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清酒 神聖(しんせい)

a0057057_17153745.pngミニチュアボトルコレクション 159

酒類:(酒税法上)醸造酒類(清酒)
酒類通称:日本酒(旧、清酒一級)
原材料:米麹
度数:15.5度以上16.5度以下
容量:50ml
製造所:株式会社山本本家(京都市伏見区上油掛町36-1)T910

製造元の山本本家は、延宝五(1677)年に伏見七ツ井のひとつ、白菊井の湧く現在地にて創業した。
当主は代々源兵衛を名のり現在十一代目に至っている。
慶応四(1868)年1月3日夜半勃発した鳥羽伏見の戦いにより、伏見の町は甚大な被害を被り、焼き払いの火のために、山本本家も全焼の憂き目をみる。現在ある本社社屋は同年に再建したものである。
伏見は内陸に位置しており、商品の運搬は専ら濠川、高瀬川などの水運を利用していたため、現在のように灘に次ぐ銘醸地として知られるようになったのは明治以降の鉄道や車の台頭による運搬方法が発展してからで、大正元(1926)年(注、原文のままであるが、大正元年は1912年7月30日からで、1926年は12月25日までが大正15年、25日から31日までが昭和元年である)から東京の問屋と直接取引を開始。関東方面で「神聖」の販路を拡大した(「神聖」は一級酒で、同社の二級酒は「明けごころ」)。
八代目源兵衛は、後に自ら道興と名を改め、茶道・和歌に身を投じた風流人で、文化人富岡鐵斎とも懇意にしていたことから、九代目源兵衛の結婚の折りに、それを祝して鐵斎より「神聖」の毛筆文字を贈られ、現在の「神聖」のラベルに使用している。
昭和37(1962)年、人気喜劇俳優の伴淳三郎を起用したテレビCMで、「かあちゃん、いっぱい、やっか」というフレーズが印象的で、全国的に「神聖」ブームを呼び起こした。

このボトルは、日本酒一升瓶型には珍しく50ml入りのもので、飲み比べや、飲み切りサイズの100mlより小さいサイズ。実は、酒店のディスプレイ用(当時の一級酒)である(中身は、本物)。

現在、「神聖」には、「特撰神聖」、「上撰本醸造神聖」、「神聖純米吟醸」、「濃醇神聖」、「金印神聖からくち」、「金印神聖」、「神聖生貯蔵酒」、「神聖純米酒」などがある。

(以上、記事内容 山本本家HPから)
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by fbox12 | 2015-03-20 17:15 | コレクション