fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

13 桜木町(さくらぎちょう)駅 (JR東日本 / 横浜市 / 旧東急)

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桜木町駅は、明治5(1872)年、日本で最初に鉄道が開通した時に初代の横濱驛として開業した。その後、東海道本線の延伸に伴い「横濱驛」の名称を現在の横浜駅に譲り、大正4(1915)年に桜木町驛に改称された。また、平成16(2004年1月30日までは東京急行電鉄(東急)の東横線も乗り入れており、同線の終着駅であったが、同年2月1日の横浜高速鉄道みなとみらい21線の開業と共に廃止となった。

13-1 JR東日本
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a0057057_17304816.png所在地:神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1
所属・路線:東日本旅客鉄道株式会社・根岸線
電報略号:サチ

JR東日本の駅は、同社根岸線に所属するが、根岸線(横浜-磯子-大船間)のみで完結する列車はなく、すべて(通称)京浜東北線と一体の直通運転を行っており、東神奈川駅から直通している横浜線の電車も日中の多くの電車と朝晩の一部電車が当駅へ乗り入れを行っている(横浜線の昼間時の根岸線直通電車は全列車が当駅発着であり、横浜線快速電車もほぼ全ての電車が当駅発着で運行されている)。また、当駅からは東海道本線支線(高島線)が分岐しているが、同路線は基本的に貨物列車専用であり、定期旅客列車の運行はない。

歴史:
1872年6月12日(旧暦、明治5年5月7日):品川 - 横濱間で仮開業した日本初の鉄道の横濱驛として開業
明治6(1873)年9月15日:貨物の取り扱い開始
明治20(1887)年7月11日:官設鉄道(内閣鐵道局)が国府津駅まで延伸開業、スイッチバック式の配線となる。
明治42(1909)年10月12日:東海道本線所属駅となる。
大正4(1915)年8月15日:横濱驛(二代目)開業により桜木町驛に改称、東海道線の電車線の終点駅となった。程ヶ谷驛(現在の保土ヶ谷駅)への路線が廃止され、スイッチバック解消
 12月30日:貨物の取り扱いを廃止。機能は駅東側に新設された東横濱驛に業務移管
大正12(1923)年9月1日:関東大震災により、開業時からの駅舎焼失
昭和2(1927)年:駅舎改築
昭和26(1951)年4月24日:構内で京浜線電車が全焼し、死者106名・負傷者92人を出す大惨事となる(桜木町事故〈桜木町事件とも〉、国鉄戦後五大事故の一つ)。
昭和39(1964)年5月19日:根岸線が磯子駅まで開通、同時に根岸線所属に変更
 6月1日:東海道本線貨物支線(高島線)が高島駅まで開通
昭和62(1987)年4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
平成元(1989)年頃:駅舎を移転・新築(現駅舎)
平成9(1998)年:「関東の駅百選」に選定される(JR駅のみ)。
平成13(2001)年11月18日:ICカード「Suica」供用開始
平成19(2007)年:改札内にエレベーター新設
平成26(2014)年:北改札及び東西通路開業(従来の改札(タイトル写真)は、南改札となる)

駅構造:
島式ホーム2面3線を有する高架駅で、折り返し用の中線を2本のホームで共用している。この中線(2・3番線)は関内・磯子方面とはつながっておらず、横浜・東神奈川方面への折り返ししかできないため、2番線を降車専用、3番線を乗車専用としている。平成27(2015)年3月時点におけるダイヤでは、折り返しは朝時間帯の一部列車とデータイム時(6 - 17時台 (土休日は18時台))に横浜線直通列車が、その他の時間帯は京浜東北線直通列車が使用している。夜間駅留置の列車もこの中線を使用する。
また、当駅は高島線(東海道本線貨物支線)と根岸線の合流点にあたるため、両ホーム横浜方の上には信号扱い所が設けられ、終日運転取扱者がここに常駐する。また、忘れ物の取り扱いも終日ここで行っている。
エレベーターは改札内と上下各ホームを結ぶものが存在する。横浜方面に北改札が新設された際、同時に東西通路も整備され、みなとみらい方面や紅葉坂方面へのアクセスの改善が図られている。さらに高架下を利用した駅併設の商業施設として、JR東日本のグループ会社である横浜ステーシヨンビルが管理・運営する「CIAL桜木町」が開業している。

のりば:
のりばは北東(横浜港)側を1番線として、順に下表のように割り当てられている。
1番線 根岸線 下り 関内・磯子・大船方面
2番線 (降車専用ホーム)
3・4番線 京浜東北線 北行 横浜・東京・大宮方面
       横浜線 新横浜・町田・八王子方面
北行方面(3・4番線)も横浜駅までは根岸線ではあるが、当駅には横浜線の列車が多数乗り入れているため、のりばの案内では区別のため便宜上、直通先である「京浜東北線」の名称が記載されている。
1・4番線には高島線からの貨物列車も通過するため、これらのホームに設置されている電車の接近を示すランプには『電車がまいります』の表示の上に『通過列車』のランプがある。
4番線の横浜方に設置されている根岸線出発信号機と高島線出発信号機にそれぞれ『電出』(電車線出発の意)と『貨出』(貨物線出発の意)と記されているのは、かつての京浜東北線が東海道本線の『電車線』、高島線が東海道本線の『貨物線』とそれぞれ同じ東海道本線の支流にあたっていたための名残りであり、『京浜東北・根岸線』や『高島線』などの通称が汎用される今日でもこの表記が残っている。


13-3 横浜市
a0057057_20453811.png所在地:神奈川県横浜市中区花咲町一丁目34
所属・路線:横浜市交通局(横浜市営地下鉄)・ブルーライン(3号線)
駅番号:B18(駅副名称:県民共済プラザ前)

改札口は国道16号を挟んだぴおシティの地下3階、ホームは地下4階にある。JRの駅とは「野毛ちかみち」でつながっている。JRと横浜市営地下鉄との連絡運輸*は設定されていない(隣の横浜駅と関内駅が指定されている)。

*連絡運輸:
2以上の運送事業者間を経由する旅客・貨物を運送する場合に、関係事業者間で締結した契約に基づき行われる運送業務のこと。旅客輸送については複数事業者にまたがる乗車券(航空券、乗船券)の発行と内部的な運賃精算処理を行い利用客の便宜を図る(必ず行われるわけではない)。

歴史:
昭和51(1976)年9月4日:3号線横浜 - 伊勢佐木長者町間の開通時に開業
平成19(2007)年3月18日:ICカード「PASMO」供用開始
 5月12日:ホームドア使用開始
平成20(2008)年3月30日:3号線をブルーラインに改称
平成24(2012)年5月1日 - docomo Wi-Fiによる、無線LANサービス開始

のりば:
1番線 ブルーライン 関内・湘南台方面
2番線 ブルーライン 横浜・あざみ野方面
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。


13-902 東急(廃止)
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a0057057_18531457.pnga0057057_18543183.png所属・路線:東京急行電鉄株式会社・東横線


a0057057_2028306.png東横線のかつての終着駅。横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴い、平成16(2004)年1月31日付けで横浜 - 当駅間が廃止された。廃止時の駅構造はJR(1〜4番線)から続いて5・6番線となっていた(上右写真6番線)。

歴史:
昭和7(1932)年3月31日:東京横濱電鉄(現在の東京急行電鉄)の東横線が高嶋町驛から延伸開業し、その終着駅として開業
昭和31(1956)年:高島町 - 当駅間複線化
平成16(2004)年1月30日:横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴い、この日の終電をもって営業終了。翌31日付けで廃止

バス路線:
駅の東側にロータリーがあり、以下の様に各路線が乗り入れていて、桜木町駅前・桜木町駅と称している。一部のバス停はJRと横浜市営地下鉄の間の国道16号上に存在している。また、駅西側の県道218号線上には野毛大通り停留所があり、こちらも利用可能である。なお、同バス停は江ノ電バス(現:江ノ電バス横浜)だけが桜木町停留所を名乗っていたが、平成20(2008)年7月1日から野毛大通り停留所となった。

桜木町駅前・桜木町駅
1番乗り場
(神奈川中央交通)
  11(YAMATE LINER):保土ヶ谷駅東口行(港の見える丘公園前経由)
(横浜市営バス)
  26:海づり桟橋・横浜港シンボルタワー・本牧車庫前行(大桟橋・山下公園前経由)
 109:【循環】スカイウォーク前行(中華街入口経由)、日中2本のみ。
  20:山手駅前ゆき(中華街入口・港の見える丘公園前経由)
2番乗り場
(横浜市営バス)
   8:本牧車庫前行(中華街入口・本牧三渓園前(一部本牧市民公園前)経由)
  58:磯子車庫前行(中華街入口・間門・根岸駅前経由、平日8本のみみなと赤十字病院も経由)
 148:本牧車庫前行(急行運転 中華街入口・和田山口・本牧三渓園前経由、次は中華街入口に停車)
3番乗り場
(横浜市営バス)
  21:市電保存館前行(元町・旭台・根岸駅前経由)
 158:滝頭行(日本大通り駅県庁前・浦舟町経由)
4番乗り場
(横浜市営バ)
 109:横浜駅行(アンパンマンミュージアム前経由)
 156・292:パシフィコ横浜行
 100円バス:赤レンガ倉庫ゆき(美術の広場前経由)
 あかいくつ:港の見える丘公園前循環(パシフィコ横浜経由)
6番乗り場 
(横浜市営バス)
 113:磯子車庫前行(羽衣町・吉野町駅前経由)
7番乗り場
(横浜京急バス)
 110:磯子駅・杉田・杉田平和町行
 空港リムジン:羽田空港行
8番乗り場
(横浜市営バス)
  89:一本松小学校前行(野毛町経由)
  99:磯子車庫前行(市庁前・元町・根岸駅前経由)
(相鉄バス)
  旭4:美立橋行
9番乗り場
(神奈川中央交通)
  横43:戸塚駅東口行(羽衣町・井土ヶ谷経由)
  横44:戸塚駅東口行(羽衣町・井土ヶ谷・こども医療センター経由)
  船20:大船駅行(羽衣町・上大岡駅・清水橋・天神橋経由)
  港61:港南台駅行(羽衣町・上大岡駅・清水橋経由)
10番乗り場
(横浜市営バス)
  89:横浜駅行
 156:滝頭行(日ノ出町駅前・吉野町駅前経由)
 292:浅間町車庫前行(西区総合庁舎前・岡野町経由)
 100円バス:日ノ出町駅前行
(フジエクスプレス)
 134:【循環】本牧元町行(みなと赤十字病院経由)
 【直行】みなと赤十字病院行
 【直行】新山下ダイワコーポレーション前行(平日のみ)
11番乗り場
(横浜市営バス)
 101:根岸駅行(元町・間門経由)
 105:本牧車庫前行(元町・大鳥中学校前〈一部本牧市民公園前〉経由)
 106:本牧車庫前行(元町・本牧三渓園前〈一部本牧市民公園前〉経由)
12番乗り場
(横浜市営バス・横浜京急バス・神奈川中央交通)
 8・26・58・105・110・148・328:横浜駅行(148・328は急行運転で横浜駅改札口前までノンストップ)
 101:保土ヶ谷車庫前行(洪福寺経由)
 106:保土ヶ谷駅東口・境木中学校前行(戸部駅前・水道道経由)
 横43・横44・港61:横浜駅東口行
路線バス用降車場
 路線バスの他に乗り入れている会社の貸切バスが利用している。
貸切バス用降車場
 神奈川県バス協会に加盟しているバス会社が利用できる。

野毛大通り
(横浜市営バス)
  89:横浜駅行/一本松小学校前行(野毛町経由)
 156:パシフィコ横浜行/滝頭行(日ノ出町駅前・吉野町駅前経由)
 292:パシフィコ横浜行/浅間町車庫前行(西区総合庁舎前・岡野町経由)
 100円バス:赤レンガ倉庫行(けいゆう病院経由)/日ノ出町駅前行
(フジエクスプレス)
 134:本牧元町循環(みなと赤十字病院経由)
(江ノ電バス横浜)
 横浜線:横浜駅行/大船駅行(日ノ出町駅前・上大岡駅経由)
 栗木線:横浜駅行/栗木行(同上)

横浜桜木町(横浜桜木町郵便局前)
(杉崎観光バス)
 杉崎高速バス:名古屋駅前行
 杉崎高速バス:大阪・三宮行
 杉崎高速バス:大阪・長堀・鳥取行
 杉崎高速バス:岡山行
(桜交通)
 キラキラ号:山形・鶴岡・酒田行
 さくら高速バス:京都・大阪行
(千葉みらい観光バス)
 KBライナー:京都・大阪・姫路行


(参考資料:Wikipedia 平成27(2015)年11月22日更新)
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by fbox12 | 2015-12-06 11:18 | 鉄道・バス