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29 駿河小山(するがおやま)駅 (JR東海)

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所在地:静岡県駿東郡小山町小山
所属・路線:東海旅客鉄道株式会社・御殿場線
電報略号:スル

概要:
明治22(1889)年に国府津 - 御殿場 - 沼津間の鉄道が開業したとき、その中間駅の一つとして紡績業で発展した静岡県駿東郡小山町東部の小山地区に開業したのが小山驛、後の駿河小山駅である。国府津 - 沼津間を結ぶ現在の御殿場線は当時東海道本線の一部であり、小山驛も東海道本線の駅として機能していた。
駅が開業したことにより、周囲の村が発展する契機となった。明治31(1898)年には富士紡績の工場が村内で操業を開始し、日本全国から集められた工男・工女が小山駅に降り立ったと言われる。この紡績工場は、鐵道省の『新鐵唱歌』で「瓦斯紡績の工場に その名知られし駿河駅」と歌われている。鉄道開通によって活況を呈した周囲の村は、大正になって町制がしかれている。現在でも駅の裏手に紡績工場が控える。
昭和9(1934)年に丹那トンネルを通る熱海 - 沼津間が開業し東海道本線が同区間経由に変更され、国府津 - 御殿場 - 沼津間が「御殿場線」という地方路線に格下げされたことは、小山の町にもかなりの影響を与えた。夏場に富士登山に訪れる客を見込んで土産品の即売所を開設しアピールしたが失敗し、地元商工会が町民に町内での買い物を呼びかけたほどであった。見切りを付けた商人は町から出ていったとも言われている。
駅がある場所は静岡県と神奈川県の県境に近く、普通列車と、一部の特急「あさぎり」が停車している。静岡県内の鉄道駅では最も北に位置する。

年表:
明治22(1889)年2月1日 - 官設鉄道(内閣鐵道局)の小山(おやま)驛として、国府津 - 静岡間の開通時に開業。旅客・貨物営業開始
明治24(1891)年3月1日 - 当駅 - 御殿場間複線化、単線と複線の切替地点に。
a0057057_17123290.png明治42(1909)年10月12日 - 線路名称制定、当駅を通る路線を東海道本線と命名
明治45(1912)年7月1日 - 駿河(するが)驛に改称。
(同年5月1日に六合(ろくごう)驛に改称する予定であったが、6月1日、次いで7月1日に延期され、六合驛ではなく駿河驛に改称された)。
昭和9(1934)年12月1日 - 東海道本線熱海 - 沼津間開通に伴い、東海道本線国府津 - 駿河 - 沼津間は御殿場線に改称
昭和18(1943)年7月11日 - 御殿場線単線化
(写真:現在も残る複線の頃のトンネル)
昭和27(1952)年1月1日 - 駿河小山駅に改称
昭和43(1968)年 - 駅舎改築
昭和43(1968)年4月27日 - 御殿場線国府津 - 御殿場間電化に伴い、構内を電化
昭和48(1973)年10月1日 - 貨物取扱い廃止
昭和59(1984)年2月1日 - 荷物取扱い廃止
昭和62(1987)年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海が継承
平成24(2012)年3月17日 - 無人駅化

駅構造:
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームの南側が下り列車が発着する1番線、北側が上り列車が発着する2番線である。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
ホームの外側に1本ずつ側線があるほか、上り側線から、富士紡績小山工場(現・フジボウテキスタイル小山工場)への専用線を転用した保線車両留置線が分岐している。
御殿場駅管理の無人駅。かつては東海交通事業による業務委託駅であったが、平成24(2012)年3月17日に無人化され、キヨスクも閉店した。このため、乗車の際はワンマンカーは整理券を取り下車駅精算、または乗りかえ列車内で乗車券類購入、特急「あさぎり」号などの車掌乗務列車は車内で乗車券類購入となる。但し土曜、休日の一部時間帯に御殿場駅から駅員が派遣される。

のりば:
1番線 御殿場線 下り 御殿場・沼津方面
2番線 御殿場線 上り 松田・国府津方面

駅舎は構内の南側にある。駅舎はやや高い位置に設置されているため、出入口前に階段がある。跨線橋は駅舎に直結し、1番線を跨いだ先から階段がホームへ下りている。

バス路線:富士急行の路線がある。
 小山教会(平日のみ)
 冨士小山病院経由 冨士霊園(土休日のみ)
 明神峠(土休日のみ)
 一色経由 御殿場駅
 足柄駅経由 小山高校(平日のみ)


(参考資料:Wikipedia平成27(2015)年5月12日更新)
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by fbox12 | 2015-12-27 10:07 | 鉄道・バス