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069 函南駅 (JR東海)

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a0057057_2334240.png所在地:静岡県田方郡函南町大竹190-6
所属・路線:東海旅客鉄道株式会社・東海道本線
駅名かな(電報略号/駅コード):かんなみ(カミ/520101)
キロ程:114.5km(東京起点)

概要:
静岡県田方郡函南町の北東のはずれに位置し、函南町の中心部から離れた場所にある。静岡県内にある東海道本線の駅としては唯一、町に所在する駅である。
丹那トンネルの西口にあり、このトンネルが貫通した昭和9(1934)年の12月に駅は開業した。
現在の停車列車は普通列車のみである。平成8(1996)年3月に特急列車に格上げされるまでは、急行「東海」1号・4号が停車していた。
平成20(2008)年3月からはTOICAエリアになったが、当駅から熱海方面はエリア外になり利用できない。平成24(2012)年12月からはICカード対応自動券売機が設置されている。東京方面へ向かうには当駅で交通系ICカードの残高を使ってきっぷを購入する必要がある。

歴史:
a0057057_20544637.png丹那トンネル建設計画が発表されたとき、この地への駅の設置予定はなかったが、運転上重要な場所であるため信号場が設置されることになった。しかし、函南村(函南町の前身)が請願を行った結果、信号場ではなく駅が開設された。
昭和9(1934)年12月1日 - 鐵道省東海道本線の丹那トンネル経由の熱海 - 沼津間新線開通時により開業、旅客・貨物営業を開始
昭和46(1971)年10月1日 - 貨物取扱廃止(貨物ホームは現在の町営駐輪場の場所)
昭和59(1984)年2月1日 - 荷物取扱廃止
昭和62(1987)年4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)が継承
平成20(2008)年3月1日 - TOICAの利用範囲が当駅まで拡大。ただし静岡方面のみ利用可能で、熱海駅との間はエリアまたぎとなり使用できない。
平成26(2014)年3月24日 - バリアフリー整備が完了し、新たにエレベーターと多機能トイレ設備が使用可能になる。

駅構造:
ホーム
a0057057_21294564.png島式ホーム1面2線をもつ地上駅。ホームのない待避線(副本線)も上下1本ずつ敷設されている。また保線車両用の側線が上り線北側に設けられている。三島方・熱海方それぞれに渡り線も設置されており、工事臨時列車や軌道検測車の折り返しに使われている。
上1番線(右写真E231系の右横)は下り方にも出発信号機があり、下り方へ折り返すことも可能である。

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ホームの使用状況
1番線 東海道本線 下り 沼津・静岡方面(左写真:「踊り子号」が通過中)
2番線 東海道本線 上り 熱海・東京方面(右写真) 東北本線、宇都宮駅まで直通
JR東海管内においては東海道線から東北本線(宇都宮線)・高崎線に直通する列車について「上野東京ライン」の名称は用いられず(東海道線上り)「東京経由」と案内。
熱海より先に行く列車はすべてJR東日本の車両で、グリーン車の連結があるが、Suicaグリーン券は、発券機がないため利用できず、早朝の列車では窓口が閉鎖されているため、事前購入もできない場合もある。
また、逆に東日本管内の駅での発券機には行先として、函南・三島・沼津の各駅は表示されないため、熱海駅まで購入し、社内でグリーンアテンダントに申し出て、区間変更の手続きを取る必要がある。

駅舎・設備:
a0057057_22362333.png駅舎は構内南側にあり、木造平屋建てで開業当時からの由緒あるものだが、きれいにリニューアルされている。駅舎内には、みどりの窓口や自動券売機(ICカード対応・1台設置)、TOICAチャージ機(改札内)、待合室が設置され、改札には扉とセンサーが省略された簡易型自動改札機が導入されている。みどりの窓口はもちろん、自動券売機・TOICAチャージ機も駅員が不在になると稼動しない(無人駅の扱い)。そのため、切符の購入とTOICAのチャージができず、車内で切符を買う必要がある。
旅客列車・貨物列車を問わず列車本数が多いため、運転業務を取り扱う運転取扱駅となっている。また、駅員が終日配置される直営駅(駅員配置駅)であるが、三島駅の被管理下にあり、管理駅長は配置されず地区駅長が配置されている。
すべての発着列車に対して出発指示合図を送る立番業務をおこなっていたa0057057_22512749.png(上写真「踊り子号」の横に職員が立っているのが見える)が、車掌用のホーム安全確認モニターが増設された(右写真中左側)ことを受け、平成26(2014)年6月30日をもって廃止された。廃止日時点ではJR東海静岡地区の在来線の駅で電子電鈴装置と発車ブザーが使用されているのはこの函南駅のみであった。(御殿場駅でも特急あさぎり号に限って電子電鈴装置は扱われていたが、平成24(2012)年に運転区間が短縮されてからは扱われなくなった。) 現在は乗車促進音として、313系(211系混結編成含む)ではJR東海オリジナルメロディを、E233系では東京方面がGota del Vient、沼津方面がWarter Crownをそれぞれ車両の車外スピーカー扱いで流される。
発車標はホーム・改札ともに設置されていない。運転見合わせやダイヤの乱れが発生した場合はホワイトボードで案内される。ホワイトボードは改札前に置かれる。

バス路線:
a0057057_2385446.png駅前には函南駅バス停があり、以下のバスが運行されている。
伊豆箱根バス運行路線
 函南駅 - 八ツ溝 - 大場駅線(5019系統)
 函南駅 - 赤王口 - 大場駅線
 函南駅 - 大場分譲地 - 錦が丘分譲地線(平日夕方一本のみ運行)(5038系統)
 錦が丘分譲地 - 大場分譲地 - 函南駅線(平日朝の一本のみ運行)
 函南駅 - 大場駅前 - 畑毛温泉線
その他のバス
 NTT東日本伊豆病院への無料送迎バス
 伊豆平和病院・伊豆函南病院へのマイクロバス
 県立韮山高校のスクールバス
東海バスオレンジシャトル
 南箱根ダイアランド行き

参考資料:Wikipedia(2016年11月17日)
記事:
 取材:26.5.15他
 投稿:29.1.-7
 調整:29.1.-8/-9/10

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by fbox12 | 2017-01-10 20:57 | 鉄道・バス