大人の休日倶楽部パスは、JR東日本(一部、JR北海道)が発売する企画きっぷ。
東日本だけの「(東日本)」、東日本と北海道も使える「(東日本・北海道)」と北海道だけの「(北海道)」があるが、購入は、「大人の休日倶楽部(ミドル又はジパング)」の会員に限られる。
「大人の休日倶楽部」やきっぷの詳細は、JRのホームページなどで確認をしてもらうとして、以下は実際購入及び使用にあたっての体験談である。
⓵ 購入は、利用開始日の1か月前
券面に利用期間が印字されるため、発売期間中であっても、最初の利用日1か月前でないと買えない。
また、利用当日の購入もできないため、前日までに購入する必要がある。
例として、
5月22日から発売されているが、利用が6月25日からであれば、発売されるのは5月25日以降(見本の切符)。
② いずれも、指定席を6回まで(無料で)利用できるが、乗り継ぎの場合は、2列車を1回と数える。
例として、
A駅からC駅へ行く場合、A駅で乗れる列車はA-C間のB駅止まりで、先のC駅に行く列車はA駅には止まらない。
この場合は、どうしてもB駅での乗り継ぎが必要となるが、発券の際、2列車をB駅で乗り継ぎの扱いとすれば、
1回の指定となる。
③ 全車指定の列車でも(6回の)指定席の回数に数えない区間もある。
全車指定の列車を盛岡~新函館北斗(新青森-新函館北斗間は「(東日本・北海道)」のみが利用可能)、
盛岡~秋田間相互発着で利用の場合、及び、仙台~盛岡の途中駅に停車する「はやぶさ」「はやて」で、
仙台~盛岡間に限り相互に利用する場合、指定席の利用回数に数えることなく普通車の空いている席を利用出来る
(自由席特急券の扱いのため、座席の指定は無いので、場合によって着席できない場合もある)。
一般の「立席特急券(全車指定の列車が満席のときに発売される特急券)」と同じ扱い(列車指定)では、
上記の6回の内の1回にカウントされる。
④ 指定券の発券には、「大人の休日倶楽部パス」と
「大人の休日倶楽部カード」が必要
「大人の休日倶楽部パス」を使って指定券を発券する際は、
券面に回数記録(上記「**パス」の赤い星マーク)を印字
する関係で、必ず「大人の休日倶楽部パス」を提示しなけ
ればならない。
また、「えきねっと」で指定券を予約した場合など、本人確
認のため「大人の休日倶楽部カード(クレジットカード)」
が必要。
⑤ 「えきねっと」で予約した指定券は、発券しないと通常の料金が引き落とされる。
上記6回の無料扱いは、指定券発券の際に料金が発生(上記6回であれば「0円」)
するため、発券しないままでいると、通常の料金(払い戻しの場合の手数料を含
む)がカード決済される。
右のとおり、表示が「¥***」になっていれば、料金は発生しない。