fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

カテゴリ:PC・ネット( 204 )

ASUS Nexus7(2013)

a0057057_1059114.png私的文化遺産:実稼動機のため指定なし

メーカー:ASUS
仕様特徴:
 OS:Android™ 4.3
 搭載チップ:Qualcomm Snapdragon™ S4 Pro APQ8064
 サイズ:114mm×200mm×8.6mm
 液晶:1,920×1,200ドット表示7型ワイドIPS液晶(Google Play対応)
  10点対応マルチタッチスクリーン
 Webブラウジング・読書可能時間:約10時間
 メインメモリ:2GB
 データ記録用(フラッシュメモリ):eMMC
 データ通信:LTE、W-CDMA、GSM(対応モデ)
  IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0対応
 カメラ:500万画素(背面)、120万画素(前面)
 付属機能: GPS、電子コンパス、光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、NFC、磁気センサー(ワイヤレス充電を行えるQiに対応)


(参考資料:ASUSホームページ)
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by fbox12 | 2016-01-07 21:57 | PC・ネット

NTT docomo P-01G

a0057057_16202760.pnga0057057_10383545.png私的文化遺産:実稼動機のため指定なし

概要:
NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末。平成25(2013)年10月に発売されたP-01F の後継機種にあたり、P-01F 同様、基本機能だけを求めるユーザーをターゲットとしている。P-01F では対応していなかったおサイフケータイ(Felica)に対応した他、Bluetooth はハンズフリー通話や音楽のワイヤレス再生だけでなく、Android OSのスマートフォン・タブレットやP-01G 同士での画像の送受信も可能となった。P-01F 同様、内蔵メモリー620MBは、電話帳の登録件数3000件(1件につき最大5番号・5アドレス)まで可能な他、i モードメールの保存件数は約3000件、写真は約4800枚を保存することが可能となっている。バッテリー容量が800mAh から増量された。なおGPSは非対応である。
デザインはP-01F と同様のクリスタルパネル型の背面ディスプレイを採用しているほか、ワンタッチで呼び出せる「マルチワンタッチボタン」やパナソニックの代表機能「ワンプッシュオープンボタン」もそのまま継承されている。

メーカー:パナソニック モバイルコミュニケーションズ
OS:Access Linux Platform + OPP(L)
音声通信方式:3G:FOMA(W-CDMA)(3G:800MHz、2GHz)
データ通信方式:3G:FOMA(HSDPA)
本体サイズ:112 × 51 × 15.3(最厚部15.8) mm
質量:約122 g
連続通話時間:約260分(音声通話時)、約160分(テレビ電話時)
連続待受時間:約750時間(静止時)
充電時間:約140分
バッテリー:1000mA
メモリ:620MB
外部メモリ:microSDメモリーカード(2GBまで・ドコモ発表)
 microSDHCメモリーカード(32GBまで・ドコモ発表)
日本語入力:iWnn
赤外線通信機能:あり
Bluetooth:2.0+EDR
メインディスプレイ方式:TFT液晶フルワイドVGA 3.4インチ
 解像度(ドット数)480×854
 表示色数 26万2144色
サブディスプレイ方式:有機EL 約0.9インチ
 解像度(ドット数)128×36
表示色数 1色
メインカメラ:約510万画素CMOS
 機能 AF、手ぶれ補正機能、顔認識、連続撮影
サブカメラ:なし
発売日:平成26(2014)年11月7日

現況:稼動使用中


(参考資料:Wikipedia 平成27(2015)年10月31日更新)
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by fbox12 | 2015-11-22 11:33 | PC・ネット

104 NEC PC-9801

私的文化遺産 整理番号104 
a0057057_19323656.jpgNEC PC-9801は、昭和57(1982)年10月にNEC PC-9800シリーズの初代機として発売された(当時のNEC社内での開発コードは「PCX-04」)。CPUに16ビットのNEC製μPD8086(Intel 8086互換)5MHz、割り込みコントローラにi8259Aのカスケード接続(IRQ 7に接続)、DMAコントローラにi8237を使用するなど、インテルの8086ファミリチップを採用したため、IBM PCに似た構成となったが、8ビットのXTバスを搭載したIBM PCと異なり、筐体を開けずに抜き差し出来る16ビットのCバスを採用した。幅広く事務用途や工業組込用途に適合するよう、ハードウェア面ではPC-8000/8800シリーズに似たシステム構成を取り、従来のPC-8000/8800シリーズユーザーが取っつきやすいように工夫されていた。内部は8086向けにハードウェアを最適化し、CUI向けに性能を特化させた16ビットパソコンである。この機種はPC-8000/8800シリーズを開発していた「電子デバイス事業グループ」とは別の「情報処理事業グループ」が開発した。
a0057057_2011192.pngまた、高速な日本語表示のためにテキストVRAMを搭載していた(ただし漢字ROMは別売であったため、この初代と後系継のPC-9801Eのみ単体での漢字表示ができない機種でもある)。グラフィック画面解像度は640ドット×400ドット8色、1画面。後のモデルでは2画面となった。テキスト画面・グラフィック画面ともに、ハードウェアによる1ライン単位の縦スクロールおよび16ドット単位の横スクロールが可能だった。このテキスト画面を持つことで、ワープロやエディタなど文字系のソフトウェアを使う場合は、他の機種よりもアドバンテージとなった。初期のワープロソフトでは、このテキスト画面で文字入力し、グラフィック画面で印刷イメージを確認するものがほとんどだった。
これらの高精細かつ高速なグラフィック処理のために、自社製の汎用グラフィックコントローラGDC(Graphic Display Controller:μPD7220)を2個、テキスト用(マスタ動作・CRT同期信号を生成)とグラフィック用(スレーブ動作)にそれぞれ採用した。GDCは直線・円弧などグラフィック図形の描画機能、縦横方向へのスクロール機能を持つ。テキスト画面にはPC-8000シリーズと同様のキャラクタグラフィックモードが実装されるなど、PC-8000シリーズ/PC-8800シリーズとのある程度の互換性が考慮されていた。
その他、PC-8800シリーズのN88-BASICと互換性を持つN88-BASIC(86)を自社開発し、ROMで搭載していた。
a0057057_203282.pngPC-9801のキーボードはμPD8049HCなどのマイコンを内蔵したシリアル接続タイプで、ハードウェア的には直接読み取ることはできなかったが、BASICプログラムの移植性を考慮して、BASIC上からはPC-8800シリーズと同様にI/O命令でキースキャンコードを読み出せるようにエミュレーションされていた。このような点からも、ソフトウェア面でいかにPC-8800シリーズとの互換性確保に腐心していたかをうかがい知ることができる。
初代機以降は、CPUを8MHzに高速化してグラフィック画面を2画面に増強したPC-9801E、PC-9801Eと同様の変更に加えて5インチ2DD(両面倍密度倍トラック)フロッピーディスクドライブを本体に内蔵し、さらにJIS第1水準漢字ROMを標準搭載したPC-9801F(FDD内蔵を強調しての命名)が発売された。
世界初の市販16ビットパソコンはIBM モデル5150(通称「IBM PC」)である。モデル5150がCPUとして採用した8088は内部的には汎用レジスタ長が16ビット、リニアにアクセスできるメモリの最大容量を決定するアドレスバスは20ビット長(=1Mバイト)であるが、8ビットCPU用の周辺チップがそのまま利用できるように、外部バス幅は8ビットとなっていた。対して、PC-9801は当初から8088の上位機種である8086をCPUとして採用、外部バス幅は16ビットとなっており、バスクロックは10MHz、最大転送速度は1MByte/secでモデル5150よりも大幅に高速な転送能力を備えていた。なお、日本初の16ビットCPU搭載ビジネスパソコンとされる三菱電機のMULTI 16も初代機ではCPUは8088を採用しており、IBM初のフルネィティブ16ビットパソコンは80286を搭載した1984年のPC/ATである。また、PC-9801が日本国外に知られるようになった当時、IBM PCの世界ではVGAがまだ充分に普及しておらず、カラーグラフィックで640×400ドットのピクセル数を持つ本機は、かなり先進的なパソコンと評されたこともあるという。企業向けとしてはN5200が同じくNECの「情報処理事業グループ」より発売されており、このN5200と初代PC-9801はハードウェア構成において類似性が大変高かった。

(以上、記事内容 Wikipedia:平成26年12月16日更新から)

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by fbox12 | 2015-02-24 19:50 | PC・ネット

103 FUJITSU MICRO 7(FM-7)

私的文化遺産 整理番号103
a0057057_18461240.jpgFUJITSU MICRO 7(通称 FM-7)は富士通が発売した8ビットパソコン。
当時、富士通はこのFM-7のヒットにより、シャープ、NECと共にパソコン御三家と呼ばれる様になった。

昭和57(1982)年11月、FM-8の廉価版後継機種として発売された。開発時の名称はFM-8Jr.(ジュニア)。FM-8と一定の互換性があり、アプリケーション、OS(CP/M、FLEX、UCSD Pascal、OS-9)、開発言語、ツール、周辺機器の資産継承が考慮されていた。FM-8を含んで、FM-7/8シリーズと呼ばれ、CPUの高速化等、実質的にはFM-8の性能が向上した後継機にあたる。
モトローラ社のMPU 68B09をメインCPUとグラフィックを独立制御するディスプレイサブシステムへそれぞれ搭載する2CPUのアーキテクチャを採用。FM-8と同様にオプションのZ80カードが搭載可能になっており、CP/Mや、Oh!Xで使われたS-OS"SWORD"など、Z80CPUベースのシステムを動作させることも可能になっていた。このZ80カード用スロットは後にユーザベースで63C09を搭載するのにも使われた。F-BASIC V3.0がROMに搭載されている。漢字ROMカード、フロッピーディスクドライブはオプション。
発売当初のイメージキャラクターはタモリ。キャッチコピーは「青少年は興奮する」。 競合機種と同等のカラー表示にPSGがつき価格が安かったことから、FM-7は一定の普及をみて、富士通をパソコン御三家の地位にまで押し上げた。FM-7に端を発する低価格・高性能という路線はPCユーザ拡大に貢献し、'80年代パソコンブームの原動力となった。
FM-7が販売面で成功したのは本体価格が126,000円という低価格にも関わらず、当時の最新機能を盛り込み1クラス上のPCに匹敵または凌駕する性能を備えていたことにある。同時期の人気機種は、NEC PC-8801(228,000円)、PC-9801(298,000円)、日立 ベーシックマスターレベル3(298,000円、後に価格改定)。学生を中心に人気があった「パピコン」ことNEC PC-6001(89,800円)やコモドールVIC-1001(69,800円)などの初心者PCのユーザー層にも大きな影響を与え、その成功から、FM-7を引き継ぐ形で、後継機が完全上位互換で作られていく形になる。
FM-8から引き続き、広いメモリ領域とVRAM領域の確保と処理速度向上のためにメイン(演算部)、サブ(グラフィック部)に独立した6809を搭載する贅沢なアーキテクチャを採用した。FM-8を祖とするこの設計は、マルチCPUとしてではなく、ホストCPUとグラフィック端末の関係にあり、サブCPUに処理の大きな表示周りの作業をさせることによるメインCPUの負担を軽減することに目的があった。また、このグラフィックスサブシステムの実装では、キャラクターコードをハードウェア的にフォントに展開するテキストVRAMを持たなかったため、ハードウェアによるスクロールが使えない画面モードでは、当時の処理速度と比較して広大なグラフィックVRAMを再描画する必要があり、リスト表示などでのスクロールのもたつきや、カーソルを移動するとその通り道にあったグラフィックも消えてしまうという制限も引き継いでいる。また、リアルタイムゲームが流行すると両システム間の転送容量に制限やタイムラグがあったこと、キーボードのスキャンを専用CPUに任せ、チャタリング除去なども行っているためにBREAK以外のキーでは押下した結果しか認識できず、ユーザの間ではリアルタイムゲーム向きではないとされ、議論になった。前述のとおり、任意のコードの実行を想定して設計されているわけではないサブシステムではあったが、サブシステムモニタ開発時、デバッグ用に実装されたメンテナンスコマンドの利用や、そのノウハウの蓄積、後述する内部技術資料の積極的な公開により、サブシステムで任意のプログラムを実行することで、描画の高速化や、高速にデータを転送するテクニックなどが考案され、ハードウェア的なキー入力の制限を除けば、競合機種と同等のゲームが発売されるようになっていった。
他社と同様、富士通も本体添付品や別売マニュアルという形でBIOS、I/Oアドレス、ファームウェア、システムコマンド等を積極的に公開した。また富士通の支援により、FMシリーズ専門誌『Oh!FM』(日本ソフトバンク、後の『Oh!FM TOWNS』)をはじめとして、技術評論社や工学社などから『活用マニュアル』などと呼ばれる良質なリファレンスマニュアルが多く出版された。またショウルームやサポートセンター経由では、内部技術資料なども必要に応じて比較的簡単に入手できた。
回路設計の問題としては、同等の音源を搭載した他機種に比較して、サウンド出力にデジタル回路からリークしたノイズも多く、音割れも見られた。
昭和60(1985)年、スペインのSECOINSA社という富士通に近い会社よりFM-7が販売されている。

従来機種との互換性:
FM-8との主な共通点
 キーボード一体型筐体。
 メモリマップ、I/Oマップ等の設計。
 サブシステムに関する機能、設計。
  メイン側とは128バイトの共有RAMを通じてコマンドやデータをやりとりする。
  表示画面(640×200ドット、8色。グラフィックスサブシステムによって、テキストもグラフィック画面へ
  描画される)。
   ハードウェアで画面の2ライン単位での縦スクロールが可能。
  キースキャンに専用4ビットマイコンを使用したキーボード。

FM-8との主な差異
 MPUクロックの高速化(メイン1.2MHz→2MHz、サブ1MHz→2MHz)。
  FM-8と同じ速度にするモードもある。
 ソフトウェア制御可能なF-BASIC ROMとRAMのバンク切替機能の追加。
  これはFM-8でROM-BASIC以外のOSを利用するためにDIP-SWにてBASIC ROMを切り離し全メモリ領域をRAM
  として利用するために用意されていた機構がソフトウェア制御にて可能になったもの。データレコーダからソフト
  ウェアをロードする当時のシステムで32KB多くRAM領域を確保できることは非常に有効であり、FM-7専用ゲー
  ムソフトがFM-8で動作しない大きな原因の一つにもなった。
 サウンド機能(PSG3声)、カラーパレット機能、マルチページ機能の追加。
 キーボードのメインCPU側からのBREAKキー以外のキーコード読み取り機能、キーボード割り込み機能を追加。
 拡張スロットを内蔵し、工具を使用せずにオプションカードの増設が可能。
  拡張スロット用カードとして、漢字ROMカード(JIS第一水準のみ搭載)、FDDインタフェースカード、RS-
  232Cカード、Z80 CPUカード、音声合成ボードなどが発売された。
 使用頻度の低いRS-232C、アナログ入力ポート、バブルカセットホルダ等の機能を削除。
  プリンタポート(パラレルポート)に接続するジョイスティックがいくつかのサードパーティーから発売されてい
  た。
  ごく初期にはFM-8互換のアナログ入力ポートを増設して接続するジョイスティックも発売されていた。
  後にFM音源カードが富士通純正のオプションとして発売され、これにはATARI仕様のジョイスティック端子も装
  備していた。
  RS-232Cインタフェース+漢字ROM+辞書ROMを搭載した日本語通信カードも、FM77AVシリーズ末期の時代に
  純正オプションとして発売された。
 キーボード専用マイコンの仕様改善。
 富士通から発売されたMSX規格パソコンであるFM-Xと連携動作を可能とするインタフェイスボードが発売されてい
 た。

基本仕様
 CPU: メイン MBL68B09(入力外部周波数4.9/8MHz切換機能付)、サブ MBL68B09(入力外部周波数4/8MHz切
 換機能付)
 ROM: F-BASIC 32KB、ブートローダ 2KB、サブシステムモニタ 8KB、キャラクタ 2KB
 RAM: メイン64KB(BASICでのフリーエリアは32KB)、サブ5KB、VRAM 48KB
 Text Mode: 80×20/25、40×20/25
 Graphic Mode: 640×200モノクロ3プレーン若しくはカラー1プレーン。パレット機能付き。
 Sound: PSG(AY-3-8910あるいはAY-3-8913などの相当品)
 電源(消費電力): AC100V 50/60Hz(最大70W)
 使用条件: 温度 0~35℃,湿度 20~80%,(ただし結露しない事)
本体添付品
 簡易言語 NEW VIPカセットテープ(表計算ソフト)
 簡易言語 NEW VIP操作マニュアル
 FM-7 ユーザーズマニュアル システム解説書
 FM-7 ユーザーズマニュアル システム仕様書
 FM-7 F-BASIC 文法書
 FM-7 F-BASIC ポケットブック
 FMシリーズ F-BASIC入門
オプション
 本体内蔵オプション
  MB22405 漢字ROMカード(JIS第一水準漢字ROM)
  MB22435 ひらがなROMカード
  MB22407 ミニフロッピィインタフェースカード
  MB28021 Z80カード(5"版 CP/M-80とのセット)
  MB22406 RS-232Cカード
  MB22436 マウスセット
  MB22437 音声合成カード
  MB22459 FM音源カード(YM2203搭載)
  FM77-101 日本語通信カード(RS-232Cインタフェース、JIS第一水準漢字ROM、辞書ROMを搭載)
 外部オプション
  MB26002 I/O拡張ユニット
  MB22439 MIDIアダプタ
 動作する主要OS
  OS-9/6809 Level 1
  FLEX
  CP/M-80(Z80カード使用時)

FM-7シリーズ
他のモデルのように実装機器による商品バリエーションは無いが、後期にリファインされた同等の機種が発売された。
 FM-7 [MB25010](昭和57(1982)年11月発売)126,000円。
 FM-NEW7 [MB25015](昭和59(1984)年5月発売)99,800円。
  FM-7の廉価モデル。ゲートアレイの利用により集積率を上げ、基板のサイズ、レイアウトは大幅に変更された
  他、ROM BASICなどで、バグが修正されている等の違いはあるが、機種としてはほぼ等価である。簡易言語
  NEW VIPの添付がなくなった。初期ロットではフロッピィディスクのステップレートを変更できる新ブートROM
  を搭載していたが、いくつかの市販ソフトが動作しない問題があったためすぐにFM-7のブートROMに戻された。

(以上、記事内容 Wikipedia:平成26年11月29日更新から)
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by fbox12 | 2015-02-20 19:09 | PC・ネット

102 NEC PC-8801

私的文化遺産 整理番号102
a0057057_11382223.jpgPC-8801は、1980年代当時日本電気(NEC、後に日本電気ホームエレクトロニクスへ移管)が販売していたパソコン御三家の筆頭格と謳われ、昭和56(1981)年11月から販売されたパーソナルコンピュータPC-8800シリーズの初代機である。販売価格228,000円。

概要:
PC-8800シリーズは、NECの半導体開発部門(電子デバイス事業グループパーソナルコンピュータ事業部)が開発しており、情報処理部門(情報処理事業グループ小型システム事業部)が開発した16ビットパソコンのPC-9800シリーズとは販売戦略が異なっていた。
PC-8801は、NECの8ビットパソコンであるPC-8001(・・私的文化遺産整理番号101)の上位互換機種であり、縦400ライン表示可能なビジネス用途もターゲットとした最上位機種という位置付けであった。I/Oやベーマガなどプログラム投稿雑誌やエニックスの賞金付ゲームコンテストも盛んになり、昭和57(1982)年にPC-9801が発売されたあとはPC-8001のソフトとの両活用でホビーユースに対応した人気機種というポジションにシフトしていった。

歴史:
当初は400ライン表示可能なビジネス機

基本仕様
当時のNEC社内での開発コードは「PCX-02」で、前身となる機種のPC-8001の仕様をほぼ全て継承しつつ、新しい機能を追加する上位互換を実現していた。
以下はPC-8801及び後継機PC-8801mkIIの仕様である。

CPU μPD780C-1(Z80A 4MHz相当)
搭載メモリ容量合計184KB
 RAM(メインメモリ) 64KB(4KBのテキストVRAM領域を含む)
 N88-BASIC ROM 40KB
 機械語モニタ ROM 8KB
 N-BASIC ROM 24KB
 漢字ROM(オプション、PC-8801mkIIでは標準実装)
 グラフィックVRAM 48KB(16KB×RGB3プレーン)
画面解像度(PC-8044家庭テレビ用カラーアダプタによりカラーテレビを使用可)
 640×200ドット / 8色(ドット単位に指定可) 1画面
 640×200ドット / モノクロ 3画面(COLOR@コマンドによりテキストキャラクター単位でカラー表示可)
 640×400ドット / モノクロ 1画面(専用高解像度ディスプレイ使用時)
テキスト表示
 80文字×25行、80文字×20行、40文字×25行、40文字×20行(いずれかを選択可)
 リバース、ブリンク、シークレット(キャラクタ単位に指定可)
 表示領域転送には、DMACコントローラを使用し、モードごとにテキストVRAMアドレスが変更される。
BASIC
 N88-BASIC
 N-BASICモードに切替え可
インタフェース(NECの表記はインターフェイス)
 モノクロCRT(コンポジット出力、ライトペン対応)
 カラーCRT(RGBセパレート出力方式、DINコネクタ)
 オーディオカセット(600ボー / 1200ボー)
 プリンタ(セントロニクス規格に準拠)
 シリアル(RS-232C規格に準拠、D-sub25ピン)
 ミニフロッピーディスク
メモリ構成
 搭載メモリ容量は合計184KBであり、Z80Aで直接扱えるメモリ容量(最大64KB)を越えていたため、バンク切り換えの手法が用いられた。N88-BASICの通常モードにおいて、アドレス0000H(Hは16進数を表す)から7FFFHまではN88-BASIC ROM(容量32KB)が割り当てられた。一方0000Hから7FFFHまでのメインRAMにはBASICプログラム(テキストエリア)が格納されていたが、ROMに隠れてCPUから直接アクセスできないため、任意の1KBを8000Hから83FFHまでの領域に割り当て直してアクセスする方法(テキストウィンドウ)が採られた。8400HからFFFFHまでの31KBにはメインRAMが割り当てられ、変数データやANK文字表示用メモリ、N88-DISK BASICなどが格納された。このメモリ構成により、当時の8ビットパソコンとしては異例の最大32KBのBASICプログラムを実行することができた。
200ライン表示
 RGBそれぞれ0%と100%の二階調を組み合わせて8色(0:黒、1:青、2:赤、3:マゼンタ、4:緑、5:シアン、6:黄色、7:白)のカラー表示を行っていた。この方式は後に登場した「アナログRGB」との比較で「デジタルRGB」と通称された。カラーパレット切り替え機能により8種類のパレット番号(0-7)を上記の8色から選んで任意の色に対応させることができた。また、モノクロ3ページのモードも存在し、例えば1ページ目のみを表示しながら隠れた2ページ目に描画をすることができた。
400ライン表示
 これまでのモニターに比べて2倍の走査線数を持つ高解像度(又は高細精度)タイプの専用ディスプレイがラインアップされ、400ラインの表示が可能となった。縦横比のドットピッチ間隔がほぼ同じになったため、漢字フォントの表示でも隙間を感じないよう精細に出来るようになり、日本語表示を必要とするビジネスマシンとしても使用できるようになった。
文字表示
 PC-8001と同等のANK文字表示用ハードウェアが残されており、高解像度画面の上に合成表示されていた。フォントをハードウェア的に展開するこの仕組みは文字表示についてVRAMへのデータ転送量が軽減されるため、ANK文字は高速表示が可能であった。このような構成は後のPC-9800シリーズにも継承され、日本語表示も可能な形で実装されている。
ROMに内蔵されたソフトウェア
 内蔵のROM-BASICは、N88-BASICを新たに採用した。PC-8001互換のN-BASICには、本体のモードスイッチかBASICの拡張命令(NEW ON命令)で本体を一旦リセットすることで切り替えて使用した。機械語モニタには簡易的なアセンブラと逆アセンブラの機能が含まれていたが、Z80ではなくIntel 8080の文法であった。
キーボード
 本体はキーボードと本体部分のセパレート型となり、拡張ボードを本体に内蔵できるようになっていた。キーボードはパラレル入力で、同時押しもできたが、SHIFTやCTRLなどを除いてダイナミックスキャンの回り込み防止用のダイオードが入っていない。
フロッピーディスク
 ミニフロッピーディスクインターフェイスを標準装備しており、5.25インチ1D(片面倍密度)、2D(両面倍密度、約320Kバイト)の外付けFDDが使用できた。DISK-BASICとしてN88-DISK BASICが用意されていた。また、8インチフロッピーディスクインターフェイスボードを介する事で、8インチ2D(約1Mバイト)の外付けFDDが使用できた。
PC-8001/PC-8801シリーズでは、5.25インチFDDは「インテリジェントタイプ」と呼ばれる方式を採用しており、ドライブ側にFDD制御用CPU(Z80系列)を搭載し、本体とFDDとの間でパラレルインターフェース(i8255互換)によりデータ転送を行っていた。
サブCPU側にプログラムを転送することで、FDD操作以外の計算処理も可能になっている。また、CPUがPIO転送を行う機種とは異なり、転送そのものに多くのメインCPUリソースを必要としないため、BGMを鳴らしたままでのデータアクセスなどが可能になっていた。この特徴は後継機にも引継がれている。
なお、8インチFDDは、本体CPUからDMAによる直接制御となり、より高速な転送が可能である。I/F形式はPC-9801と同じであるため、PC-9801用の5.25インチ2HDドライブや、3.5インチ2HDドライブを接続し、使用することも可能である。
拡張スロット
 PC-8801の特徴の一つである拡張スロットの仕様が公開されていたため、個人でも拡張ボードの自作が可能であった(しかし、実際に多用したのは工作機械や制御機器を製造していたメーカーである)。専用インターフェースの拡張ボードをメーカー個々にて作成し、ロボット、機器などの制御用に利用されていた。後に、これらの分野を視野に入れた物がFC-98シリーズへ、またRS-232Cで制御可能な物がPC-8200シリーズへと受け継がれていくことになる。
オプション
 漢字ROMボードを使用することで、N88-BASIC のコマンドレベルでグラフィック画面に漢字を表示できた。後にN88-漢字BASIC(後期はN88-日本語BASIC)も用意された。その他MIDIインタフェイスカード(PSGも2つ、6音搭載)、Intel 8088と128KBのRAMを搭載しMS-DOSを使用できる16ビットカードなども販売されていた。
 昭和58(1983)年に登場した後継機、PC-8801mkII(京セラが設計を担当)では、FDDを2基本体に内蔵可能とし、縦置きも可能な新しい筐体を採用した。また、キーボードは人間工学に基づいたステップスカルプチャー方式が採用された。 8801mkII以降の機種はFDDが本体内に内蔵可能となったため、内蔵FDD制御用サブCPUとしてμPD780C-1(Z80A相当、4MHz)とサブCPU用RAMが搭載された。漢字ROMが標準搭載されるようになり、ブザーがスピーカーに置換されると共に、従来のBEEP音のほかに、I/Oポートを制御することで、ソフトウェア的にパルスを生成できる単音の音源(BASICからCMD SINGで利用可能)追加され音程を奏でることが可能になった。
上記の2つの機種(後にPC-8800シリーズでは旧機種として分類される)は、テキスト画面の描画サイクルのDMA動作でメインCPUの処理が一時停止する等のハード仕様のため、動作速度やグラフィックの描画などが遅く、テキスト画面の表示を無効にし表示タイミングを無視して書き込む「高速モード」もあったものの、表示によるレスポンスを必要とするリアルタイムゲームでは、その恩恵を受けられなかった。
PC-8801登場時の昭和56(1981)年はコンピュータゲームの黎明期にあたり、アーケードではナムコの「パックマン」や「ディグダグ」、任天堂の「ドンキーコング」など鬼ごっこ風一画面アクションゲームがブームであった。RPGという名前はパソコン先進国のアメリカでさえ聞こえ始めたばかりの時期であったが、58(83)年末には国産RPGの「ザ・ブラックオニキス」がリリースされ、その後「カレイジアスペルセウス」や、「夢幻の心臓」「ハイドライド」「ドラゴンスレイヤー」など続編を生み出すようなゲームが出始め、「2D」「3D」「アクション」の3大RPGジャンルが確立するに至った。戦国SLGの代表作ともいえる「信長の野望」の第1作や、国内最初のグラフィックスAVGとも言われるマイクロキャビンの「ミステリーハウス」が発売されたのもこのころである。
このPC-8801mkIIからPC-8801mkIIFR/MRまで、CMキャラクターに武田鉄矢が起用された。

Z80互換モードを持つハイブリッドV30マシン、PC-88VAの失敗による88シリーズの終焉
昭和60(1985)年に登場したPC-8801mkIISR で、ホビーマシンとしてのPC-8800シリーズの地位を確立したが、元来、他社に先駆けてCPUクロックの高速化などを行っていたものの、8ビットCPUを使用する以上、基本性能の向上はほぼ限界に達しつつあった。昭和62(1987)年3月に発表した PC-88VAでは、NEC独自の16ビットCPU、μPD9002(8MHz、V50のカスタム品)を採用し、メインメモリは512KBを備え、大幅な性能向上を図った上位機種であった。外観でもFDDを横並びからPC-9800同様の縦並びとし、筐体も大きくなった。このCPUはV30としての動作に加え、8ビットCPU・μPD70008AC互換の高速エミュレーションが可能で、従来のPC-8800シリーズソフトウエアの大部分が互換モードで動作可能だった(一部ソフトはテキスト画面の仕様の差異などの理由もあり正常動作しなかった)。
VDPの搭載により640×400ドット/256色や640×200ドット/65536色、スクロール機能・複数画面の合成 といった強力なグラフィック機能、4096色中16色・サイズ最大256×256ドットで最大同時表示32枚のスプライト機能などを備えた。OSにも、MS-DOSVer.2とシステムコールが概ね互換である独自OS、PC-Engineを搭載していた。このOSではN88-日本語BASIC V3が動作し、N88-DISK BASICのディスクもファイルフォーマットを自動判別して読み込めた。また、高機能化したハードウェアをサポートするBIOSがROM内に整備された。しかしそのため、同社の16ビットパソコンであるPC-9800シリーズとのソフトウェア互換性はMS-DOSの基本的なアプリケーションに限られ、大多数のユーザーにとって互換性は無いも同然であった。
拡張スロットは、PC-9800シリーズのCバスと物理的にはほぼ互換性があるものに変更されたが、ソフトウェア的な実装の相違からPC-9800シリーズ用拡張ボード上のROM及びデバイスドライバ類は利用することは不可能であり、公式には非互換の独自スロットである(ただし非公式ではあるがPC-9800シリーズ用の増設RAMボードやSASI、SCSIインタフェースを増設することができ、フリーソフトなどでデバイスドライバやMS-DOSエミュレータ、PC-9801用ソフトへのパッチ等のソフトウェア的な改修、改造、開発により、その一部を利用することが可能であった)。
PC-88VAの後継機PC-88VA2/VA3では、ステレオFM音源(PC-8801FA/MAと同等)の採用などサウンド機能も強化され、互換性も少々向上した。VA3では容量9.3MBの3.5インチ2TD(2DD/2HDのディスクの読み込みも可能)ドライブを搭載(VA/VA2にはオプションで用意)した。付属ソフトには「アニメフレーマ」が追加された。なお初代VA用にはソフトウェアバージョンアップボードが用意され、辞書ROMと追加BIOS群の追加によりPC-Engineもバージョンアップ(V1.0からV1.1)でき、数値演算コプロセッサが装着できないこと以外はサウンドボード2(VA専用)と併せてVA2とほぼ同等の機能にすることが可能になった。
1980年代の終盤になると、日本国内ではPC-9800シリーズの普及など、ビジネスの分野だけでなくホビーユースでも16ビット機への移行が加速していた。PC-88VAは、同時期のライバル機となるSHARP X68000と比較された。X68000より安く既存のPC-8801より高いという価格設定、CPU速度やスプライト表示性能などはX68000より下、互換性が不完全、既にある16ビット機のPC-9800シリーズとの非互換性、同じ昭和62(1987)年に家庭用ゲーム機PCエンジンが発売されるなど、マイナス面も多かった。結局、その性能を発揮する16ビット専用ソフトが揃わないままシリーズは二代目のVA2/VA3で打ち止めとなる。
当時PC-9800シリーズは、NECのビジネスユースとの位置づけからサウンド面などで、PC-8800シリーズより劣っていた。そのため、8ビットパソコンでも能力が充分なロールプレイングゲーム、アクションゲームなどは、PC-8801で発売されるものも多かったが、PC-9801でも並行して発売されるケースもあった。グラフィックを多用しデータ容量が膨大となるアドベンチャーゲーム(特にアダルトゲーム)では、グラフィックの画質向上面で有利なPC-9801への移行が進み、NECとしてもハイエンド志向だったPC-9800シリーズのラインアップを見直して需要に応えなければならなくなっていた。NECは平成元(1989)年にPC-8800シリーズとPC-9800シリーズの両方のソフトウェアが利用できる PC-98DO を発売し、88シリーズと98シリーズの一本化を試みた。98DOではサウンドボード2やアタリ規格ジョイスティックが使用できないなどの問題があったが、PC-8801FE2/MCの発売を挟んで、次のPC-98DO+では解決させた。しかしこのことを踏まえてもほとんどのユーザーはそのままPC-9800シリーズに、一部はX68000などに移行していき、88シリーズは市場的に成功したとはいえず、この試み(失敗)で一応の完成をみて、88シリーズは完結した。

88シリーズ主なラインナップ
 PC-8801 昭和56年(1981)年11月-228,000円
 PC-8801mkII 昭和59(1983)年11月-model10 168,000円/model20 225,000円/model30 275,000円
 PC-8801mkIISR 昭和60(1985)年1月-model10168,000円/model20213,000円/model30258,000円
 PC-8801mkIITR 同9月-288,000円
 PC-8801mkIIFR 同11月-model10 99,800円/model20 148,000円/model30 178,000円
 PC-8801mkIIMR 同11月-238,000円
 PC-8801FH 昭和61(1986)年11月-model1098,000円・・4か月後にブラックカラーのmodel30(B) を発売。
  /model20 138,000円/model30 168,000円
 PC-8801MH 同11月-208,000円
 PC-88VA 昭和62(1987)年3月-298,000円
 PC-8801FA 同10月-168,000円
 PC-8801MA 同10月-198,000円
 PC-88VA2 昭和63(1988)年3月-298,000円
 PC-88VA3 同3月-398,000円
 PC-8801FE 同10月-129,000円
 PC-8801MA2 同10月-168,000円
 PC-8801FE2 平成元(1989)年10月-119,000円
 PC-8801MC 同11月-model1 169,000円/model2 199,000円

周辺機器
PC-8801には多くの周辺機器が揃えられた。また、PC-8000シリーズやPC-6000シリーズの周辺機器でも、そのまま接続して使用できるものもあった。

PC-8801-01 PC-8801用漢字ROMボード-PC-8801本体内に実装することにより、JIS第一水準の漢字約3000字と非漢字約700種が使用できる。
PC-8821 18ピン・ドットマトリックスプリンタ-18ピンヘッドにより、高印字品質が得られる。
 また、PC-8821-02漢字ROMボードを実装することにより、高速かつ鮮明な漢字プリントが行える。
PC-8822 18ピン・ドットマトリックスプリンタ-PC-8821に漢字ROMボードを標準搭載したもの。
PC-8834-2W PC-8031-2W用N88DISK-BASICシステムディスク-N88DISK-BASICをスタートさせるための両面倍密度システムディスクと未使用のフロッピィディスクの2枚組。
PC-885114インチ・モノクロ専用高解像度ディスプレイ-640×400ドットの専用高解像度モノクロディスプレイ。
PC-885314インチ・カラー専用高解像度ディスプレイ-640×400ドットの専用高解像度カラーディスプレイ。
PC-88818インチ標準フロッピィディスクユニット-2台の8インチ薄型ドライブを実装した標準フロッピィディスクユニット。1/2台目として使用する。インターフェイスボードPC-8881 FDC8が付属。
PC-88828インチ標準フロッピィディスクユニット(増設用)-2台の8インチ薄型ドライブを実装した増設用標準フロッピィディスクユニット。3/4台目として使用する。
PC-88868インチフロッピィディスク-未使用の8インチフロッピィディスクが10枚入っている。

SK-8204サウンドユニットMk2 (PC-8801用社外サウンドボード)-PC-8801mk2のサウンド機能をPC-8801に追加し、mk2用のソフトで音階の出力が可能になる。

(現機:廃棄/キィボードは元々なし)

(以上、記事内容 Wikipedia:平成27年1月9日更新から)
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by fbox12 | 2015-01-30 12:02 | PC・ネット

101 NEC PC-8001

私的文化遺産 整理番号101
a0057057_1438448.jpgNEC PC-8001は日本電気(NEC)が販売していたPC-8000シリーズパーソナルコンピュータの一つで、同社初の完成品であった。同シリーズには、PC-8001mkII、PC-8001mkIISRがあった。
上位機種(シリーズ)はPC-8800シリーズである。

8001は、昭和54(1979)年5月に発表され、9月28日に発売。定価は168,000円。
輸入品を除けば半完成品(セミキット)がほとんどであった当時のマイコンの中で、本格的な完成品として登場し、ハード・ソフトとも高い機能と完成度を誇り、国産パソコンの代表的機種となった。よく本機が国産初の筐体型パソコンと誤解されているが、国産初のパソコンとしてはベーシックマスター(日立製作所製)が先である。
キーボードと本体が一体化され、最低限必要であるプリンタ、CMT(データレコーダ)、CRTインタフェースを備える。ただし拡張スロットはなく、FDD等その他機器の増設には専用の増設ボックスPC-8011/8012の購入が必要であった。
当時のNEC社内での開発コードは「PCX-01」で、本体は元々COMPO-BSと同系色のデザインと旧JIS配列のキーボードで考えられていたが、石田晴久の助言により、現行のシックなデザインとVT-100端末仕様のキーボードレイアウトとなった。また搭載BASICもマイクロソフト作成のものとNEC独自作成の二種類が用意されたが、最終的にブランドイメージでマイクロソフト版が採用された。NECがこのマイクロソフト版BASICを採用するにあたっては、当時の西和彦の仲介があり、またマイクロソフトも日本企業への本格的なOEM進出を狙っていたタイミングだったため、NECには非常に安価な戦略的価格で提供されたという。
発売当初は搭載メモリ16KBモデルのみの販売であったが、さらに16KBの増設が可能で、増設して購入するユーザが大半であったため、32KBモデルも後に販売された。 なお、拡張ボックスの使用により64KBに拡張してFDDを増設すれば、CP/Mなどの汎用OSを動作させることも可能であった。
グラフィックも、発売当初は高解像度グラフィックが描ける機種がなかったが、後発の機種が高解像度のグラフィック機能を装備してきたので機能的に見劣りするようになり、NEC以外から発売された高解像度アダプタ(FGU8200)やユーザ定義キャラクタジェネレータ(PCG8100)等のグラフィック機能拡張の周辺機器を増設することで対処した。
「PC」は「パーソナルコンピュータ」の略である。国内で「パーソナルコンピュータ」という言葉が使われたのも、このPC-8001が最初である。当時は「マイクロコンピュータ」の略称である「マイコン」がこれらのコンピュータの通称となっていたが、NECは以降「パーソナルコンピュータ」、略称「パソコン」を商標に据え一般に定着させていく。昭和57(1982)年度のNHK教育テレビの趣味講座「マイコン入門」で教材に採用されたが、商品名を出すことができないため、銘板をマスクされ「機種X」と呼ばれていた。

仕様:
CPU μPD780C-1(Z80-A互換)4MHz(DMA割り込みウェイトがあるため、実際には2.3MHz程度で動作する)
ROM 24KB(最大32KB)
RAM 16KB(最大32KB)(4KBのテキストVRAM領域を含む)
テキスト表示 36 / 40 / 72 / 80桁 × 20 / 25行
グラフィック表示 160 × 100ドット デジタル8色 - テキストの簡易グラフィックモード使用。2 × 4ドット毎に着色可。ただしテキストの属性として簡易グラフィックが実現されており、アトリビュートエリアの制限により、当該テキスト属性が1行内の左端から右端の方向において変化する回数に制限があったため、着色が出来なかったり意図した属性の表示がされない部分が見られる場合がある。
サウンド BEEP音(周波数固定)
BASIC N-BASIC (Microsoft 24K BASIC) - version 1.0として発売。後に文字欠け等を修正した1.1に乗せ換えて発売される。
OS DISK-BASIC、CP/M
インタフェース
モニタ(モノクロ、カラー) - カラーモニタ使用時はモノクロモニタ端子にライトペンを接続可能(写真は普通のカラーTV)。
CMT(600bps、300bps隠し設定)
プリンタ(セントロニクス)
シリアルインタフェース - RS-232C準拠の機能だがTTLレベルで、かつ筐体を開けてICソケットから引き出す必要があった。尚、PC-8062 RS-232Cケーブルユニットを用いることでレベル変換も行えた。
拡張インタフェース用バス - 拡張ボックスのPC-8011 / 8012および、5インチFDD I/Fボックス接続用
PC-8011拡張 I/Fで拡張可能なもの:RS-232C × 2、FDD I/F、GP-IB - すべてエッジ・コネクタによる出力であるため、専用のケーブル (PC-8095 / PC-8098 / PC-8096) が別途必要。
PC-8012拡張ボックスで拡張可能なもの:FDD I/F、 拡張スロット× 7

a0057057_1456465.jpg主な純正周辺機器:
NECから発売された機器
PC-8011 拡張ユニット
PC-8012 I/Oユニット
PC-8023-C ドットマトリクスプリンタ
PC-8031/-1W 5インチ1D FDD(2基)
PC-8032/-1W 拡張用5インチ2D FDD(2基)
PC-8031-2W 5インチ2D FDD(2基)
PC-8032-2W 拡張用5インチ2D FDD(2基)
PC-8033 FDD I/F
PC-8034 DISK-BASIC (1D)
PC-8034-2W DISK-BASIC (2D)
PC-8041 12"グリーンCRT
PC-8043 12"カラーCRT
PC-8047 12"アンバーイエローCRT
PC-8044 RFモジュレータ
PC-8045 ライトペン
PC-8062 RS-232C I/F
PC-8091 カラーCRTケーブル
PC-8092 モノクロCRTケーブル
PC-8093 CMTケーブル

NEC以外から発売された機器
PCG8100 ユーザ定義キャラクタジェネレータ、サウンド単音(後期モデルは3重和音) - HAL研究所より発売
FGU-8200 高解像度フルグラフィックユニット - アイ・シーより発売
  解像度は、640×200ドット・モノクロ
PSA ユーザ定義キャラクタジェネレータ - 工学社から組み立て用基盤が発売。完成品の販売は無い。

(現機:静態保存・・TVは廃棄)

(以上、記事内容 Wikipedia:平成27年1月26日更新から)
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by fbox12 | 2015-01-29 15:07 | PC・ネット

TOSHIBA Libretto SS1000

私的文化遺産:整理番号36
a0057057_18412816.pngLibretto(リブレット、libretto)は、東芝が開発・販売する小型ノートパソコンの製品シリーズ名である。

平成8(1996)年発売の初代モデルLibretto 20は当時世界最小(VHSビデオテープと同じ大きさ)・最軽量のWindows 95搭載PCとして登場。携帯情報端末 (PDA) やハンドヘルドPC、メール専用通信端末等が主流だった当時のモバイルコンピューティング界に大きな衝撃を与えた。以降、初代Librettoの難点を改良した後継機が続々と発表(30→50→60→70→100)され、デスクトップPCと同じWindowsが動作する超小型ノートPCとして地位を確立する。
近年はレギュラーラインナップとしての継続的な開発販売は行われていないが、省電力型プロセッサの登場など技術的な動向や東芝のノートパソコン事業の節目を祝う販売戦略などにより断続的に新製品が登場している。平成22(2010)年6月には、東芝ノートPC発売25周年記念モデルの1つとして、5年ぶりの新モデルである「libretto W100」が発表された。

写真の「SS1000」は、「100」の後継機として、平成10(1998)年7月、DynaBook SSシリーズと同時発売。
CPUはMMX Pentium166MHz。筐体にマグネシウム合金を採用しメタルシルバーとブラックのツートンカラーとなる。
液晶が70以前のVGA表示のものに戻るが、6.35mm厚のHDDなどの採用により10mm以上の薄型化を達成した。


Libretto SS 1000
プロセッサ:MMXテクノロジPentiumプロセッサ(166MHz、VRT)、32KBキャッシュメモリ内蔵、高速演算機能内蔵
メモリ:標準 32MB(EDO) 最大 96MB(EDO、別売の専用増設メモリ(64MB)装着時)
メモリ専用スロット:1スロット
ROM:512KB、フラッシュROM、Plug and Play1.0a、APM1.2、ACPI1.0
外部キャッシュメモリ:256KB(パイプラインバーストSRAM)
表示機能:
 内部ディスプレイ 6.1型FLサイドライト付きTFT方式カラー液晶ディスプレイ最大640×480ドット、1,677万色同時表示可能
 外部ディスプレイ(オプション)接続可能(最大1,024×768ドット)
ビデオRAM:1.1MB
グラフィックアクセラレータ:NeoMagic MagicGraph 128ZV+ (NM2097)
解像度/表示色数:1,024×768ドット/256色、800×600ドット/65,536色、640×480ドット/1,677万色
入力装置:本体キーボード 本体一体式、15mmピッチ/1.5mmストローク、84キー(OADG106キー準拠)
Windowsキー・アプリケーションキー付き、ひらがな印刷
ポインティングデバイス:リブポイント標準装備
ハードディスク:2.1GB×1
PCカードスロット1スロット(PC Card Standard準拠、TYPE 、CardBus対応)(FDドライブ使用時は、排他使用)
赤外線通信ポートIrDA1.1準拠(4Mbps/115Kbpsサポート)
サウンド機能:SoundBlaster Pro互換(16ビットステレオ、録音・再生可能)、スピーカ内蔵、全二重対応、3Dサウンド対応
インタフェース:拡張コネクタ 1チャンネル
マイク入力:1チャンネル(2.5mmモノラルミニジャック)
ヘッドホン出力:1チャンネル(2.5mmステレオミニジャック)
電源:バッテリ(Li-Ion)パック駆動またはAC100V~240V、50/60Hz(ACアダプタ接続時)
バッテリ駆動時間:約2~3時間、大容量バッテリ接続時:約4~6時間(省電力制御あり)
消費電力:最大30W
外形寸法(突起部含まず):215mm(幅)×125mm(奥行)×24.5mm(前高さ)/25.4mm(後高さ)
質量:約820g(バッテリパック装着時)
プレインストールOS:Microsoft Windows95

(以上、記事内容 Wikipedia:26.11.17更新他から)
(本体画面異常により使用中止後廃棄)
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by fbox12 | 2014-11-24 19:01 | PC・ネット

NEC PC-9821Nd

私的文化遺産:整理番号12
a0057057_21303296.png
 ●CPU:i486SX(33MHz CPUアップグレード可能)
 ●ディスプレイ:9.5インチDSTNカラー液晶、最大解像度:640x480ドット(256色)
 ●ウィンドウアクセラレータ:CIRRUS LOGIC社製 GD5428 (VRAM:1MB)
 ●フロッピィディスク:内蔵3.5インチ(3モード対応)
 ●PCカードスロット:TypeII x 2(Type III x 1)[JEIDA Ver4.2/PCMCIA2.1]
 ●バッテリ:ニッケル水素バッテリ(駆動時間は下記参照)
 ●外形寸法:316(W) x 254(D) x 58(H) mm
 ●重量:約3.1kg(FDDモデル)、約3.3kg(HDDモデル)
 ●発売:平成6(1994)年7月
 機種名/価格/メモリ(RAMドライブを1MB増設メモリとして使用した場合)/ハードディスク
 PC-9821Nd/348,000円/標準1.6MB(最大33.6MB)/なし(内蔵可能)
 PC-9821Nd/340W/468,000円/標準5.6MB(最大37.6MB)/340MB内蔵

バッテリ駆動
 FDDモデル(FDD10%使用時)1.7時間、HDDモデル(HDD10%使用時)1.5時間

上記、バッテリ駆動時間から判るように、あくまでもバッテリは停電時等の緊急対策用と見るべき。

(69単34)

保存形態:写真撮影後廃棄
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by fbox12 | 2014-09-05 21:30 | PC・ネット

NEC PC-9821Ce2(パンフレット)

私的文化遺産:整理番号11
a0057057_18585742.pngNEC PC-9821Ce2

 ●CPUi486SX(25MHz)
 ●CD-ROM内蔵(倍速)
 ●サウンド PCM録音・再生機能、FM音源機能(86音源互換)
 ●汎用拡張スロット3スロット
 ●ディスプレイ15インチカラーCRTディスプレイ付属(分離可能)640x400ドット、640x480ドットモード自動切り替え
 ●本体外形寸法355(W) x 395(D) x 114(H) mm
 ●本体重量約8.6kg(S1)、約8.7kg(S2)、約9.2kg(2D)
 ●発売平成6(1994)年1月

機種名/価格/メモリ/フロッピィディスク/ハードディスク/備考
PC-9821Ce2 model S1/298,000円/標準1.6MB(最大33.6M)/3.5インチ x 2(3モード対応)/なし/
PC-9821Ce2 model S2/348,000円/標準5.6MB(最大37.6MB)/3.5インチ x 1(3モード対応)/170MB内蔵/Windows3.1インストールモデル
PC-9821Ce2 model S2D/363,000円/標準5.6MB(最大37.6MB)/3.5インチ x 2(3モード対応)/170MB内蔵/Windows3.1インストールモデル

(68単33)
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by fbox12 | 2014-09-04 19:18 | PC・ネット

NEC Lavie NX LW333D/7 

私的文化遺産:整理番号01

a0057057_184890.jpga0057057_1815286.jpg
メーカー:NEC
型式:PC-LW333074D6
通称:LaVie NX LW333D/7
OS:WindowsMe(4.90.3000)
(元OS:Windows98)
CPU:PenimⅡ 333MHz
RAM:64MB
HDD:6.4GB
アプリケーション:Excel2000、Word2000
付属品:ACアダプタ

状況:動態保存
ディスプレイ不良(外部ディスプレイ端子あり)、バッテリ充電不能、キィボード一部不良、CDドライブモーター音大

コンポーネントステレオのCDが故障し、急きょ、その代わりに使うつもりで抜擢したが、ドライブの回転音が大きく、実用にならなかった。
元々、画面表示に異常があるが、全画面でアプリケーションを使用する分には可能。

(54単23)
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by fbox12 | 2014-07-19 17:58 | PC・ネット