATO)

セットで販売されていた片割れ。連結器を交換する際、本来のカバーを紛失(後に発見)してしまい、KATOのカバーを加工して取り付けている。(カプラー用の板バネを使用)。
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by fbox12 | 2012-07-02 22:05 | 鉄道・バス

国鉄 ワム50000形貨車(鐵道省 ワム50000形貨車)

概要:
国鉄ワム50000形貨車は日本国有鉄道(国鉄)の前身である鐵道省が製造した 15t 積み二軸有蓋貨車である。

15t 積み二軸有蓋車は昭和13(1938)年から鋼製のワム23000形が量産されていたが、日中戦争の激化により戦時型として本形式が昭和15(1940)年から製造された。鋼材節約のためにワム23000形の車体の外板を省略し、鉄柱+木造構造としたもので、引戸や下回りは同等である。昭和19(1943)年までに3,565両が、終戦後の昭和21(1946)年に80両、合計3,645両が製造された。製造メーカーは日本車輌製造(本店・支店)、川崎車輛、汽車製造(支店)、新潟鉄工所、田中車輌の5社で、番号は昭和18(1943)年までの製造分がワム50000 - ワム53564、昭和21(1946)年製造がワム53565 - ワム53644である。
走り装置は12t 長軸を使用した一段リンク式であったが、昭和31(1956)年から翌32(1957)年にかけて、90両が車体の鋼体化と二段リンク化改造を受け、ワム90000形に編入された。残りの車輌については、昭和38(1963)年からは雨漏り対策として側面・妻面の木部羽目板を耐水合板に交換する工事が進められ、約半数の車両が合板張りになった。並行して、3,223両に対しては走行装置の二段リンク化改造も実施され、大半の車両が「ヨンサントウ(昭和43(1968)年10月)ダイヤ改正」以降も引き続き使用されたが、昭和1970年代の前半から廃車が始まり、昭和60(1985)年までに全車が廃車となった。

有蓋車に対する増積の実施:
昭和18(1943)年から貨車の戦時増積が実施されたが、国鉄貨物輸送の全盛期である昭和35(1960)年)にも輸送力不足の対策として、15t 積み有蓋車の中で設計強度に余裕のあるワム50000形、ワム1900形、ワム2000形の3形式について、特定品目を除き 2t の増積が実施された。荷重は 15t と 17t の二重表記とされ、形式の前に特殊標記符号として「オ」を付加し、「オワム」標記とされた。この措置は 17t 積み有蓋車ワラ1形が量産されたことにより、昭和41(1966)年に廃止された。


a0057057_19383863.jpg模型:
形式:ワム50000
車号:ワム50835
仕様:(中古)
製造:TOMY(香港)(品番:)
改造整備:連結器交換(SHINKYO連結器(黒)・・新規)

この車両。我が鉄道に来たのはかれこれ30年位前に遡る。
これまで何回か事情があって模型から遠ざかった時期があったが、その中でも何両かは手放さず手元に残っていたもの(この車両の場合は、捨てられず・・)の1両で、確か元々が中古で回ってきたように記憶している。
元の箱がないため憶測だが、TOMIXのブランドになってからもしばらくはナインスケール仕様のまま販売されていた時期があり、特にこの車両はTOMY、HONGKONGの標記しかないものの、カプラーポケットは現在の河合(ポポンデッタ)と同等の仕様のため、おそらくはこの過渡期のころのものと思われる。


(以上、実物参考資料-Wikipedia:平成27(2015)年4月15日更新)
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by fbox12 | 2012-07-01 19:37 | 鉄道・バス