fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

りんかい線 70-000形電車

a0057057_192127100.png概要:
東京臨海高速鉄道(りんかい線)70-000形電車は、東京臨海高速鉄道の通勤形電車。東京臨海高速鉄道での公式呼称は「ななまんがた」である。由来は東京臨海副都心が東京都策定で7番目の副都心にあたることによる。全車両が川崎重工業で製造された。

本形式は車体、車内設備、運転台、主要機器、台車など基本的な設計は東日本旅客鉄道(JR東日本)の209系に準じた仕様で製造された。これはりんかい線が臨海副都心線の名称で開業した当時に車両基地を有しておらず、JR東日本に委託しており、互換性のあるJR東日本の車両をベースにすることで、新造・保守費用の節減を狙ったためである。検査時は新木場駅から京葉線を通り、京葉電車区(現・京葉車両センター)に回送されていた。定期検査は東京総合車両センター(旧・大井工場)で担当しており、大崎開業前は京葉線 - 外房線 - 総武本線 - 中央本線 - 山手貨物線のルートで回送されていた。
なお、本形式はJR東日本209系同様にメンテナンスフリーに優れていることから、現在は新保全体系(月検査・年検査に該当する機能保全・重要部検査に該当する指定保全・装置保全・全般検査に該当する車体保全)によって定期検査が実施されている。
所属は東臨運輸区である。開業時は東京テレポート駅下り方の未開業部分を留置線として使用し、列車検査と車両清掃以外の車両基地業務(月検査と重要部・全般検査)をJR東日本に委託していた。平成14(2002)年の八潮車両基地(東臨運輸区)竣工によってこのトンネル内留置は解消された。
保安装置はATS-PとATC-6型を搭載している。平成8(1996)年の開業当初は可搬型のATS-SNも使用できるようになっていたが、八潮車両基地の竣工と埼京線乗り入れに合わせて撤去され、ATCに置き換えられた。なお、ATS-PとATCの切り替えは自動で行われるが、運転台右下の押しボタンにより手動で切り替えることも可能である。

車体:
車体は軽量ステンレス製を採用し、前頭部は丸みを帯びたFRP製カバーで覆う構造を採用し、モダンで暖かみのあるデザインをめざした。新造にあたっては「臨海副都心にふさわしい外観と室内デザイン」「乗客サービスの充実を図る」「保守の低減を図る」点を主要方針とした。車体構造は209系に準じた構造であるが、外板の厚さが209系のt=1.2mmに比べて0.3mm厚いt=1.5mmを確保した。
外板仕上げは209系の全面つや消し(ダルフィニッシュ)仕上げに対し、本形式では幕板外板(上部)と腰板外板(下部)には光沢(ベルトグラインド)仕上げを採用している(それ以外はつや消し仕上げ)。車体側面には「海」を連想させるものとして「ライトブルー」と「コバルトグリーン」のラインカラーを配しているほか、車両の前面と側面には「TWR」のロゴマークを配置した。

運用区間:
りんかい線と乗り入れ先の埼京線・川越線大宮 - 川越間で運用されている。原則、運行番号が80・90台の列車が70-000形充当列車だが、場合によっては70-000系がJR車両の代走をすることもある(逆も有り得る)。
運用の関係でりんかい線に直通しない埼京線・川越線のみ運行する列車にも使用されている。なお、平成22(2010)年1月現在、平日・土休日ともに85運行でJR川越車両センターに入区して夜間滞泊し、翌日の91運行で出区する運用が組まれている。

(記事内容 Wikipedia:平成27(2015)年7月6日更新から)
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by fbox12 | 2015-08-12 19:51 | 鉄道・バス