fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

NTT DoCoMo デジタル・mova D203 HYPER

a0057057_1027206.png私的文化遺産:整理番号44

携帯の安売り合戦が始まった頃で、本体の価格も下がり始める。
D201 HYPER の後継機で、アンテナにはデジタルを現すグレーの鉢巻きが。
フリップ上のボタンがなくなった。

デジタル携帯電話は、ひとつの周波数帯域を時分割して音声情報を送受信している。
つまり、いくつかの回線(音声)をデジタル技術でまとめて送っている。この頃は、3回線をひとつにまとめていたフルレートが主体であったが、携帯電話の普及と周波数帯不足に対応できなくなったため、(音声データの)圧縮率を2倍(6回線分の通話をひとまとめ)にしたハーフレートに移行した時期。
フルレートでもかなり音が悪く、こもっていてガサガサしがちな音になるのだが、JPEG画像と同じように圧縮率が高くなればなるほどその画像が荒くなるのと同様に、音声データでは音質が犠牲となる。最悪の場合、音声が変化し、声での認識ができない事態もでていた。

販売開始日:平成9(1997)年5月22日


保存状態:実機廃棄のためモックアップで代用。
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by fbox12 | 2015-10-14 09:49 | 私的文化遺産