fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

196 静岡駅 (JR東海)

a0057057_22315782.png

a0057057_22273957.png
a0057057_21144751.png






所在地:静岡県静岡市葵区黒金町50
所属・路線:東海旅客鉄道株式会社・東海道本線(/東海道新幹線)
駅名かな(電報略号/事務管(駅)コード):しずおか(シツ/520116)

概要:
東海道新幹線と在来線の東海道本線が乗り入れる静岡市の中心駅であり、新幹線・在来線間の乗換駅としても機能している。静岡市葵区と駿河区の両区の代表駅扱いでもある。
新幹線は、「こだま」の全列車が毎時2本と、東京駅 - 岡山駅間(一部、東京駅 - 名古屋駅・新大阪駅・広島駅間)の「ひかり」が毎時1本停車する。東京方面への通勤通学者を配慮し、7時台の上り列車は「こだま」3本・「ひかり」2本の計5本が、8時台は「こだま」「ひかり」が共に2本ずつで計4本出発する。「のぞみ」は停車しない。一部の「ひかり」は上下とも当駅で「のぞみ」の通過待ちをする。
在来線は、日中は上下共に1時間に6本(おおよそ10分間隔)と、静岡県内では特に発着本数の多い駅である。当駅止まりの列車が多いが、同一方向への乗り換えが同じホームでできるようになっている。当駅から名古屋方面岐阜駅まで運転する長距離普通列車が早朝に1本、豊橋駅まで運転される列車が朝に2本(内1本は下写真の373系)・夜に1本設定されている。そのほか、身延線直通列車として早朝に普通1本が乗り入れるとともに、甲府駅との間を往復する特急「(ワイドビュー)ふじかわ」が1日上下ともに7本発着する。また、御殿場線直通列車として早朝に普通1本が乗り入れるとともに、臨時列車の「さわやかウォーキングごてんば号」が当駅発となっている。多客時には臨時快速「ムーンライトながら」(東京・大垣方面)が停車する。平成16(2004)年10月15日以前は、当駅から東京行きのグリーン車付き普通列車(113系11両編成或いは211系10両編成)が発着していた。

歴史:
明治22(1889)年2月1日 - 官設鉄道(当時は、内閣鐵道局)の駅として、東海道線 國府津驛 - 靜岡驛間の開通時に開業。一般駅。同区間の同時開業駅は松田、山北、小山(現 駿河小山)、御殿場、佐野(現 裾野)、沼津、鈴川(現 吉原)、岩淵(現 富士川)、興津、江尻(現 清水)、静岡の11駅であった。
開業日には盛大な式典が開催される予定であったが、この日に市街地13町・1,100戸を失う大火が発生し、式は質素且つ厳かなるものにせざるを得なくなった。当初は鐵道局長の井上勝子爵が出席する予定であったが、惨状を鑑み取り止めとなった。また、同日には御殿場驛周辺でも同様の火災が発生している。
 4月16日 - 官設鉄道が当駅から濱松驛まで延伸し、豊橋方面への既存線と直結。途中駅となる。
明治28(1895)年4月1日 - 線路名称制定。東海道線(明治42(1909)年に東海道本線に改称)の所属となる。
明治40(1907)年10月 - 二代目の駅舎に改築
昭和10(1935)年10月10日 - 三代目の駅舎に改築
昭和39(1964)年10月1日 - 東海道新幹線駅開業
昭和42(1967)年10月1日 - 東静岡駅(現在の静岡貨物駅)に貨物取り扱い業務の一部を移管
昭和48(1973)年6月1日 - 貨物取り扱い全廃
昭和54(1979)年10月12日 - 東海道本線の駅部高架化完成(当駅西方 - 安倍川左岸までは以前に高架化されていた)
昭和55(1980)年8月16日 - 静岡駅前地下街爆発事故発生。15人が死亡、223人が負傷する大惨事
昭和56(1981)年10月8日 - 静岡駅ビル「パルシェ」オープン
昭和61(1986)年11月1日 - 荷物取り扱い廃止
昭和62(1987)年4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)が継承
平成4(1992)年12月12日 - 在来線改札口に自動改札機を導入
平成9(1997)年12月13日 - 新幹線改札口に試験的に自動改札機を導入(新幹線では全国初)
平成18(2006)年10月26日 - 東海道新幹線下り通過線上でJR東海社員が通過中の東京発広島行き「のぞみ61号」に飛び込み自殺する事故が発生。上下合わせて38本が運休し、11万人の乗客に影響が出た。
平成20(2008)年3月1日 - 在来線改札口でICカード「TOICA」の利用が可能となる。
平成21(2009)年3月19日 - 北口前に徳川家康の少年期(幼名「竹千代」の頃)と壮年期の2体の銅像を建立
平成24(2012)年3月17日 - 当駅発着で東京駅へ直通する普通列車が前日の列車を最後に廃止

駅構造:
新幹線・在来線共に高架駅である。新幹線ホームは構内南側、在来線ホームは構内北側にある。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、東海道本線の東静岡駅・安倍川駅・用宗駅の3駅を管理している。
高架下のコンコースに面してみどりの窓口や自動券売機がある。改札口は全部で4か所でコンコースに面して2か所あり、うち1つが新幹線専用改札口となっている。改札は自動化されており、自動改札機、自動精算機(どちらもタッチパネル式、TOICA等のIC乗車券対応)がある。残り2か所は中2階にあり駅ビル内に直接つながっており、駅ビルの営業時間中に通行可能となる。また中2階には新幹線と在来線との乗り換え改札口がある。
新幹線側中2階には待合所がありコーヒーショップが設置されている。コンコースと各ホームの間にはエスカレーターやエレベーターが設置されている。
以前は「大道芸ワールドカップin静岡」開催時にコンコースが演技ポイントとして利用されたことがあったが、利用者の通行を妨げるなどの理由から、数年で使用されなくなっている。その代わりに、現在ではコンコースにイベントのインフォメーションカウンターが設置されるなど活用されている。
新幹線(5・6番線)
2面4線のうち、相対式ホーム2面2線を使用する。ホームは副本線に接し、上下副本線の間を通るもう2線の本線は通過線となっている。なお、東京方面発で当駅止まりの列車は上りホームに入線する場合もある。東静岡駅に隣接した位置に保線基地(柚木保守基地)と夜間停泊列車用の留置線が2線ある。最終列車後に停泊する列車は、東京寄りにある片渡り線を通過し、下り本線を逆走する形で徐行しながら入線する形を取る。
在来線(1 - 4番線)
a0057057_2145886.png2面5線のうち、島式ホーム2面4線を使用する。1・4番線が本線、2・3番線が副本線(中線:右写真・・左側3番線/右側2番線)となっている。もう1線は1番線の外側にある副本線(通過線)で、貨物列車などの通過時に使用する。また、構内浜松寄りに乗務員横断のための踏切警報機が設置されている。
電車の留置に使用する引き上げ線が構内東側に2線と西側に4線の合計6線が設置されており、折り返し列車などの留置に使用されている。また、東側へ伸びる留置線と本線の合流地点付近から静岡車両区へ抜ける通路線が分岐している。

のりば:
在来線ホーム
1・2番線 東海道本線 上り 沼津・熱海方面
3・4番線 東海道本線 下り 浜松・豊橋方面
新幹線ホーム
a0057057_21275491.png5番線 東海道新幹線 上り 新横浜・東京方面
6番線 東海道新幹線 下り 名古屋・新大阪方面
かつて定期運転だった快速「ムーンライトながら」(平成21(2009)年3月13日まで)は、前身の「大垣夜行」時代から上下とも2番線発着であった。

ホーム上の設備:
在来線の1・2番線ホーム及び3・4番線ホームの階段裏に東海軒の「富士見そば」がそれぞれ1店舗ずつ営業している。天ぷらそばなどの通常メニューの他に、ラーメン、おにぎり、稲荷寿しがある。また、この「富士見そば」やキヨスクの他に、在来線の1・2番線ホームでは日本酒・ビールなどと共におでん串などを供する立ち飲みスタンドが、3・4番線ホームではジャパン・トラベル・サーヴィスが経営する喫茶・軽食店「Siera」が営業していたが、平成21(2009)年8月20日に営業を中止し、店舗は撤去された。3・4番線ホームのキヨスクは平成27(2015)年3月21日に営業を終了、閉店している。
各ホーム中央付近にライナー列車の乗車整理券券売機が設けられている。かつては現金のみ使用可能だったが、現在はライナー列車の座席管理システムの更新によりタッチパネル式に交換され、TOICAなどのIC乗車券とオレンジカードに対応するようになった。またチャージ・履歴印字などにも対応している。

引込線:
以前は駅南口から南東方面のカネボウや松林工業薬品、静岡ガス、大浜製紙への引き込み線が、また南西方向にも西武建設の砂利採取場の引き込み線が存在していた。カネボウ、静岡ガス方面は昭和30年代、西武建設方面は昭和40年代までにすべて廃止となり、後に区画整理が進められ現在は引込み線の跡はほとんど存在していないが、東海道新幹線の安倍川を渡る手前に引き込み線跡のガードが残っているほか、ツインメッセ静岡周辺に線路跡らしきカーブを描く道路や踏切の跡である道路の隆起などが残っている。

首都圏への直通列車と直通需要:
今日、当駅 - 首都圏間は東京駅・品川駅・新横浜駅まで東海道新幹線を利用するのが一般的であるが、かつては在来線でも当駅や島田駅まで113系や211系のグリーン車連結の普通列車が東京駅から運行されていた。しかし国鉄分割民営化後、直通需要や車両運用の都合などから次第に減少し、平成16(2004)年10月16日のダイヤ改正をもってグリーン車連結普通列車の沼津駅以西当駅方面への乗り入れが廃止され、当駅 - 東京駅間を直通する普通列車は全車普通車の373系による1往復(上りは「ムーンライトながら」の送り込み。下りは同列車の引き上げ)のみとなった。平成24(2012)年3月17日ダイヤ改正ではこの373系の直通列車も廃止され、東京行きの定期普通列車は全て沼津駅以東の運転となっている。
また、以前は大船駅や平塚駅など新幹線駅のない神奈川県内の都市と静岡県内を結ぶ目的で、165系使用の急行「東海」、後に特急化して373系使用の特急「東海」を運行していたが、利用者低迷により平成19(2007)年3月17日に廃止された。
このような運用になった背景に車両運用上の都合や、JR東日本とJR東海の会社間の都合があったとされる。東京口から10両編成が乗り入れる場合、静岡県内では輸送力過剰となる。また静岡駅や沼津駅を地域の中心としたダイヤを組むにあたって東京口からの乗り入れは遅延の可能性も含めて混乱の要因となる。その他、静岡車両区や沼津駅での夜間留置のためにJR東海区間での(輸送力過剰な)JR東日本車両の運用による利用料を相殺するため静岡車両区所属113系T編成を熱海以東に固定的に運用するというJR東海側にやや不利な条件となっていたため、このような措置がとられたとみられる。
一方、近年では乗り換え不要で、廉価な移動需要に応えるべく、東名ハイウェイバスなどの高速バスが朝夕を中心に東京駅への直通便を運行しており、平成17(2005)年12月に夜行便「ドリーム静岡・浜松号」、平成19(2007)年4月に渋谷・新宿への直通便「渋谷・新宿ライナー静岡号」をそれぞれ開設、さらに同年6月からは同じく新宿行の「駿府ライナー」も開設された。また、横浜市内へも平成21(2009)年12月23日から横浜駅行の「横浜ライナー」が開設されている。

バス路線:
 省略

参考資料:Wikipedia(2016年12月25日)
記事:
 取材:16.9.-6他
 投稿:29.1.17
 調整:29.1.18/29.1.20

[PR]
by fbox12 | 2017-01-17 22:34 | 鉄道・バス