fbox12 blog (博物館fbox12 館長の雑記帳)

EF58形模型(実物補助資料として編集中)

実物について → 国鉄EF58形改良型 (日本国有鉄道 EF58形旅客用直流電気機関車)

a0057057_1782122.jpg形式:EF58
車号:EF58 4
仕様:試験塗装機
製造:KATO(品番:3055)(中古)
改造整備:ホイッスル取り付け(入場時済み)

昭和30(1955)年3月に東芝で改装(当初の製造は日立)されたもので塗装試験機の最後(4番目)の機。

模型は、KATOがNゲージ鉄道模型誕生40周年記念4両セットの内の1両として販売されたもの。
このセットの販売当初は瞬く間に完売。以後はプレミア価格となり、オークションなどでも結構な金額で取引されていため、欲しいと思いながらなかなか手が出せずにいたが、ある程度行き渡ったのか市場でも在庫がダブついてきたようで、値段も崩れ始めて購入しやすいところまで下がってきた。また、セットをばらした単体としての販売(中古の取引)も活発となった。
ただ、この4号機だけは人気があるのか、なかなか単体で出回らず、出ても他の機に比べ倍近い価格で取引されていた(逆にいえば、4号機だけ単体で売ってしまって、他の3両が余ってしまい安値になった、ともいえる)。
このセットは、KATO としても気合の入ったもので、それぞれの型の違いを新しい金型で作り直し、特定ナンバー機のためあらかじめナンバーもモールド、下回りもグレーになっている。
4号機の形態的な特徴は、ヘッドライト大型(LP402)、前面小窓、水切りあり、側面屋根昇降段欠き取りなし、エアフィルタ縦型、誘導握り棒、誘導踏み段、前面手すり、信号炎管などは未取付、SG排煙口原形のガーランド形、先台車先輪覆い(日立初期車の)一体型で、古い製品と並べた時の違和感をなくすためか、例によって、車体が若干長いのとクリーム色のパーツがおもちゃっぽいのを除けばほぼ完璧な模型化といえる。
なお、ホイッスルは、前のオーナーによって既に取り付けられてあり、連結器はカトーカプラーNのグレータイプが元から付いていた。
4号機の塗装試験機は、その昔、ホビーセンターカトーが青大将色(品番:306-2)の塗り替え特製品を出したことがあった。
今のROUNDHOUSEの特製品と同じで、既存の製品(型)を利用している関係から細かい部分で妥協したいわゆる「タイプ」で、塗装は製品の上に塗り重ねたもの、ナンバーは特製だったがハメ込み式のため今の製品水準からするとかなりクオリティ的には低いものだった。

a0057057_15331598.jpg形式:EF58
車号:EF58 16
仕様:試験塗装機
製造:Micro Ace(品番:)(中古)
改造整備:カトーカプラーN(グレータイプ)(入場時取付済)

Micro Ace が国際鉄道模型コンベンション会場限定品として販売されたもの。
Micro Ace 標準仕様の巨大なホイッスルや側窓の位置、全体的な腰高な感じ、特定ナンバー機なのに別付けのナンバー(それも素人が改造で付けたような一段凹んだ取り付け)、折りたたみ姿のおかしなパンタ、点きっぱなしのテールライト、明るすぎる台車のグレー、この頃は付いていなかった誘導踏み段、はたまた、当たり外れのある走行など、一般的な評価は芳しくないないものだが、写真のものは、走り出しこそギクシャクするが、段々走行を重ねるうち結構スローも効く。

a0057057_16185315.jpg形式:EF58
車号:EF58 35
仕様:7窓機
製造:Micro Ace(品番:A1710)(中古)
改造整備:KATO (かもめ)ナックルカプラー(入場時取付済)

製造途中で凍結されていた箱形旧車体に流線型の運転席部を付ける大改造により昭和27(1952)年3月9日東京芝浦電気で製造された機で、7つの側窓が特徴の実質新58の第1号機。

この青塗装は続いてKATOからも出され競合になっている。
Micro Ace機の特徴として、テールライトが大きめ、相変わらず特定ナンバー機でありながら後付けのナンバー(前面は凹みあり。)、ホイッスルカバー・信号煙管がオーバースケールなどこれまでのMicroの標準仕様はそのままに加え側面屋根昇降段に欠き取りないことと、避雷器の位置が完全にエラー。
ただ、前面の印象はKATOより58の特徴を捉えていているような気がする。
カプラーは、前オーナーによりナックル化されており、移籍後全く手を加える必要がなかった。

a0057057_15185385.jpg形式:EF58
車号:EF58 61
仕様:お召し
製造:KATO(品番:3038)(中古)
改造整備:カトーカプラーN(グレータイプ)(入場時取り付け済)
 ニギリ棒、ホイッスル、信号炎管、列車無線アンテナ、避雷器取り付け(すべて入場時済)

製造計画の段階からお召し機として指定され、昭和28(1953)年に日立製作所でされた機で、お召し用の特別装備が施されている。

当初、KATO(関水金属)のお召し機は、宮沢模型から初期の茶色機(品番:306-1)にメッキの帯を貼り付ける形にした本体込の改造バージョンが発売された。
このベースになった初期の本体は小窓機のため、そのままで完成させても雰囲気だけのいわゆる「タイプ」にしかならず、窓を大きくし、ガラス部に透明のプラ板をハメ込み各部に色差しをしてなんとか「らしさ」を演出していた。
次の(というより、正式なお召し機としての)リリースは、昭和60(1985)年の品番3006-9 で、306 の後期に出されたいわゆる2次製品の仕様。ナンバーはまだ選択式(他の茶色機と共用)だった。
ちなみに、KATOの製品番号における特徴は、同じ番号であってもロットの違いで仕様が大きく変更されたものや付属パーツに差異があったりする反面、全く違いがないものが別の番号だったりする。
特に昨今では、大きめに作られていた機関車が、ファインスケールの方向へ向かい始め、同じ形式でありながらロットにより縮尺が異なるという、買う側が確認を要するという面倒な状況になっている(EF58形などは、車体長が長いまま)。
写真のものは、品番3038 の一番古いロット(平成13(2001)年製)のもので、平成24(2012)年のリニューアル品のように、フライホイール仕様や機械室のオフホワイト化にはなっていない。

a0057057_21134114.jpg形式:EF58
車号:EF58 67
仕様:大窓茶色
製造:KATO(品番:3020-4)(中古)
改造整備:ナックルカプラー、ニギリ棒、ホイッスル(すべて入場時済)

a0057057_14172258.jpg形式:EF58
車号:EF58 152
仕様:青大将ヒサシ
製造:ENDO(品番:2101)(中古)
改造整備:

Nゲージの車両そのものが少ないころ、16番をそのまま小さくしたような形でリリースされたENDO製Nゲージの車両。
当時としては、色が5種類(茶・青大将・ブルトレ・一般色・ブラスクリアー仕上げ(すなわち金色))。車両形態がヒサシなし(ナンバーは塗色に関係なく 124 )とヒサシ付き(ナンバーは同じく 152 のみ)の2種で、都合8種類(ブルトレ色はヒサシなしのみ。クリアー仕上げはヒサシ付きのみ)のバリエーションがあったが、もともと金属製のため販売価格が高く、後にKATO(関水金属)と競作になってしまったこともあって、新品には手が出せないものだった。
形態的には、多少オーバースケール気味で、動力装置の関係からか車高も高いため他社製品に比べるとかなり大柄に見える。
牽引力はかなりあるが、走り出しや最高速度などに個体差が大きい(現状、ENDO製EF58形は全機静態保存)。

a0057057_21171373.png形式:EF58
車号:EF58 152
仕様:茶色ヒサシ
製造:ENDO(品番:2101)(中古)
改造整備:

ENDO製EF58形:上記以外にENDO製EF58形については、次の様な特徴(ネット上の記載)が見られる。
① 動力装置は2種類あり、
  製造前期のものはダイキャストのブロック全体が青竹色(国鉄乗務員室内色)(上記青大将色が該当)
  後期のものは黒
② 台車は4種類あり、
  1. 極初期のものはトラクションタイヤが全くない。
  2. 第1動輪又は第6動輪の両側がトラクションタイヤとなっているもの。
  3. 2. の代わりに第2動輪又は第5動輪が該当するもの。
  4. 3. が片側のもの(上記青大将色が該当)。
③ ブルトレ色は、実物がないためヒサシなしのみだった。
  -(写真は準備中であるが)筆者自身がヒサシ付き(①は青竹色、②は4.に該当)の車両を所有している。
    よって、この記述は誤りと思われ、上記青大将色の記事の「都合8種類」も「9種類」が正しい。
④ ENDO 内部で、EF58 4号機(上記試験塗装:SNCFカラー)が作られたが、市販はされなかった。
  -下記リンク先に画像があるので間違いではないと思われる。
    http://www.hillman-imp.co.uk/c_ef58_e.html

(この項については、上記リンク先の記事を参考にさせてもらいました)。
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by fbox12 | 2012-08-18 15:36 | 鉄道・バス