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2017年 09月 08日 ( 1 )

230 土合駅 (JR東日本)

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どあい

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所在地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽218-2
所属・路線:東日本旅客鉄道株式会社・上越線
キロ程:69.3km(高崎起点)
電報略号/事務管コード:トイ/301204

概要:
a0057057_11345311.png群馬県内の普通鉄道の駅としては最北端に位置する。当駅までが高崎支社管轄であり、上り線の清水トンネルの出口付近に新潟支社との境界が設置されている。ただし、定期の普通列車は全列車新潟支社の車両が乗り入れており、隣の湯檜曽駅とともに、高崎支社は施設管理のみの担当となっている。
下りホームは新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)からは10分ほど階段を下りないと到達できない、「日本一のモグラ駅」として親しまれている。「関東の駅百選」認定駅の1つ。

年表:
昭和6(1931)年9月1日 - 上越線水上 - 越後湯澤間開通と共に信号場として開設。
昭和7(1932)年12月17日 - スキー季節中に限り、旅客営業を開始。
昭和11(1936)年12月19日 - 駅に昇格。
昭和42(1967)年9月28日 - 新清水トンネル開通により、湯檜曽 - 土樽間複線化。同トンネル内の下りホームを運用開始。
昭和60(1985)年3月14日 - 無人化。その後、特別改札で1990年代中頃まで駅業務を継続。
昭和62(1987)年4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道が継承。
平成10(1998)年8月29日 - 集中豪雨による土砂崩れで、上り線構内が被災。復旧作業のため約1か月にわたり、水上 - 土樽間で下り線を使用した単線運行実施。
平成12(2000)年 - 関東の駅百選に認定される。

駅構造:
山間部にあり、上り線が地上駅、下り線が地下駅となっている。平常時は無人駅で常駐する駅員はいない。ただし後述する臨時列車の運転時には、管理駅の水上駅から駅員が派遣されて臨時窓口が設けられる。駅舎内には待合室、自動販売機、トイレなどがある。
当駅最大の特徴は、上下のホーム間が大きく離れていることである。これは、上越線の複線化の際に下りホームを地下70mの新清水トンネル内に設置したことによるもので、駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81mもの高低差がある。下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)を上り、143mの連絡通路、さらに24段の階段を上る必要がある。改札口から下りホームまでは徒歩10分程度を要するため、駅員が配置されていた時代には、下り列車については改札が発車10分前に打切られ、市販の時刻表にもその旨が記載されていた。階段の中間部付近にはベンチが設置されている。エスカレーターの設置スペースが確保されている(タイトル写真右側部分)が、エスカレーターが設置される予定はない。
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下りホームは単式1面1線の構造である。かつては、通過線(本線)と副本線が設けられ、副本線にホームが設置されていた(上左写真、駅名標の後ろ側)が、平成20(2008)年5月から10月にかけてホーム改良工事が行われて、ホームが副本線から本線へ移された。上記の通り地下深いトンネル内にあるため、季節に関わらずほぼ気温は一定である。ホーム上には、待合室の他、トイレが設置されている。本線側の側壁には作業員退避用の空間が設置されている。プラットホームの照明は夜中でも点灯したまま(連絡通路と階段は消灯)になっており、深夜帯に通過する夜行列車の車内から駅通過の模様を確認できる。
上りホームは単式1面1線で、駅舎に面する地上部にある(上右写真)。かつては島式ホーム+上り方側線の3線だった(注、3線が同時に存在していたかは不明)が、複線化の際に旧下りホームは待避線となり、優等列車の通過待ちに使われた。後に、旧下り線の線路を剥がして1面1線にしている(写真の様に、ホームの無い通過線は現在でも残っているが、架線は張られてなく、分岐器の有無も不明)。平成10(1998)年の土砂崩れによってホームの一部が破壊され、以後は駅舎に近い部分のホームしか使われていない。
下りホームは嵩上げ工事が行われたが、上りホームに関しては嵩上げ工事が行われていなかったため、列車とホームの間に段差があったが、平成29(2017)年6月、上りホームについても嵩上げ工事が行われ、列車とホームの間の段差は解消された。

登山者による火気使用:
JR東日本は当駅待合室内で寝泊まり(STB)をする登山客らがガスバーナーなどを持ち込んで食事の調理を行うなど、禁止にもかかわらず火気が使用される事例が後を絶たず、火災発生の危険があるため平成28(2016)年4月、待合室を閉鎖した。使用再開の予定はないため、事実上の廃止と云える。無人駅となった後、火気厳禁の張り紙を行いJR職員や警察が見回りをして保安対策を行っていたが、状況が改善されなかったという。年間約二百人前後が当駅で寝泊まりしていると見られ、待合室以外の駅構内に宿泊する登山客らもいることから、なおも火災等保安上の問題が発生する懸念があるため、JR職員や警察が引き続き巡回し、状況が改善されない場合には新たな安全対策を検討する。

のりば:
1番線(地下ホーム) 上越線 下り 越後湯沢・長岡方面
2番線(地上ホーム) 上越線 上り 水上方面
※実際には、それぞれを「下りホーム、上りホーム」と呼び、案内上ののりば番号は設定されていない。

バス路線:
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土合駅前バス停(運行会社:関越交通) 
バスで新潟県方面へ行くことはできない。

谷川岳ロープウェイ駅行き
ゆびそ温泉・湯檜曽駅前・水上駅経由上毛高原駅

出典・参考:Wikipedia「土合駅」(2017年8月20日最終更新)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%90%88%E9%A7%85

現地取材:28.8.27
記事投稿:29.9.-6
  調整:29.9.-7

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by fbox12 | 2017-09-08 21:11 | 鉄道・バス